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地獄ヨガ・趣味編|ストライクガンダム建造記録:Phase 02「ボディ」

「自我(頭部)」を手に入れた次に私が向き合ったのは、この「胴体」という名のブラックボックスである。

一見、ただのプラモデルのパーツに見えるが、地獄ヨガの視点で見れば、これは極めてシュールな「内省の鏡」だ。

​■ 1. 「胴体」という名の不条理なコンテナ


ストライクガンダムの胴体部を組み上げながら、私は自分の腹の底を覗き込んでいるような錯覚に陥った。

複雑な内部フレームに、外装を一枚一枚被せていく作業。それは、人間が社会という荒波の中で、本音を覆い隠すために「建前」という名の装甲を貼り付けていく姿に似ていないか。

​「このパーツの下に、私は何を隠したのだっけ?」

​そんな自問自答を繰り返しながら、ピンセットを動かす。

もし、このガンダムが私の代わりに「お腹が痛い」と叫んでくれたら、どれほど楽だろう。プラスチックには鬱血も炎症も起こらない。その無機質な完璧さが、今の私には少しだけ羨ましく、そして滑稽に映る。

​■ 2. コックピットの「不在」という名の自由


この胴体の中央には、パイロットが座るべき空虚な空間――コックピットがある。

まだ誰も座っていないその椅子を眺めていると、ふとシュールな考えが頭をよぎる。

​「ここに座るのは、本当に私なのだろうか?」

​我々は日頃、自分自身の人生の操縦席に座っているつもりでいる。

しかし、実際には「常識」や「他人の目」という名のオートパイロットに操られているだけではないか。

この小さなプラスチックの椅子は、沈黙をもって私に問いかけてくる。

「次は、誰の意志でここを動かすつもりだ?」と。

​■ 3. 排熱ダクトから漏れ出る「本音」


​胸部に並ぶ排熱用のダクト。

ここから漏れ出るのは、高性能な核の熱気か、それとも現代社会を生き抜くための、ほんの少しの「溜息」か。

地獄ヨガにおいて、排出は浄化である。

溜め込んだ熱(ストレスや不条理)を、このダクトからシュッと排出するイメージを持つ。

たとえ肉体が支配されていても、精神の排気口だけは常にクリーンに保ちたいものである。

「前回の頭部に続きボディが完成しました。」

​胴体部が完成した


まだ手も足もない、ただの「箱」のような状態だが、そこには不思議な充足感がある。

器を作ることは、自分を受け入れる準備をすることだ。

不自由な肉体を抱えながら、それでもこの「コア」を磨き続ける。

それが、地獄ヨガという名の、気高くも少しおかしな私の戦い方なのだ。

ナマステ。

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