47歳でも「Official髭男dism」を原キーで歌えるミックスボイスの習得方法と3年間の記録──挫折・絶望・そして突き抜けた日のこと
2026/4/23追記:この記事は計2名の方にご購入いただいております。
2026/4/25追記:有料記事内の鼻腔共鳴に追記
2026/7/9追記:この記事は計3名の方にご購入いただいております。
2026/8/6追記:この記事は計4名の方にご購入いただいております。
2026/8/10追記:有料記事内で発声の実演を追加
私のレベルはこんな程度です。あわせてご参照ください。
https://note.com/cute_tulip3523/n/n1e174269ac65
はじめに──あの頃は絶対「無理だ」と思っていました。
カラオケで歌うたびに、なんで原キーで歌えないのかわからなかったんです。
サビに入った瞬間、声が出ない。喉が詰まる。無理やり絞り出すと怒鳴っているみたいになる。
仕方なく裏声に逃げると、今度はスカスカで聴けたもんじゃない。
だから毎回キーを−3〜−5落として歌っていたんです。
正直、私、歌には自信がありました。
子供のころから「歌が上手いね」とは言われてきていたんです。
でも、「原キーではなんで歌えないんだろう?」と。
「プロの歌手はどうやってあんな高い声を出しているんだろう。」と。
何度もそう疑問に思っていました。
とにかく歌を習ったことも、教わったことも、合唱に参加したことも、バンド活動したこともなかったので、思いつきもしません。
当時44歳。音楽の専門教育も受けたことがない、ただの歌好きのおっさんが、Official髭男dism、ミセスグリーンアップル……果たして原キーで歌えるのだろうか?
いや、何もないおっさんだけど、20数年仕事で培った論理的思考を、原キー挑戦に使ったらいけるんじゃないか?と。
結果、今、47歳の私は、「Official髭男dism」の曲を原キーで歌えています。
歌える曲は、
イエスタデイ
Pretender
I Love...
宿命
3年間かかりました。
何度も挫折しました。50回以上は挫折しているんじゃないでしょうか。
「一人カラオケをしている40代のおっさん」という痛さと、音楽が好きという気持ちがせめぎ合いながら、それでも諦めませんでした。
このnoteには、その3年間で私が体得した腹式呼吸・ミックスボイス・鼻腔共鳴・舌根を落とすという4つの技術を、
経験した順番に、感情もそのまま包み隠さず書きました。
ボイストレーニングに通うのもいいのですが、正直、ボイトレに通い続けるのは勇気もお金もかかります。
私のnoteはボイトレ1回分よりも安い価格で提供しています。
そう考えれば、購入は決してハードルは高くないと思います。
私が地元の音楽の先生、シアーミュージックに通ってみた感想も書いていますので、参考にもなるはずです。
本気で原キーに挑戦するなら、習得までのロードマップにぜひお試しください。
実践編①:ミックスボイスの出し方
はじめから実践の話をします。
まず、「地声とは何か」を体感してもらう必要があります。
「ハッ!!!」と言ってみてください
今すぐ、声に出して「ハッ!!!」と強く言ってみてください。
(和田アキコさんの「あのころは、ハッ!!!」のあれです。古いですねw)
やっていただけましたか?
この「ハッ!!!」を言ったときに、体の3か所にアタック感があったはずです。
1か所目:お腹の下(横隔膜あたり)
これは腹式呼吸が使えている証拠です。良いことなので、一旦お話を置いておきます。(実践編②「腹式呼吸」の章を参照)
2か所目:胸のあたり
「チェストボイス」と呼ばれる感覚です。
3か所目:喉のあたり ← ここが問題です
この「喉へのアタック感」こそが、喉が閉まって音を出している状態。
これがいわゆる「地声」の正体です。
地声の問題点を体感する
思いっきり「ハッ!!!」と言ったあと、すぐに「ハーーーー」と続けて言えますか?
……言えないですよね。
喉が詰まって言えないと思います。
これが「喉が閉まる」、地声の構造的な問題です。
言える、とおっしゃる方は何かしらをいったん解除したから
「ハッ!!!、クゥハーーーー」と言えています。
この「、クゥ」のところが喉閉めを解除したということになります。
音楽活動をしたことない私のような人は、この「喉が閉まる発声」しか知らないんです。
ずっとこれで歌っているから、高音になるほど喉がもっとぎゅっと締まり、
怒鳴って歌う人
かすれるように歌う人
諦めて裏声に逃げる人
になってしまう。これが地声歌唱の限界です。
この状態でいくら独学で歌っても、音域は上がらないです。
なぜなら地声歌唱では、midA(ラ)の音以上は必ず喉が締まるのでそれ以上の個所に手が届かないから。
歌の練習を始めて、私はそれを確信しました。
ちなみに、喉には変声点があります。
男性の声だと、midG#(ソ#)までは地声歌唱でも耐えられますが、
midA(ラ)になると地声歌唱ではキツイです。
例でいえば、
レミオロメンの「粉雪」の「こなーーー」が「ラ」
優里さんの「ドライフラワー」の「ぜんぶ、ぜんぶ」の「ぜ」が「ラ」
です。
この「ラ」以上の音を楽に出せるようになるのが、ミックスボイスです。
ではミックスボイスとは何か
ミックスボイスとは一言で言えば、「喉を締めない声」 です。
ネットや動画では「地声と裏声をミックスした声」などと説明されることが多いですが、
私はこれは誤解を生む説明だと思っています。
地声成分と裏声成分を「ミックス」って私意味が分からないですよ。
私の解釈はこうです。
「裏声」のように「スーーー」と息を続ける発声のときに、太く高い声を出せる口の中の場所に声を当てる。
それを腹式呼吸を使って強く音を出す——この解釈であれば、伝わるかと思います。
よって、私の定義は明確です。「喉を締めずに、口の中の高い声を出せる場所に当てて出す声」 がミックスボイスです。
「スー」でミックスボイスの原形を体感する
今度は「スーーーーー」と強めに言ってみてください。
どうでしょう。「ハッ」と違って、喉にアタック感がないですよね?
そのまま何秒でも、息が続く限り続けられますよね?
これが喉が開いた状態です。
喉が開いている状態で出している声なので、喉を閉める地声とはまったく違う発声になります。
理論上は、この状態で歌えば、どんなに高い音でも喉が閉まりません。
高い音を出せる口の中の場所に当てさえできれば、高音が出せます。
(もちろん限界はありますが、髭男やミセスは射程圏内に入ってきます。)
よって、この喉が閉まっていない状態に「高い音が出る場所を当てたい」ですよね?今は息しか乗ってないですから。
それをどこに当てるのか?
では、ミックスボイスについてさらに実戦形式で説明します。
この note でわかること
ミックスボイスとは何か、どうやって習得するのか
腹式呼吸とはどういうことか
鼻腔共鳴とはどういうことか
舌根を落とすとはどういうことか
髭男を原キーで歌うまでの私が体験したロードマップ
なぜ人は挫折するのか、そして諦めないためのメンタルの持ち方
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