アゲハ幼稚園の観察日記
鳥のフンみたいだったアゲハの幼虫がすべてアオムシくんに変身した。

モリモリと食べて、モリモリとフンをする。身体も、最初は細いアオムシくんだったのが、今やムチムチしている。

朝に入れたレモンの葉っぱが夕方にはもう無くなってしまうので補充する。
そのルーティンを繰り返していたら、レモンの木が丸坊主になってしまった。
それで、山椒の葉っぱを追加で入れたり、庭にあったキンカンの葉っぱを入れたりした。
どうやらキンカンの葉っぱも食べるらしい。
好き嫌いのないアオムシくんたちでよかった。
水上げさせていたレモンの葉っぱが、もはや枝だけになってしまった。
葉が下におちていた。
アオムシくんたちはいつの間にか下に降りて落ちた葉を食べていた。
もう身体が大きいから、下で食べている方が安定感があるね。

すっかり大きくなってムチムチボデイのアオムシくんが、フンをヨイショ、と持ち上げて遠くに片付けていた。
見ていると、またフンを持ち上げて、遠くに片付けている。
そういえば、フンが一か所にきれいにまとまっているなあ、と思っていた。自分で片づけていたんだ。なんと綺麗好きな!
そうして、フンがなくなって綺麗になった場所で、お昼寝を始めた。

フンがあると鳥などに見つかってしまうから、自分の周りにはフンがないようにしているのかな。
小さな手と口で持って遠くまで片付ける様子が可愛い。
もう一匹は、フンをするとき、砲弾のようにポーンとフンを遠くに飛ばしていた。
・・・面白いぞ。
羽化を待つばかりのサナギも5匹になった。
3匹は蓋の裏で蛹になり、一匹は壁に取り付けた枝に蛹になった。
小さいアオムシは小さな蛹に。
大きいアオムシは大きな蛹に。
蓋の裏が大人気だった。


サナギは緑色だけではなくて、茶色もいることを知った。
蛹になってから9日目の手前のアゲハは、きっともうそろそろ羽化するに違いない。
サナギの色は2種類あると知ったあとは少し安心したが、サナギが茶色くなると心配になる。
少し時を遡って、まだサナギが一匹しかいない頃、2番目にサナギになったアゲハが、急に茶色になってしまった。


よーくみると、何か中から出てきたような破れがある。
お腹の蛇腹の部分も緩んで開いている。
命の気配がない。
このサナギはそっと蓋から外して、別の虫かごで様子をみることにした。
どうやら、何かに寄生されていたらしい。保護したときすでに寄生されていたのだろう。
しっかり糸をかけて上手にサナギになったのに、自然というのは残酷だ。
昨日、一匹が前蛹のまま葉っぱの上に落ちていた。

それともここでサナギになるのかな?
どうしようかねえ、と母と相談して、箸袋の下の部分で蛹ポケットをつくり、そこに前蛹くんをいれて壁に貼り付けてみた。
今日、前蛹の皮を脱いで無事に蛹になっていた。よかった!成功した!

他にも、枝に登ってサナギになったアゲハもいた。

さっきまで葉っぱをモリモリ食べていたアオムシくんたちが、3匹きれいに枝に並んでじっとしている。一番下はすでに前蛹になっていた。このまま並んでサナギになるのかな?

玄関に置いたレモンの木でも、大きなアオムシが3匹、葉っぱをモリモリ食べている。
近くで大きなカマキリが狙っているから、どうしようかね、保護した方がいいかね、と母と思案中。取り込もうにも、レモンの葉っぱがもうあんまりないからなあ。
レモンの木をもう一本増やした方がいいかもしれない。
それで、アマゾンでレモンの苗木を注文したら翌日届いた。
よかった、間に合ったね。アマゾンすごい!
新しく保護するアオムシたちはこのレモンの木の葉っぱにそのまま乗せることにした。

届いたばかりのレモンの木にお引っ越し
外に3匹いたはずのアオムシが2匹しかいなかった。あれ?もう一匹はどうしたんだろう?
サナギになったのかな?また探して見よう。
伯母が遊びに来て、自分の家の山椒の木にへんな虫がいたからポーンと遠くに投げた、といっていた。
すっかりアゲハの保母さんになっていた我々は思わず悲鳴を上げそうになった。
母が、それはアゲハの幼虫だよ!とアゲハ幼稚園と、羽化したクロアゲハの写真を見せた。
伯母はビックリして、美しいクロアゲハに感動していた。次にアオムシを見つけたら、そーっと見守る、と言った。
その虫かご、どこに売ってるの?と聞いてきた。どうやら育ててみるつもりらしい。
アゲハの保母さんがふえるのは良いことだ。
サナギになってから羽化までだいたい10日~2週間くらいらしい。
もうそろそろ、最初のサナギが羽化するかな。
みんなどうぞ無事に羽化しますように🫶
