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旧テオドラ邸アフタヌーンティーと萩岩睦美展 そして薔薇咲く季節に再び・・・

洋館を見るとうっとりとしてしまう。

山と田んぼしかない田舎に育った私の故郷には、近くに洋館など存在するはずもなく、いったいこの洋館への憧れはなぜなのだろう、と考えてみた。

その答えはすぐに出た。

漫画とアニメだ!

子供の頃からの私のバイブル、萩岩睦美先生の「銀曜日のおとぎ話」はイギリスが舞台のお話で、可愛らしいコテージや古い洋館の描写が素晴らしかった。

銀曜日のおとぎ話よりもっと遡ると、池野恋先生の「ときめきトゥナイト」のドラキュラのお城にうっとりした記憶がある。

一条ゆかり先生の「有閑倶楽部」の豪華なお屋敷やお城にも憧れたなあ。

ルパン3世カリオストロの城のヨーロッパの街並み。湖に浮かぶ城。

さよなら銀河鉄道999の、人間だった頃のプロメシュームが娘2人と住んでいた古城。

王道のシンデレラのお城。

機動戦士ガンダムでガルマと婚約者イセリナがダンスを踊っていた宮殿。

洋館への憧れは、物語にワクワクした子供時代の記憶が原点だったのだ。


4月のある日、萩岩睦美先生のポーとリルフイー展に行ってきた。

場所は豪徳寺にある水色の洋館、旧尾崎テオドラ邸である。

大好きなポーとリルフィの展示会が水色の洋館で開催されるなんて最高だね。

(購入したラインスタンプより)

小人族の王女、ポー。

動物たちと仲良く暮らしている。旅先で出逢ったニンゲンの心に寄り添い、親友が増えてゆく。知らないうちに、小人族とニンゲンの架け橋となっていた。

(購入したラインスタンプより)

ポーを乗せて飛んでくれる相棒、こまどりのリルフィー。

今回は、初めてアフタヌーンティー付き観覧チケットなるものを予約してみた。

チケットは時間指定があり、ピッタリの時間から入場の案内があるので、それまで外で待った。

待っているゲストが多かった。

青空の下の水色の洋館は一層美しい。

豪徳寺から道路を挟んで向かい側にある旧テオドラ邸

ポー&リルフィ展は5月20日まで。

ティールームは玄関からまっすぐ進んだ突き当たりにある。

アフタヌーンティーを予約したゲストは、さらにその奥のダイニングルームに案内される。

予約したゲストに合わせてテーブルがセッティングされているらしく、2人客用の大きなテーブル席が2卓、1人客用の小さなテーブル席が2卓あった。少し迷ったが、壁際の1人席を選んだ。

今日の私のテーブルはここ♡

アフタヌーンティーのテーブルは青いテーブルクロスがかけられている。

他のゲストが既に着席しているので、ダイニングルームの写真は撮れなかったが、光がよく差し込む気持ちの良いダイニングルームだった。

メニューがお皿の上に♬

左が3段トレイの内容。右がドリンクメニュー

上段は季節のショートケーキ、紅茶のシフォンケーキ、開催されている展示会にちなんだケーキ。

中段はスコーン。

下段は3種のサンドイッチ。

テオドラ邸には専属のパティシエさんがいるそうだ。

飲み物はフリーフロー。

4種類の紅茶はポットで提供される。

ポットに茶葉は入っていないので、飲み切ったら新しいお茶をオーダーするシステムである。

和紅茶がすっきりして美味しかった。アールグレイも香り高く良かった。

最初の紅茶はダージリンセカンドフラッシュ。さわやか。

アフタヌーンティーのゲストには萩岩睦美さんの描き下ろしポスターのプレゼントがあった。なんて可愛いの♡やったやったー!

3段トレイはテンションが上がりますぜ。

お屋敷の給仕さんの制服(メイド服)を着たスタッフさんに写真を撮ってもらいました。

ありがとうございました!

キュウリとミントペーストのサンドイッチ

イギリスではキュウリを育てるのが難しいらしく、キュウリのサンドイッチを楽しめるのは貴族のステータスでもあったらしい。これは知らなかった。日本だと、え?なぜキュウリ?となるけど、昔のイギリスではエキゾチックなイメージだったのだろう。

そういえばアフタヌーンティーには必ずキュウリのサンドイッチがついている気がする。

思い返すと、イギリス留学中に通ったスーパーマーケット、セインズベリーにはヘチマみたいに大きいキュウリしか無かった。あまりパリパリしない。

1年間河童巻きが恋しくてしょうがなかったのを思い出した。やはり住むのは日本が一番いい。

チキンのサンドイッチ。少しカレーのような香辛料の味付け。

次の紅茶が来るまでオレンジジュースを注文。とても美味しい🩷

紅茶は抽出に時間がかかるので、次の紅茶は早めにオーダーするのをオススメする。アフタヌーンティーは90分制だが、時間は割とあっという間にすぎてしまう。

卵のサンドイッチ。もちろん美味い!

展覧会にちなんだアップルとベリーとクルミのパイ。うまうま💖

アッサムティーはミルクをオススメされる。少し味が薄いかな。

シフォンケーキは紅茶の香りがして美味しい。

スコーン美味い!かじってしまってから写真を撮った。

残すところはあとショートケーキのみ。

3段トレイの向こう側にかろうじて写っている、壁に設けられた小窓は、かつてダイニングとキッチンをつなぐ窓だったようだ。

アツアツのお料理をこの窓から給仕さんに渡していたのだろう。

イギリスのホストファミリーの、こじんまりしたおうちにもこの窓があって、ごはんの支度のお手伝いをする時にとても便利だった。

季節のケーキはメロンが主役だった。美しく、そして美味しい💖

食後のコーヒー。カップがテオドラ邸のシンボルの絵。

猫に傘を差しかけるテオドラさん

お茶の後はいよいよ2階のギャラリーへ。

階段も美しい。

踊り場の窓は創建当時のものらしい。

今はもう作られていない、少し波うった板ガラスである。

今回の展示会のために書き下ろされた、萩岩睦美先生の作品が来場者を出迎える。

パネルのみ撮影がOKだった。ポーが「at teodora 」とサインを書いているのかな?カワイイ!

編み物をするポー。懐かしい!でも新しい?

今回の展示会では、「月刊リボン」に掲載当時中のとびら絵や、付録に描かれた絵を、萩岩睦美先生が一枚一枚絵を描きさらに加筆のうえ、丁寧に色を塗った再現絵らしい。

美しい、優しい、可愛い、愛しい。

水彩絵の具で絵に色を付け、さらに色鉛筆で色を重ねていく様子がギャラリー内モニターの映像で流れていて、多くの人が食い入るように見つめていた。

一筆一筆楽しみながら、愛情を込めて色を乗せる様子はいつまでも観ていたい魅力に満ちていた。

見ていると、美味しい果物を食べているような気持ちになる。

絵なのに、もぎ取って食べたくなる果物やベリー。指先でつまんでみたくなる緑のグラデーションの葉っぱ。

懐かしくハッとするような鮮やかなイラスト、動物たちやポーやリルフイ、色とりどりの葉っぱや宝石みたいな丸いベリーが生き生きとして、まさに萩岩睦美ワールドだった。

展示は「銀曜日のおとぎ話」だけではなく、その後のリボン掲載漫画「パールガーデン」、「アラビアン花ちゃん」、「魔法の砂糖菓子」のイラスト絵も展示されていた。

全部単行本を買って、何度も読み返した物語だ。

動き出すんじゃないかな?とびっくりするくらい本物そっくりで、しかもたまらなく可愛い鳥や動物の絵も並んでいた。

鳥や動物が大好きな気持ちが、愛らしい動物の絵から伝わってきた。

「リボン」の付録もガラスケースに展示されていた。いくつかはいまだに持ってるよ!懐かしい♡

帰ってきて探したらやっぱりあった!
嫁入り道具に持ってきていた。
中の絵も可愛い🩷
ジュースで水浴び
カニのおにぎりをヨコドリ
ヤマアラシも友だち
海遊びリルフイ
昭和59年7月発行、とある。
えーっと、え?41年前?😱

思いのたけをメッセージに託してノートに向かい合う人。

萩岩睦美先生の物語と絵に心を動かされた人々だ。

私もメッセージを書いた。

萩岩睦美先生、本当にありがとう。

先生の物語と共にあった子供時代はとても幸せでした。



ショップのサインに萩岩睦美先生を見つけた。あれ?その上にいるのはまさか、、、

なんと!萩岩睦美先生のポーとリルフイの上にいるのはシャア・アズナブルではないですか!

前回来た時は気が付かなかったなあ。

大好きな先生方のサイン絵が並んでいて、とても幸せだ。

館内のあちこちに、贈り物のお花が飾られている。

なんと!ときめきトゥナイトの「池野恋先生」!

夢中になった子供時代を思い出した。

テオドラ邸は、子供のころの自分と今を繋いでくれる場所なのである。

ここはフォトスポットで、椅子に座って写真を撮るように用意された場所らしい。

松苗あけみ先生からもお花が🌹💖

ポー&リルフイ展で、子供の頃の自分に会えました。八重桜の花びらが散っている。

来てよかった💖😆また来るよ、テオドラ邸!



今回の展示会のための書き下ろしの絵「ティーパーティ」のマグカップを買ってきた!

反対側の面にも同じ絵がついているよ🥰💖

また山下和美先生のサイン本を買いました。テオドラ邸を舞台にした物語、グイグイ引き込まれる。性格のぜんぜん違う登場人物たちが魅力的!


薔薇咲く旧尾崎テオドラ邸を再訪


ポー&リルフィ展がもうすぐ終了してしまう、ということで、再び旧尾崎テオドラ邸に行ってきた。

人数制限はあるけど、たくさん人がいた。

みんな、もしかして、あの頃のリボン愛読者かしら(遠い目)

やはり美しい階段。懐かしい友達に会いに行くよ。その名はポーとリルフィ!

古い板ガラスを通すと、風景も物語の風情。

白い窓枠の向こうにテオドラ邸の青い壁。一枚の絵のようだ。

また来たよ!ポー、リルフィ!

かわええ・・・

ああ、このティーパーティに混ざりたい・・・

パネル2枚のみは撮影OKなので、今度は絶対に一緒に撮ろうと思っていた。

さて、2回目の「ポー&リルフィ展」である。

前回よりも人がずっと多かった。

もう少しで終わってしまうから駆け込みの方もいるのかな。

「リルフィはなんの鳥かな?シジュウカラかな?」とお友達と話している人がいて、「コマドリですよ。ロビンです。」と思わず声をかけそうになったが、我慢した。

自分で発見するほうが、ずっと楽しいと思うから。

さて、再訪して、じっくり時間をかけて観覧して、改めて展示内容を理解した。

今回の展示は、再現画、アレンジ画、そして新規書下ろしの3種類の展示である。

再現画、というのは、連載当時、印刷用のカラーインクで作成した原画を、ドローイングペン、鉛筆、水彩絵の具、そして色鉛筆で新しくそっくりに書き下ろした作品のことである。

懐かしいと思いつつ、とてもやさしい柔らかな色彩だなあ、と感じたのは、まさに水彩絵の具と色鉛筆で描かれているからだった。

鮮やかなカラーインクの作品を、水彩絵具と色鉛筆で再現するのはとても難しいのだそうだ。

でも、作品からは、再現の大変さよりも、楽しさ、愛おしさが伝わってくる。

アレンジ画は、その再現画にアレンジを加えた作品。

サイレント画はアレンジ画の一部で、セリフを省いた、絵だけの作品。これがまた、セリフがないぶん絵で表現されたシーンがとても印象的だった。

そして、新規書下ろしの作品。どれも優しく可愛らしく明るい作品で、何枚かポストカードで購入した。

乳母車に乗った赤ちゃんリルフィをお世話する、小さなポーの絵がたまらなく愛しかった

購入した4枚のポストカード。3枚が書下ろし。全部で11枚あったが、厳選した。

お花のハリネズミは、展示の中でひときわ愛らしかった。今回売り切れていた方の画集に掲載されているらしい。

「魔法の砂糖菓子」のフルストーリーの原画の展示を観ていたら、「あれ?あのセリフがない?」と思った箇所があった。

そうか、印刷前の、まだまだ加筆修正等もあった原画だからだ、ということに今回気が付いた。

何度も読み返したので、すべてのセリフを覚えている。

この「魔法の砂糖菓子」のお話は、不幸な生い立ちの主人公が、ハロウィーンの夜、妖精の国の住人に、初めてたくさんの楽しく幸せな体験をさせてもらうのだが、「覗いてはいけないよ」という「悲しい穴」が気になり・・・というお話。

その「悲しい穴」に広がる闇の表現には墨が使われていて、のっぺりではなく、厚みのある闇の層になっていたことに気が付いた。

前回訪れた時には気が付かなかったことがたくさんあった。

萩岩睦美先生が、作品に色をつけていく動画がモニターで流れていて、いつまでも観ていたいと思う美しさだった。

リルフィとポーの目の光が入ると、それまでただの絵だった彼らが、とたんにしゃべりだすように生き生きとした。

帰りは、ショップに寄り、心残りのないように、画集3冊と、今回の展示のイメージ作品「ティーパーティ」のアクリルスタンド、54枚すべてに、萩岩睦美先生のキャラクターたちが描かれたトランプ、そしてポストカードを購入した。

入るときには気が付かなかったが、薔薇が水色の洋館を飾っていた。
前回来たときは、八重桜の花びらが散っていた。

訪れる人が後を絶たない。

みなさん、萩岩睦美ワールドを愛している方々である。

なんと美しい洋館でしょうか。

またね、テオドラ邸!

アクリルスタンド。カワイイ!

1000円以上買うと、「Thank you」カードがもらえる。

再現画とオリジナルを比較した画集。元の絵との違いがわかって面白かった。

並べると、可愛さ倍増。

幸せである。

トランプも取り出して、「銀曜日のおとぎばなし」のキャラクターたちだけ並べてみた。

小さいポーがたくさんいる。小人の実物サイズだね。

箱もかわいい。アクリルスタンドもトランプの箱も自立する。

ポストカード。全種類買えばよかったなあ・・・でも飾る場所を考えて厳選した。

朝ごはんはポーとリルフイといっしよに、フレンチトーストを食べるよ。

見てるだけで幸せな気持ちになる。

これが、「推し」ということだろうか。

ちなみに、コーヒーカップはミニストップのキャラクター、ミミップ君で、かつてヒップホップを踊るミミップ君を観て以来、ずっと好きなゆるキャラである。

好きに囲まれることって、イイネ!

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