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メンタル美人を目指したらフランス人彼氏ができた話③

さて、初めましてを終えたジャンと私。
何を話したのか1ミリも覚えていないけれど、何となく安心感があって楽しかった。
英語は話せなくても気にしなくていい、というジャンの言葉は本音だったらしく、コミュニケーションって言語だけじゃないのね。特に恋愛においては。などと生意気なことを思う。まあ一対一で好意を寄せながら会っていれば、互いに相手の言っている事くらい、察しようと努力するからね。
それは言葉が通じないからこそ、なのかもしれない。

それからしばらくやりとりののち、ジャンからある晩非常にストレートなメッセージが。

「ぜんぜん急がないし、すべて君のペースで構わないんだけど、僕と体の関係になることもアリだと思う?」(英→日AI訳)

これは私としては好感触。例えそれが目的だったとしても、ぬるっと雰囲気で持っていこうとする輩が数人続いた後だったし、外国人と事を進める場合のノウハウが私にはなさすぎた。

これがはっきりと前提として共有できていれば、気まずい雰囲気にならなくて済むし、先へ進める方法は相手がある程度考えて提案してくれるという事だろう。ありがたい。

「安全と健康が約束されるなら、ぜひ」(日→英AI訳)

ちょっと色気に欠ける返答だってことは自覚してますよ、でもね!私は昨年2度もそっちの病院でお世話になっているのだ。もうあんなことに時間と労力とお金を取られるのは二度とごめん被りたい。

そんなやりとりを挟みつつ、二度目のデートはお花見からのディナーへ。
場所は私が出やすいところを指定。その代わりお店の予約もさせていただいた。

公園でちょっとだけキスをして、ディナーを終えてほろ酔いで良い感じに。
しかし互いに子供が家で待っている私たちは9時前には解散しなければいけない。

帰り道に
「私が他の男性と会うこと、どう思う?」と聞いたらまさかの
「構わない、君は自由だよ!」
と返される。えっ?そうなん??私のこと好きかと思ったんだけどなあ?てか、ほんとに健康上の理由からも色んな人と同時進行されるの避けたいのよ!

そうしたら相手からも同じ質問をされて、ヤバい。英語喋れないのに?!と返事に大変困る。自分から聞いたくせに。だってyesともnoとも言い難いし、適当に言ってしまったら絶対に後で自分の首を絞めそうだもの。気の利いたフレーズなどそもそもが出てくるはずもないので、私は渾身の顔芸を決行。

足を止めて、目の玉が飛び出るかと思うくらいの眼圧で
じいいいいっ!
とジャンを見つめる。酔っ払ってウルウルした瞳になっていることはもちろん計算済みである。

なぜそんなこと聞くの?ウルウル(心の声)

そうしたらぎゅっと抱き締められて
「OK, Only…」って言ってくれたyo!!
わーい。わたし、できる子!聞き間違いの可能性もあるけど、いったんその場の熱量で判断するしかない。

帰りにまた駅のホームでキスされて(それは本当にやめて欲しい!)と思っていたらその日の夜は
「人前でキスしたりベタベタして、恥をかかせていたらごめん」というしょんぼりとしたメッセージが。じゃあするな、という想いもあるけれど、大事なのはこういうところよね!文化や背景が違うので、そこを擦り合わせようとする小さな気遣いはありがたい。

もう少し彼との関係を掘り下げていこうと思った夜でした。



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