【画像生成AIの罠】シリーズ化すると発生する「綺麗になりすぎてつまらない事故」の正体
こんにちはAI研究LABOです。
今回オリジナリティをだすためにAIの絵に独自性をもたせる検証をしてみました。

このどや顔アレックスくんを下手に描いてみてとの指示をだしました。
プロンプト例
Rough sketch style, intentional raw doodle, visible construction lines, unpolished ink pen art, uneven linework, casual amateur drawing energy, character design sheet

かなり味のある絵になりましたがここで課題が発生
シリーズものとして進めるたびにどんどん綺麗な絵に補正されていく!
特に今の画像生成系は、
「うまく描けた」
「破綻が減った」
「人体が安定した」
「線が整理された」
を“成功”として学習していくので、
放っておくと
「味だったノイズ」を修正し始める。
今回の良さが実は、
線が迷ってる
微妙にバランスがズレる
文字がラフ
情報密度が uneven
手描き感が残る
「描き慣れてない人の熱量」がある
ここなんです。
だからシリーズ化すると危険なのは、
AIが「正解」を見つけること
です。
すると徐々に:
構図が安定
顔が均一化
ペンが滑らか
漫画っぽく整列
余白が整理
配色が洗練
されて、
最終的に
「よくある綺麗なAIイラスト」
へ寄っていく。
これ、
かなり多い事故です。

ココアア ポッキージュース 修正されています

雑さやラフさをキープするためには、プロンプトで「禁止事項」や「制約事項」を多めに出さなければなりません。しかし、今度はそのルール自体が足かせになってしまい、絵そのものが破綻してしまうことも珍しくありません。
キャラクターや世界観を固定したまま「味」を維持するシリーズものは、思った以上に一筋縄ではいかないようです。ここをどう突破するか、当面の面白い課題になりそうです。
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