最終報告書『てんさいこもちゃん』書店平積みチャレンジ半年間の記録
はじめに|先に、結果から言います『達成しました』
りゅういちです。最終報告書です。結果から言います。
半年前にぼくが立てた
「自分で書いてAmazonで出版した本『てんさいこもちゃん』を、リアルな書店に平積みで並べる」
というロードマップは、決めていた期間のなかで、いったん達成しました。
夢は、ちゃんと現実になります。少なくとも、ぼくはそうでした。
ただし、これはぼくが特別な選ばれた人間だったからでも、業界に太いコネがあったからでもありません。
最初は手探りだったし、全部がぜんぶ計画通りに進んだわけでもありません。
それでも、宣言して、動いて、走り続けた結果、世界はちゃんと動きました。
いや、違います。正確には、動かしました。
動かすつもりで動けば世界は確実に動かせます。
この文章は、ぼくの自慢話ではありません。
ましてや「すごい人の成功談」でもありません。
「誰でもやれば、届く」という事実の記録です。
そしてそれは、あなたの番がきている、という話でもあります。
第1章|すべての始まりは「宣言」だった
半年前、ぼくは1つの計画書を公開しました。
当時、出版したばかりの本
『てんさいこもちゃん』を、リアルな書店に平積みで並べる
それは、簡単な話でもなく
リアリティのあるロードマップなんてとうてい立てられるはずもない
暗中模索もいいところの計画でした。
しかし、一方でそれは
「かならず叶えるんだ」という夢を現実にするための
ぼくの半年間の行動計画でもありました。
目標は高いですが目的はシンプルです。
Amazonで出版した本『てんさいこもちゃん』を、リアルな書店に置いてもらう。
できれば平積みで。
そしてその本を
誰かが偶然手に取り、気まぐれでページをめくり、気づいたらその人の心の本棚にこの本が残っている。
そんな風景を、「いつか」じゃなく「今年、現実として見る」。
これが今回の半年間のぼくのミッションです。
そのために、7月から12月までのロードマップを引きました。
この時点で、成功の保証なんてなにもありません。
ただ1つ……いや2つかな?
あったのは、叶えるという意思と叶うという根拠のない自信だけでした。
目標では「できれば」というマクラコトバをつけていたのですが
じっさいに動くにあたって、ぼくは「できれば」という希望的観測で考えた瞬間は一瞬たりともありませんでした。
この本を書店に平積みで置いてもらうにはどうしたらいいか?
そのことだけを考えて動いていました。
第2章|あのとき立てた計画とスケジュール(2025年7月〜12月)
まずはおさらいの意味で
ぼくが半年まえに立てた計画とスケジュールを再度掲載します。
◉ 7月:計画発表&SNSで告知
・この研究計画書をnoteで公開
・「#書店チャレンジ」などのハッシュタグで拡散
・書店員さん・出版関係者へのリサーチスタート
・「バズ」を狙った戦略を考える(SNSでの有名人とのコラボなど)
◉ 8月:書店営業開始
・直接訪問、電話、メール、SNSなど複数手段でアプローチ
・経過や断られた話も含めてnoteでレポート化
・「読者の声」キャンペーンも並行して仕込み中
◉ 9月:バズを狙う
・書店員さん・他のインフルエンサーさんなどとの対談企画
・noteを中心として私という人間を発信しファン化を狙う(出版済みの書籍・未出版の小説につなげる)
・中間報告のレポートを提出
◉ 10〜11月:成果をまとめて可視化
・書店展示の写真・レポート
・SNSキャンペーン実施
・イベント(小規模の朗読会やオンライントーク)も検討
◉ 12月:最終報告&次なる一歩へ
・「半年間の記録」をまとめたnote投稿
・応援してくれたみんなへのお礼と感謝のスピーチ
・小説家としての次の挑戦の予告も添えて
第3章|計画はほとんど思い通りに進んだ
上記の計画は「一言一句同じ形で」という見方をすれば決してそうでもありません。
しかし微妙に形を変えつつも
すべての計画が本質をずらさずに進行。
最初に書いた計画はすべて叶いました。
7月|土台づくり
今までのSNSの運用を見直し、ネット上で人と話し、自分からも人をフォローしました。
それまでは運用上「0:10000」のような形をとりたくて
こちらからのフォローやフォローバックはしていませんでしたが
それでは拡散力をつけるためには不十分と考え
今までの運用方法を変更したというわけです。
その結果、フォロワーは2倍(約100人→212人)に増え
しかもフォロワーと濃い関係であったため拡散力が格段にアップ。
同時にオンラインで多くの人と会話をすることによって
本を書店に置くためにの情報が集まり、
「書店に本を置くにはなにが必要か」
ということが具体的に見えるようになりました。
最初の一歩としての土台づくりがここで完成しました。
8月|書店営業開始(ただし現実は別ルート)
続いて8月の書店営業開始。
こちらですがまずは書店員のSNSを洗い出したり
じっさいにコンタクトをとるように動き始めました。
が。これらを実行に移すことはありませんでした。
正直、こういった事務作業はぼくは苦手です。
ありていにいえば、そんなことができない病気なのです。
ということで面倒くさいメール営業はあとまわしにしていました。
その一方でじっさいに足を使った営業は無意識(意識的?)に行っていました。
従来のインフルエンサーとしての仕事で
店舗に足を運んださいに宣伝をしたり
交渉に満たない、軽いアピールをくり返していました。
飲食店、ファッション関係のショップ、その他さまざまなサービス施設に足を運ぶたびにそういった話をしていたと思います。
もちろん、その段階では色よい返事はありませんでしたが
とくに気にしていませんでした。
焦ることはありません。だってまだ4ヶ月もあるんだから。
そんなわけで、書店へのアプローチはあっちへ置いて
あたラボ内での活動に力を入れており
夏祭りでは「正しい小説の書き方」のイベントを2回やらせていただきました。
こちらはありがたいことにたくさんの方が見てくださり
たくさんの☆という評価もいただくことができました。
9月|バズ狙い、でも想定外の形で起きていた
9月になるとバズを狙うという目標を立てていたにもかかわらず
具体的な方策は皆目見当もつかず……
もちろんふだんの発信からバズは狙っているし
そのための研究もしているけれど
どうもこうにもXでは思い通りにバズることができずという状態が続いていました。
とはいえ一方で、YouTubeコメントがプチバズっていたり
ぼく(りゅういち)という人間がコミュニティ内で有名になっていたりと
似たような現象は起こっていました。
うん。具体的になにがどうバズるって書かなかったからヘンテコな形で叶ったんだ。
達成したけど、そうじゃない笑
みたいな。
あ、それから
この時期になるとインフルエンサーのイベントに呼ばれたりして
そこで物販として本の手売りやサイン会を開いたりしました。
10月|派手に動く
10月になると、具体的により派手に動くことにしました。
プロコワ(名古屋)に行って
ポートカケガワ(静岡)に行って
夜の森(福島)に行って
福岡に行き、たくさんの方とお会いしてきました。
あたラボのメンバーや関わりのある方とお会いしお話をする他
行く先々で出会ったまったく知らない人とも交流をしました。
11月|対談達成と、適性の再確認
そして11月。
ここでは9月に予定していた「対談」の予定を2ヶ月遅れで達成。
じっさいにはその予定は10月の段階で立っていました。
対談の相手は書店員ではなくプロコワの久米さんです。
久米さんが出演するYouTubeライブの生放送に対談相手として出演させていただきました。
カメラのまえで話すことがひさしぶりだったのですがそれが本当めちゃくちゃ楽しい!
やっぱりオモテに出るのが好きなんだなと自分の適性を再確認していました。
もちろん、この期間もあっちへ行ったり、こっちへ行ったり動くことは続けていました。
このあたりからリアルでお会いした方との関係値が深まってきました。
じっさいにお酒を飲んだり、そのなかで今後の仕事のつながりができたりしました(後述します)。
12月|最後の月に、現実が動いた
そして、いよいよ12月。
目標はいまだ達成されないまま最後の月に突入しましたが
ひょんなことから「店舗に平置きしてもらう」ことが確定。
こちらは7月に足を運んだ雑貨屋さんの店主とのつながりがあり
そこで仕事の話になり、それが具体化して実現したという形です。
置いていただく場所は2ヶ所。
江ノ島にあるコインランドリー併設のカフェ「cafe katase」と
稲村ヶ崎にある雑貨屋さん「Happy Mare」。
この2ヶ所で「平積み」で販売していただくことになりました。
この段階で実店舗に平積みで、という目標をみごと達成できたというわけです。
第4章|「平積み」は、形を変えて現れた
じつは暗中模索のなか8月の段階でぼくは考え方を切り替えました。
「本を売る」まえに、「りゅういちという人間を知ってもらう」。
ここに注視したのです。
書店に営業をかける(面倒くさい事務作業)より先に、
自分自身を表に出す。話す。教える。手渡す。
大勢のまえで声をあげ
声をあげたぶん自分自身もしっかりと実績を出し
自分が目立つと同時に人を引きあげたり誰かの背中を押したりすることもしました。
文章の書き方講座を開き、人まえに立ち、
勝ち気で自信家な自分だけでなく
そんな自分の狙っていることなど本音の部分やその他自分のさまざまな面もさらしました。
その結果でしょうか。
本が「モノ」ではなく「人を通して届くもの」に変わり始めたのです。
この判断は、当初のロードマップにはありませんでした。
しかし、今なら言えます。
この軌道修正がなければ、ここまでたどり着けなかったと。
今回の実験の結果は最初に思い描いていた「都内大手書店での平積み」とまったく同じ形ではありません。
しかし「書店」というのはあくまで手段の1つであり
その目的は「自分の本を人目に触れる場所に並べる」というものです。
つまり、置く場所はかならずしも書店である必要はない。
目的はぼくの本を誰かが手にとり読んで、買ってくれるようにすることなのですから。
というわけで、この半年間の実験のなかでその目的がきっちりと達成できたということになります。
じっさいにコインランドリーを訪れる人が手に取り、買ってくれたり、ぺらっとページをめくってくれたり
ときには「作者です」と名のってサインをしたり
そのサイン本を置いてくれるお店があったり。
そんなふうに、誰かの生活に入っていく。
その光景をぼくは確かに見ました。
それは、夢の縮小ではなく
間違いなく「達成」であり「実験成功」と言えるものでした。
第5章|この半年で学んだこと
ここで、はっきり言葉にしておきます。
計画は動かすためにある。ズレたら直せばいい。宣言すれば、人はまえに進む。
頭でごちゃごちゃ考えるよりも走りながら考えた方が、世界は動く。
そしてついでに嫌いな作業なんてしなくていい。
それだけで無理スジの計画や夢もすべて叶います。
もともと持っていた感覚ではありますが
この感覚をより身体で理解できた半年でした。
おわりに|次の一章へ
この報告書は、一冊の本の話であり、同時に、ぼく自身の人生のなかの一章の記録です。
夢は一部の特別な人のものじゃない。
宣言して、動いて、修正して、それでもまえに進めば、ちゃんと現実になる。
ぼくができたなら、あなたにもできる。
これは、どこかの偉人やすごい人の成功談じゃありません。
「やった人の記録」です。
ここから先は、また新しい一章がスタートします。
この半年のぼくの実験・挑戦が、次の誰かの「やってみようかな」につながったなら
それだけでこの記録は、十分すぎる意味を持ったと思っています。
ちなみにぼくの今後の動きとしましては漫画原作の仕事が2本新しくスタートしています。
1つは半年間動いていた仕事のなかで得た仕事
そしてもう1つは「あたラボ」のメンバーとチームを組んでやる仕事。
次の半年ではこの漫画を商業的に成功させます。
他にも、おれと一緒に歩きたい人はぜひ一緒に歩きましょう。
背中を押すし、手も引っ張る。
怖さはおれが担当するから、おれとあなた自身を信じていこう。
大丈夫。誰でもできる。
根拠はシンプル「できるから」。
以上これがぼくの半年間の実験と目標達成の記録です。

