未来への箴言
「子に魚を与えれば、一日の糧となる。
子に魚の捕り方を教えれば、一生食べていくことができる」
古くから伝わる言葉である。
ここでいう「子」を、未来を生きる子どもたち、さらにその子どもたちと置き換えてみる。
彼らが生きるのは、今とは異なる社会、地球環境、技術に囲まれた世界だ。
私たちは未来へ、多くの良いものを残したいと願う。
しかし、本当に残すべきもの、必要なものは、自分で生き、自分で考える力であると私は思う。
私は『INDY WORLD』という英語学習ドラマを投稿してきた。
そこでは、便利な、あるいは今風な英語表現を並べることを、あえて避けてきた。
それらは、都度学べば事足りる。
むしろ、生きるための学び方を
伝えてきたつもりだ。
手順はシンプルだ。
英語なら、まず、自分が伝えたいこと、言いたいことを母国語でもよいから考える。
それを知っている英単語で――
もちろんGoogleなどで調べてもかまわない――
口にしてみる。
間違えることもある。伝わらない時もある。
そう気づいた時に、相手と一緒に、伝わる言葉を探していく。
聞くことも同じだ。
わかったことは「Right?」と確かめ、わからないところは、少しずつ聞き返す。
時間はかかる。
それでいい。
わかった時に確かな喜びとなる。
喜びは、自分に生きる価値があることを気づかせる。
自分の力で得た知恵や言葉は、
生きる糧になる。
友の助けがあっても、なおさら良い。
すばらしいことだ。
感謝を学ぶからだ。
そして、力を合わせ、前へ進んでいける。
今、私たちが未来のためにできることは、
正解を先回りして与える「教育」だけではない。
大人も懸命に生き、時に失敗し、
それでも前に進む。
子どもたちはその姿を見ながら、
共に体験する。
おままごとは、その良い例だ。
娘は、母親と同じ口調になる。
残念ながら、
会社人間である父親は、
疲れた顔、
家族に媚びへつらう姿だけを
子どもに見せている。
子どもは、お説教ではなく、
それらを見て、自分たちの
生き方を身につけていく。
それはもはや「教育」ではなく、
共に育つ「共育」なのだ。
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#ヨコハマ共育編
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