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INDYWORLD 4STEPS ENGLISH 8 「演じることは、心を開くこと!」



【今週のインデイ先生の一言】
「英語の単語を並べるだけなら機械でもできる。大事なんは、その言葉にどんな『心』を乗せるかや。恥じらいを脱ぎ捨てて、なりきってみなはれ!」💉(カノウミキちゃんにドキッとしたら飴ちゃん3つ!)

【ストーリー】
ミキ:(BANG‼️)
「入るでー! タロウ、なにしよる?」
タロウ:「わわっ、ミキちゃん! (やっぱり来た)また勝手に! 今、大事な……その、自習中なんだから。」
ミキ:「……あれ? なんでやろ。あんたの部屋入ったとたん、
大阪弁やわ。変やなぁ。
あら、ポテチ。」
(勝手に食べ始める)
タロウ:「ああっ、僕の夜食が……。」
ミキ:(ポテチを頬張りながら)
「……(インデイを抱き締めて)あ、インデイ! 今日もイケメンやな〜! ほんま癒やされるわぁ。……って、ほんまに大阪弁になってしもた。私、何言っとるんやろ。不思議やわ。」
タロウ:(小声で)
「インデイ先生、助けてくださいよ。ミキちゃん、今日は一段と自由すぎます……。」
ミキ:「タロウ、何ごちゃごちゃ言うとる?このミキ姉(ねぇ)に何でも言わんかい。」
インデイ先生:(クンクンとミキの気配を嗅いで、心の声)
……タロウ、見てみぃ。

ミキのこの「しゃべくり」、
威勢はええけどーー、
目の奥に疲れが見える。

ナースの仕事で、相当溜め込んどるな。

今は嵐が過ぎるのを待つんや。

ミキ:(ふと真面目な顔になり、タロウをじっと見て)
「……タロウ、あんた、なんか変わった? 最近、変に自信あるというか……。
まあ、ええ。なんか眠なって来た。明日も早いし、帰るわ。

「……それとも……」

 (少し間)

「泊まっていこか?」

タロウ:(顔が火を噴くほど赤くなって)
「な、何言ってんの! だめだよ、帰りなよ。もう夜も遅いんだから!」
ミキ:(一瞬、寂しそうな、呆れたような顔をして)
「……もー! あんたはほんまに……。ドアホ!」
(ミキ、嵐のように退場。
バタン!と閉まったドアの外から――)
「タロウのドアホ! ヘタレ!」
タロウ:「……はぁ。心臓止まるかと思った。何なんだよ、
一体。」
インデイ先生:(呆れたように首を振って)
「……タロウ、お前は正真正銘の『ヘタレ』やな。でもな、今のミキの言葉、聞こえたか? お前が英語の特訓で少しずつ自分を変えようとしとる『変化』に、あの子は本能的に気づいとるんや。」
タロウ:「え、気づいてるのかな……。」
インデイ先生:「せや。でも今のままじゃ、逆にあの子の心の奥にある『寂しさ』や『悩み』には届かへん。ええか、『Drama Method』っちゅうのは、綺麗な発音をするためのもんだけやない。相手の心に踏み込んで、その震えを共有するための『技』なんや。あの子が次にこの部屋に来た時こそ、その英語で、あの子を『癒やす』番やで。」

【第7回のまとめ:Drama Methodの極意】

  1. 「恥ずかしさ」は壁やない、扉や!
    タロウがミキの前でガチガチになったのは、自分を良く見せようとしたから。
    Drama Methodでは「役」になることで、その自意識を突破する。

  2. 相手の状態を「観る」
    ミキの強気な態度の裏にある「悩み」や「苛立ち」。
    言葉の裏にある感情を読み取ることが、真のコミュニケーション(ドラマ)の第一歩。

【インデイ先生の「Drama Method」特別講義】
ミキが去った後、インデイ先生は静かに語りかける。Drama Method(ドラマ・メソッド)とは?
英語に命を吹き込むこの手法は、ブロードウェイで活躍した演出家
リチャード A. ヴァイア氏が提唱し、現在は**MLS(モデル・ランゲージ・スタジオ)**が守り続けている歴史あるメソッドなんや。
大事なんは、この3つ。
① 感動が、言葉を生きたものにする
「This is a map.」……眠たなる!
→「This is the secret map of the treasure island!」
どや? 急に声に力がこもるやろ?
それが言葉に命が宿る瞬間や。
② 状況が変われば、意味も変わる
「I am swimming...」を、市営プールで言うんか、
サメのいる海で叫ぶんか。
状況がドラマチックになれば、発音も表情も必死になる。
その必死さが「通じる英語」を作るんや。
③ 会話は「セリフ」やない、
「コミュニケーション」や。
台本を読むんやない。
相手の言葉を聴いて、心が動くから、自分の言葉があふれ出る。
Drama Methodは「伝えるための心」を育てる練習なんやで。

【ストーリー:結び】
タロウ:「宝島の地図……。サメのいる海……。そうか、僕の英語に足りなかったのは、この『状況』と『感情』だったんだね。」
インデイ先生:「そうや。ミキに『泊まっていこか?』と言われた時の、その心臓のバクバク。それこそがドラマや。その動揺を英語に乗せてみぃ。教科書の “This is a map.” が、生きた英語になるはずや。」
タロウ:「……なんだか、次のレッスンが楽しみになってきたよ。」
インデイ先生:「その意気や。次こそミキの心に寄りそうんやぞ。」

【インデイ先生の編集後記】
リチャード・ヴァイア先生の教えは、今も色褪せへん。
形だけの英語にサヨナラして、心で喋る。
タロウ、お前のその「純情」は武器になるで。
でもな、ここ一番ではエルヴィスのような「太い心」が必要や。
その時こそ、お前の学んできた「音」と「心」が、最高の奇跡を起こすんやで。
「カノウ」という名の本当の意味……
わてには少し見えてきた気がするわ。
そやけど、
「泊まっていこか?」やなんて、
わての方がドキドキしてもうたわ(笑)。

次回は、カミングアウト編や。

……絶対に見逃さんといてや。


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