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📝 INDYWORLD 外伝     【真美子編】 1 ご自宅訪問

#創作大賞2026
#オールカテゴリ部門



光の降り注ぐバルコニー


『INDY WORLD 真美子編 あらすじ』
横浜の情報誌『Hamakaze』編集部に所属する若手記者・三橋真美子。

ある日彼女は、読者から大きな反響を呼んでいるタクシードライバー「インデイ先生」への取材を任される。
案内されたのは、どこか懐かしく、温かな空気の流れる自宅。
英語、絵本、子ども時代、そして“伝える”ということ――。

軽妙な会話の奥に見えてくるのは、
「言葉は、誰かを励ますためにある」という、インデイ先生の静かな哲学だった。
取材後、真美子のもとに届いた一通の返信。
そこに綴られていた言葉は、彼女自身の人生を少しずつ動かしていく。

インデイと同行した浅草紀行。さらに真美子、黒山編集長たちの後日談も描く。
笑って、泣けて、少し前を向ける、『INDY WORLD』シリーズの原点となる、人と人との“言葉の物語”。
 
【マガジン】
INDY WORLD 真美子編https://note.com/cute_bee8449/m/m692b66710ab4

【目次】
第一話 真美子のご自宅訪問記
第二話 編集部宛の返信
第三話 INDY TAXI 乗車報告1
デート編
第四話 INDY TAXI 乗車報告2
告白編
第五話 真美子のタクシー
乗車日記1
第六話 真美子のタクシー
乗車日記2
第七話 グランドフィナーレ
「黒山節」


第一話 真美子のご自宅訪問記
🌹バルコニーにて
真美子「とうとうインデイたちに、横浜住みで、タクシー運転手をやってること、明かされてしまいましたね。」
:「まいったよ。」
「タクシーネタは、もっと後の外伝に使うつもりだったんだ。プロットもできてるし。」
真美子「えー!気になります!」

「どんなお話か、さわりだけでも教えてくれませんか?」
:「それは、追々ね。」(少し笑って)「その前に、今日は自己紹介でしたね。」
真美子「そうでした。」
「読者の皆さんも知りたがっています。ぜひお願いします。」
:「どうぞ。」
真美子「ではまず、お名前は?」
:「なんだか取り調べみたいだなあ。」(ハハハ)
真美子   「スミマセン」
:「ああ、いいんだよ、でも本名はちょっと勘弁ということで。」
「実は“インデイ”っていうのは、僕自身のニックネームでもあるんだ。」
「昔の教え子たちが、その頃流行ってた『インデイ・ジョーンズ』に似てるって言い出して。」
真美子「学校の先生だったんですか?」
:「いや、学校じゃなくて、YECAというところで10年以上水泳を教えてました。」
真美子(メモする)「YECA ……、水泳…。」
(少し間)
「でも、英語との出会いはもっと前になる。」

🧠 原点
「小学校3年の夏休みだったかな。」
「シカゴからジミーっていう親戚の子が遊びに来ててね。」
「お互い、言葉なんてほとんど知らないのに、」
「でも、指差しとか、身振りで――」
"fish!"
「魚!」
"waves!"
「波!」
"spider!"
「クモ!」
「そんな感じで、1ヶ月くらい、毎日一緒だったんだ。」
「……でもね。」
「言葉が通じるとか、通じないなんて全然思わなかった。とにかく楽しかったな。」
真美子
「それ、すてきですね。」
:
「うん。」
「だから、」
「英語とか日本語とか、あまり気にしなくていいんだなって。」

🎭 教える中で気づいたこと
「それから、さっき話したYECAで小学生に英語劇を教える担当になって、」
「『ピーター・パン』を上演したんだ。」
真美子
「楽しそう!」
:
「セリフを先に覚えさせようという先生もいたけど、」
「英語よりも何よりも、まず一緒に考えた。」
「この言葉、どんな気持ちで言ってると思う?」
「怒ってるのか、楽しいのか、怖いのか。」
「するとね、」
「小学生でも、わかるんだよ。台本じゃなくて」
「セリフが"その子自身の言葉”になる。」
「キャラクターとして、動き始めるんだ。」

🚕 タクシーという現場
真美子
「今はタクシーで英語を使っているんですよね?」
:
「そうだよ。」
(少し間)
「でも、教科書通りじゃなくてもOK。」
「例えば――」
"Please fasten your seatbelt."
「これは正しい英語。」
「でも現場では――」
"Seatbelt, please."(smile)
「それで十分。」
「車内の温度なんかもそう。」
"How's the temperature?"
「じゃなくて、」
"Feel cold?"
"Feel hot?"
「短くてもいい。」
真美子
「マニュアルだけじゃなくて」
:
「そう、相手を思う気持ちがあるから、言葉になる。」
真美子
「今の言葉、二重丸しても良いですか!?」
:
(笑って)
「はい、どうぞ。…だから思うんだ。」

「英語は“勉強”じゃない。“気持ちと一緒に使うもの”だって。」

🌍 そして、この物語へ
「この“4 STEPS ENGLISH”も、そこから来てる。」
「机の上の英語じゃなくて、」
「“生きてる英語”を伝えたい。」


真美子
「今日は本当にありがとうございました。クライマックス、楽しみにしています。」
(小声で)
「でも外伝もあるということは……またインデイたちに会えますよね?」
:
「はい。」
(少し笑って)
「その予定です。
どうぞ、安心してください。」

・・・黄昏時

💕真美子の編集後記
作家さんへの訪問はいつも緊張する。でも今回は、全くそれがなかった。こんな不思議なことは初めて。
→先生ご自身が作品と完全にシンクロしていたから?
→花に囲まれた、すてきなバルコニーのせい?
→インデイ、なぜか懐かしい名前のせい?

記者としてだけでなく、一ファンとして、先生のことをもっと知りたくなったし、私自身のことももっと知ってほしい。先生にはまだまだ、すてきな秘密がありそうです。

記者らしからぬ素直な言葉が出てくるのは、先生の不思議な魅力のせいに違いない。

読者の皆さん
私も一ファンとして、皆さんと同じように、先生のことをもっと知りたいと思っています。感じたことや質問など編集部までどうぞお寄せください。深堀りしていきたいと思っています。

また、お会いしましょう。
三橋真美子


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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