全仏オープン2026年を倍楽しむために勝ち残った選手たちの武器と見どころ
今年の全仏オープンは異例の展開になった。
男子はシナー、アルカラス、ジョコビッチら絶対王者が姿を消し、新たなグランドスラム王者誕生の可能性が高まっている。女子もシフィオンテクが敗退し、大混戦となった。
だからこそ面白い。
今回は勝ち残った選手たちの武器と、その武器を支えるサブウェポンに注目してみたい。
男子シングルス
① アレクサンダー・ズベレフ

Alexander Zverev
最大の武器
バックハンド
ツアー屈指の安定感。
特にクレーでは深さが出るため相手は攻撃しにくい。
サブウェポン
サーブ
身長198cmから放たれるファーストサーブはフリーポイントを生み出す。
見どころ
「守備力の高いビッグサーバー」
という珍しいタイプ。
相手が先に無理をする展開に持ち込めるか。
今大会では最も完成度が高い選手と言える。
② ジョアン・フォンセカ

João Fonseca
最大の武器
フォアハンド
現在の男子テニス界でもトップクラスの破壊力。
ボールが重く、一発で主導権を奪う。
サブウェポン
メンタル
ジョコビッチを倒した試合でも全く怯まなかった。
見どころ
次世代スター候補。
まだ19歳。
勢いだけでグランドスラムを獲ってしまう可能性がある。
③ ヤクブ・メンシク

Jakub Menšík
最大の武器
サーブ
200km/h超えを連発する。
サブウェポン
バックハンド
高い打点からでも攻撃できる。
見どころ
近代型ハードヒッター。
クレーでも攻撃力が落ちない。
短いラリー勝負になれば優勝候補。
④ フェリックス・オジェアリアシム

Felix Auger-Aliassime
最大の武器
サーブ+フォア
サービスゲームの支配力。
サブウェポン
ネットプレー
近年かなり向上。
見どころ
今大会のダークホース。
上位シード敗退で大チャンスが来ている。
女子シングルス
① アリーナ・サバレンカ

Aryna Sabalenka
最大の武器
パワー
男女通じてもトップクラス。
サーブもストロークも破壊力抜群。
サブウェポン
ドロップショット
近年急成長。
以前よりはるかにクレー向きになった。
見どころ
「力だけの選手」ではなくなった。
緩急を使えるようになり優勝候補筆頭。
② ミラ・アンドレーワ

Mirra Andreeva
最大の武器
テニスIQ
ポイント構築能力。
サブウェポン
カウンター能力
相手の力を利用するのが上手い。
見どころ
17歳とは思えない試合運び。
「次のエナン」「次のヒンギス」を感じさせる。
③ エリナ・スビトリナ

Elina Svitolina
最大の武器
守備力
走力と粘り。
サブウェポン
リターン
女子トップクラス。
見どころ
クレーでは守備型が非常に強い。
長いラリーになるほど有利。
④ マルタ・コスチュク

Marta Kostyuk
最大の武器
攻撃的バックハンド
サブウェポン
フットワーク
攻守の切り替えが速い。
見どころ
シフィオンテクを倒した勢いは本物。
今大会最大の見どころ
男子は
「新王者誕生」
女子は
「サバレンカがクレーの女王になれるか」
だろう。
特に男子は、残った選手の誰が優勝しても初の全仏王者になる可能性が高く、近年では最も予測が難しい大会になっている。
テニスファンなら、
サーブを見る。
フォアを見る。
だけではもったいない。
その武器を支えるサブウェポン、
そして苦しい場面で何を選択するのか。
そこに注目すると、全仏オープンは何倍も面白く見えてくる。
