静岡県立美術館に行ってきた②「中村宏展」編 高齢ニート182日目。
高齢ニート182日目。
継続投稿175日目。
先日に引き続き、静岡県立美術館の感想。
目当てであった「儒烏風亭らでん」の音声ガイダンスについては
前日の投稿にて。
まず、中村宏氏について。
中村宏は、日本の戦後美術を代表する画家の一人。列車や都市風景をモチーフに、社会や文明への批評性を込めた幻想的・象徴的な作品で知られ、1960年代以降の前衛美術に大きな影響を与えた。
この文章だけではそれほどの圧を感じないが、
現物では中々のパンチが効いた作品が多かった。
正直、VTuberの音声ガイダンス目当てで、
かつ友人に付き合ってと言う形での見学なので、
まぁ楽しめたらいいなー程度の軽い気持ちで赴いたのだが。
見てて圧倒される画風で、想定外に楽しむことが出来た。



往々にしてこんな感じ。
シュールレアリスムになるのだろうか。
実際にこれの油絵を見ると、「うぉっ」ってなる。なった。
クトゥルフ神話とかに出てきそう。
見ていて正気度が削られる。
特級呪物。
そんな感想を友人と語り合いながら回覧を楽しんだ。
メッセージ性を感じる絵画が多く、
戦時の異常さ、近代化への警鐘、衆愚政治の批判、
などの印象を自分は感じた。
残念なことに、作者は直近の26年1月に亡くなられたそうで、
特別展示で生前のインタビュー動画が流されていたのだが。
普通の爺さんだった。
むしろ良識的な好々爺にしか見えなかった。
インタビューの回答も至極真っ当な善良感を感じるコメントで、
この人が、これ、書いちゃうんだー・・・
と言う何とも言えない感想を抱いた。
万人向けの展示かと問われると「絶対にノゥ」と断言できるのだが、
とにかく絵の持つパワーが強く、
美術に造詣がない人間でも十分に楽しむことが出来た。
まぁ、間違っても飾りたいとは思わない絵ではあるが。
夜に子供が見たら泣くと思う。
あとは、静岡県立美術館が常設している「ロダン展」も見てきた。
それについては別途投稿予定。
