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映画館で観た映画(25/04)_03

◯白雪姫

 吹替版。字幕版をこの前観たので2回目。やっぱ好きだ〜。ミュージカル映画、今年からちゃんと観始めたけど、おもしろい。

◯マインクラフト/ザ・ムービー

 これも吹替版。いろんなyoutuberが吹き替え声優をしているらしく、素人の声劇なんてまっぴらごめんなので字幕版観たかっけど、時間の都合で吹き替えしかなかった。まあ娯楽映画として楽しめれば何でもいいや。

 主演がジェイソン・モモアで、アメコミのアクアマンやった人じゃん! と知ってる俳優でテンションあがる。基本わたしは国内外問わず俳優女優の名前と顔が一致しないので……。ジェイソン・モモアはごつくてたくましいおっさん感があり、記憶に残りやすい。

 いざ観てみたらファミリー層向けによくできた映画で、たくさんの子供向けの笑いと大人向けのユーモアもさらりと、しじゅう賑やかで楽しい映画だった。まあ、わたしは独身の中年ですが……。

 吹き替えで心配だった声の質も、誰が演じているのか気にならないくらいまっとうで安心した。狩野英孝がちょっと悪目立ちしているけど、まあそういうキャラだしな……と流せた。

 マイクラ世界を経て登場人物がみんなまた前を向いて歩き出したり、光の当たる場所を見つけられたり、誰もが望むハッピーエンドで大満足。マイクラでバッドエンドやられてもそれはそれで困る。年齢層が低めに設定されているから、こうなるんだろうなあ、みたいなのを裏切らない。落ち着いた心で楽しめるのだ。

 いきなり歌い出してミュージカル調になるジェイソン・モモアも好き。ジェイソン・モモアの柔和な笑顔は世界を救う。

〇プロフェッショナル

 予告が半分くらい嘘で、老齢の殺し屋の主人公がまるでイコライザーみたいな雰囲気が出ているが、映画本編はアクションよりも、ナイーブな心理描写や葛藤メインのヒューマンドラマだった。アクション目当てで行った人は落胆しただろうな~と思う。私はどちらのジャンルも大好物なので、蕎麦屋に行ってかつ丼を食べた気分になってたいへん満足した。

 敵味方それぞれに愛着が湧くような、憎んでも憎み切れない魅力がちりばめられているので、物語半ばになって敵と主人公たちが互いを意識し始めると、話の緊迫感がぐっと盛り上がってくる。勢いそのままにラストバトルへなだれ込み、びりびり痺れるド迫力の戦闘シーン! 結末の余韻はすこし切ない。小道具として登場するドストエフスキー「罪と罰」もよい味を出してる。みんな抱えている物があり、それが存分に発揮されている良作だった。

〇JOIKA 美と狂気のバレリーナ

 映画に必要なのは共感だと思う。けれど、そればかりだけでもいけない。

 JOIKAの主人公はバレエのプリマを志す米国人。念願かなってロシア・モスクワの名門バレリーナ養成校に留学するも、人種差別やライバルたちの妨害に会う。これがノンフィクションではなく作り話なら、主人公は挫折したリ怖気づいたりした方が自然なのだろうけど、この物語は実話をベースにしているらしい。事実は小説よりも奇なり。そんな格言通りに、鬼気迫る熱意で艱難辛苦を乗り越えていく。足や体が血まみれのズタボロになりながらも踊ることをやめない。ロシア国籍が必要とあらばロシア人との結婚も辞さない。序盤から徐々に加速する主人公の狂気には舌を巻くしかない。いざ劇団に所属してもそこでも不遇は絶えない。それでも舞台で踊ることを選び続けるその力強さに引っ張られるまま、映画を魅せられていた。

 この映画の主人公に共感できる! という人は稀だろうし、共感できたからといって面白くなるものでもない。共感は映画の――物語の万能薬じゃないのだ。主人公のすさまじい執念に目を瞠らされ、胸が震える。恐怖さえ憶える。そういうタイプのストーリーだ。ひとりで世界を牽引している。ラストで思わず拍手したくなるくらい。

 元となったバレエダンサーを調べるとわたしと同級生かいっこ下らしい。マジかよ……ずっと昔の人だと思っていた。痛みこそが人を成長させるという、作中で先生から語られる言葉どおりに、主人公は痛みを受けてなお舞い続ける、舞いが勢いを増していく。

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