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AV女優のひみつ

AV(えーぶい)女優(じょゆう)って?

AV女優は、おとな向けの動画に出演(しゅつえん)する
女優(じょゆう)さんのお仕事のことです。
子どもが見るものではなく、
おとなだけが見ていい作品に出ています。
えいがやドラマの俳優(はいゆう)さんみたいに、
とくべつな学校や教室へ行かなくても大丈夫です。
でも、作品に合うように、カメラの前で
自分のやることをしっかりできること
が大切です。

AV女優さんの名前は
本当の名前(なまえ)ではなく、
お仕事
(しごと)だけの名前(芸名 げいめい)
を使うことが多いです。
それから、誕生日(たんじょうび)や出身地、前やっていた
お仕事なども、うそをつくことがあります。

たとえばね、

  • へんそうしてヒーローになっているのに

  • マスクとぼうしをかぶっているのに

「あ!〇〇ちゃんだ!」って
なまえも おうちも ばれちゃうこと。

それが み・ば・れ!

だからね、
「ひみつのなまえ」をつかったり、
「ほんとのことは ないしょ」にして、
あそんでるんだよ。

1ねんのあいだにね、
「AV(えーぶい)女優(じょゆう)さんになってみよう!」って
あたらしくはじめる人が、いっぱいいるんだって。

でもね、

「うーん…なんかたいへん」
「おもってたのとちがうかも」

ってなって、
はんとし(6かげつ)くらいで
「やーめた!」って
おしごとをやめちゃう人も、けっこう多いらしいよ。

AV女優のはたらきかた

「ひとつの会社だけで主役(しゅやく)として働くタイプ」
あるメーカーとだけ契約して、その会社の作品にだけ出る

「いろいろな会社で主役として働くタイプ」
いくつかのメーカーと契約して、いろいろな作品に出る

「たくさんの女優の中の一人として働くタイプ」
AV女優の5人のうち4人はこのタイプで、
家族やお友達に見つかりたくない人が働いてるよ。

自由にお仕事をえらぶタイプ
自分のやりたいことや条件に合わせて活動できるタイプ

などに分けられます。

AV女優の仕事だけで生活している人は、
あまり多くありません。
アルバイトをしたり、ほかの仕事をしながら
続けている人もたくさんいます。
二刀流(にとうりゅう)!で
がんばってる人も、たくさんいるよ。

また、AV女優の多くは
自分で仕事をする人(個人事業主 こじんじぎょうぬし)です。
そのため、会社にいる人のように、
社会保険(しゃかいほけん)がついていたり、いろいろなルールで
守(まも)られているわけではありません。

だから、難(むずか)しい税金(ぜいきん)手続(てつづ)きなどは、
むずかしいことも、自分でやらなきゃいけないんだよ。

つまりね、
キラキラして見えても
じつは たいへんなことも多いおしごと
ってことなんだ。


所属事務所(しょぞくじむしょ)の意味

女優(じょゆう)さんのそばで
いろいろ手伝(てつだ)ってくれる場所(ばしょ)のことです。

学校(がっこう)の先生(せんせい)みたいに、

  • お仕事(しごと)をいっしょにさがしてくれたり

  • むずかしい契約(けいやく)やお金(かね)のことを教(おし)えてくれたり

「ひとりじゃむずかしいこと」を
となりで助(たす)けてくれます。

事務所(じむしょ)に入(はい)っていると、

  • 自分(じぶん)でぜんぶさがさなくてよくなったり

  • トラブルをまぬがれたりして

安心(あんしん)してお仕事(しごと)がしやすくなる
という良(よ)いところがあります。

でもね、
そのかわりに、
お仕事(しごとでもらえるお金(かね)が
少(すく)なくなることもあります。

それから、
法律(ほうりつ)では、
お仕事(しごと)の契約(けいやく)は
女優(じょゆう)さんと、作品(さくひん)を作(つく)る会社(かいしゃ)だけでできる
と決(き)められています。

だから、
事務所(じむしょ)がなくても、
お仕事(しごと)の契約(けいやく)は
ちゃんとできる、ということです。

つまり、
事務所(じむしょ)は
「ぜったい必要(ひつよう)」じゃないけど、
そばで助(たす)けてくれる存在(そんざい)

ということです。


メーカーとの関係

メーカーっていうのは、
おもちゃを作る会社(かいしゃ)みたいに、
作品(さくひん)を作る会社
のことだよ。

女優(じょゆう)さんは、ふつう
お手伝いしてくれる事務所(じむしょ)といっしょに、
「この作品(さくひん)に出ます!」って約束(やくそく)をして
出演(しゅつえん)します。

でもね、
その約束(やくそく)をすると、
自分(じぶん)で好き(すき)なお仕事(しごと)を
選(えら)びにくくなることもあるよ。

それから、作品(さくひん)のルールを守(まも)るのは、
事務所(じむしょ)でも、女優(じょゆう)さんでもなく、
作品(さくひん)を作(つく)った会社(メーカー)なんだ。

だから、もしルールを破(やぶ)ったときに、
警察(けいさつ)が来(き)ても、
逮捕(たいほ)されるのはメーカーなんだよ。

AVのメーカーっていうのは、
作品(さくひん)を作(つく)る会社(かいしゃ)のことだよ。
いろんなメーカーがあって、それぞれちょっとずつ
特徴(とくちょう)があるんだ。

Madonna(マドンナ)
年上(としうえ)の女性(おばあさんみたいなおとな)が
中心(ちゅうしん)の作品が多いよ。

S1(エスワン)
若(わか)い女性(おねえさん)がたくさん出(で)ることが多い。
写真(しゃしん)や映像(えいぞう)がきれい。
ファン感謝祭で有名だよ。

MOODYZ(ムーディーズ)

特別(とくべつ)な企画(きかく)や
遊(あそ)び心(ごころ)のある作品が多い。
忘年会やバコバコバスツアー

IDEAPOCKET(アイディアポケット)
モデルさんみたいにきれいな女性(おねえさん)が多い。
見た目(みため)が華やか(はなやか)で、
おしゃれな雰囲気(ふんいき)。
ハイクオリティなドキュメンタリーもある。

kawaii*(カワイイ)
かわいい女の子が多い。
はじめて作品(さくひん)にでる
おんなのこもいるよ。
初脱ぎ女子大生


ATTACKERS(アタッカーズ)
少(すこ)し怖(こわ)い演出(えんしゅつ)や
我慢(がまん)する場面(ばめん)が多い。
きもちのよいいじめをテーマにした作品

Fitch(フィッチ)
おっぱいがおおきいこがたくさん。
おっぱいがすきなひとむけ。

PREMIUM(プレミアム)
えいぞうがきれいで。
にんきのあるおねえさんが
でている。

本中(ほんなか)
ストーリーがしっかりした作品が多い。
学校(がっこう)や制服(せいふく)など、
特定(とくてい)のテーマがある。
W(だぶる)専属(せんぞく)、トリプル専属(せんぞく)が多い

WANZ(ワンズ)
ちょっとへんなテーマにこだわりがある。
我慢できれば

ダスッ!
普通(ふつう)のおねえさんがでる
さくひんがいっぱい。
しぜんな感じ、リアルっぽさを
とてもだいじにしている。
パッケージデザインがしゅうかんしみたいで
チンチンがついたおねえさんがいるよ

OPPAI(オッパイ)
おっぱいがおおきいおねえさんがでていて。
おっぱいのきたないひとがおおい

SODcreate / SODstar(エスオーデークリエイト / エスオーデースター)

面白(おもしろ)い企画(きかく)や
コメディっぽいさくひんがいっぱい。
実験(じっけん)的なテーマもあるよ。
マジックミラー号
SOD女子社員

FALENO / FALENOstar(ファレノ / ファレノスター)

とってもきれいなおねえさんが多い。
お話(はなし)がある作品もある。

PRESTIGE(プレステージ)
ティーパワーズが大好き
家まで送ってイイですか?
2018年悪い人にえっちなビデオを盗まれたことがある。

などがあるよ。


第1章:主体性のひみつ

自分で考えて、自分で決めて行動する力

  • 女優は守られる存在ではない

  • 「自分で選び、自分で決める」立場を最初から作る

  • 行動チェックリスト


第2章:契約のひみつ

  • 契約とは「取り決め」であり、支配ではない

  • AV出演契約の大切なルール

  • AV出演契約で書かれていること

  • 学ぶべきことリスト


第3章:収益のひみつ

  • 収益が企業に握られると自由は消える

  • 複数収益源を作ることで従属から脱出

  • 実践チェックリスト


第4章:コミュニティのひみつ

  • 「神」はファンコミュニティの中には存在しない

  • 企業は協力者にすぎない

  • ファンとつながる方法


第5章:心理のひみつ

  • 教育不足が従属を生む

  • 心理的に「守られたい」と思うのは自然

  • 自分で決める習慣


あとがき:自由と選択を手に入れる

  • 企業はあなたの味方ではあるが神ではない

  • 自分で稼ぐ力とコミュニティこそが自由の源




第1章:主体性のひみつ


主体性(しゅたいせい)とは
だれかに言われたからやる のではなく、
自分の気持ちや考えで『これをやろう』とえらぶこと。

例えば、
・宿題を「しなさい」と言われたからやる → 主体性がない
・「今のうちに終わらせよう」と自分で考えてやる → 主体性がある

女優になりたいと思ったとき、
つい「守られて仕事をもらえる存在」と考えてしまいがちです。
でも、現実は違います。女優は守られる存在ではありません

では、どうすれば自由に活動できるのか?
答えは簡単です。最初から自分で選び、自分で決める立場を作ることです。
言い換えれば、あなたは自分のブランドを持った
小さな事業者
としてスタートするのです。


行動チェックリスト:今日からできる主体性の練習

  1. デビュー前に目標を書き出す

    • 「どんな活動をしたいのか」「どんな自分になりたいのか」を紙に書く

    • 曖昧なまま進むと、他人の都合で動かされます

  2. 契約条件を自分で理解する

    • 契約書を読んで、わからない部分は質問する

    • 「サインする = すべて受け入れる」ではありません

  3. 仕事を選べる環境を先に作る

    • 個人メディアで小さく責任を持って発信してみる

    • 自分の意見を尊重してくれるプロダクションや協力者を選ぶ

この章のひみつ
「守られる立場」ではなく、最初から自分で選ぶ立場であること。


第2章:契約(けいやく)のひみつ

契約書を見ると、むずかしい言葉がたくさんあって、
ちょっとこわく感じるかもしれません。
でも、覚えておいてほしいことがあります。

契約って何?

契約とは、「やることやルールを決める約束」 のことです。
決して、あなたを支配するためのものではありません。

内容をよく知らないままサインすると、
知らないうちに「やらなくてはいけないこと」
が増えてしまうことがあります。

だから、自分の自由に働きたいなら、
契約の意味やルールをちゃんと知ることが大切 です。


学ぶべきことリスト

  1. 専属とフリーの違い

ひとつの会社だけで主役として働くタイプ(せんぞく)
 - 契約:1つの会社とだけ契約
 - 内容:その会社の作品にだけ出ます
 - 特徴:安定して仕事がもらいやすいけど、
                 ほかの会社の作品には出られません

いろいろな会社で主役として働くタイプ(きかくたんたい)
 - 契約:いろんな会社と契約
 - 内容:いくつかの会社の作品に主役として出られます
 - 特徴:いろいろな作品に出られる自由があるけど、
                 スケジュール管理が自分の責任になります

たくさんの女優の中の一人として働くタイプ(きかく)
 - 契約:個別契約
 - 内容:主役ではなく、他の女優さんと一緒に出演
 - 特徴:短期間だけの契約が多く、自由度は高いけれど、
                 仕事が安定しにくいです

自由にお仕事をえらぶタイプ(フリー)
 - 契約:自分で選んで契約
 - 内容:条件やスケジュールに合わせて自由に活動できます
 - 特徴:自分のやりたい仕事を選べるけど、
                 全部自分で管理する必要があります

権利の種類

・肖像権(しょうぞうけん)
- 自分の顔や体の写真・映像がどう使われるかを決める権利
- たとえば「この写真はこういうふうに使っていいですか?」
  と自分で決められる

著作権(ちょさくけん)
- 作品そのものをどう使うかに関する権利
- メーカーが持っている場合もあるし、女優さんと一緒に持つ場合もある
- 作品をコピーしたり配ったりすることを管理できる

二次利用権(にじりようけん)
- 一度作った作品を、あとで再び使うことに関する権利
- たとえばDVDにして販売したり、ネットで配信したりするときの扱い

作品の公開を止める(解除・公開停止)の条件

  1. あらかじめルールを知る
     - 作品を公開するのを止められる期間や条件を、契約する前に確認しましょう。

  2. 自分で調整できることを確認
     - 契約したあとでも、自分の意思で作品の扱いを変えられるかどうかを把握しておきましょう。

  3. 第三者と一緒に確認する
     - 弁護士さんや信頼できる大人と一緒に契約書を読んでもらうと安心です。

  4. 不明な点はその場で質問する
     - わからないことがあれば、遠慮せずに聞きましょう。
     - 納得してからサインすることが大切です。


AV出演契約の大切なルール

AVに出るときは、契約や撮影について法律で
守らなければいけないルールがあります。
自分を守るためのルールがあります。


1. 作品ごとに契約する

  • 出る作品ごとに「やります」と合意する必要があります。

  • 前にOKしても、別の作品に勝手に出されることはありません。

  • どの作品に出るか決まっていない契約は無効です。

AV出演契約は、AV作品(性行為映像制作物)ごとに、
契約を締結しなければなりません(AV新法4条1項)

一度撮影した映像を再編集して二次利用し、
過去作品と同一性がない映像になる場合には、
再度のAV出演契約が必要です。

出演するAVが特定されていない契約は無効になります
(AV新法10条1項)。


2. 契約書をもらって説明を受ける

撮影に参加する前に、どんなことが決まっているかを
必ず書面で受け取る
ことが大切です。
口だけで「こうだよ」と言われても、
あとでトラブルになることがあります。

契約書には、たとえばこんなことが書かれています。
出演者や会社の名前、撮影内容、
公開方法や期間、報酬なども書かれています。

AV出演契約は、書面又は電磁的記録(電子契約書など)で
締結しなければなりません(AV新法4条2項)

AV出演契約書等は、締結後、すみやかに、
当事者に交付をしなければなりません(AV新法6条)。

交付がない場合には、撮影の期間
制限により撮影はできません(AV新法7条1項)。

また、出演者は出演契約の取り消しができます(AV新法11条)。


3. 契約してもすぐ撮影しない

契約してから1か月以上は撮影できません。
落ち着いて考える時間をもらえる期間です。

AVの撮影は、出演者が契約書面等、
説明書面等の交付を受けた日から
1ヶ月間は撮影ができません(AV新法7条1項)。

この1ヶ月の撮影禁止期間を短縮する旨の合意をした
としても無効になります。

この撮影には、カメラテストやパッケージ撮影などの、
AV自体と密接に関わるものも含まれます(7条4項)


4. 撮影後もすぐに公開されない

撮影が終わっても、すぐに動画や写真は公開されません。
撮影後4か月は公表禁止です。

全ての撮影が終了してから4ヶ月間は公表ができません(AV新法9条)。

撮影の終了には、編集までは含まれません。

この4ヶ月の公表禁止期間を短縮する旨の合意をした
としても無効になります。


5. やっぱり嫌なら拒否できる

  • 当日「やっぱり嫌だ」と思ったら、撮影を断っても大丈夫

  • 拒否してもペナルティはありません。

出演者は、AV出演契約を締結したとしても、
撮影時に性行為にかかる姿体の撮影を拒絶することができます
(AV新法5条2項)。

出演者が撮影を拒否したことにより、制作会社や公表にかかる販売会社に損害が生じたとしても、出演者は損害賠償責任を負いません。

解除された場合には、双方が、原状回復義務を負う(AV新法14条)ため、出演者が受領したAV出演報酬(ギャラ)は返還する必要があります。


6. 公開後も契約をやめられる

  • 公開されてから1年間は、理由がなくても契約をやめられます。

  • 違約金や追加請求もありません。

AV出演契約は、公表後1年以内であれば、その申込みを撤回し、任意に解除をすることができます(AV新法13条1項)。

この契約解除は書面や電磁的記録(電子メールなど)で
行う必要があります。

AV出演者に損害賠償をさせる旨の損害賠償額の予定・違約金条項は無効になります(AV新法10条2項1号)。

AV制作公表者(業者側)の損害賠償責任を免除したり、制限したりする条項は無効になります(AV新法10条2項2号、3号)。


7. 公開を止めることもできる

  • 契約をやめたら、作品の配信や販売を止めるようお願いできます。

AV出演者は、AV出演契約に基づかないAVの公表や、無効・取消・解除事由があるAVの公表の差止、予防、削除などの措置を請求することができます(AV新法15条1項、2項)。

制作公表者は、出演者が差止請求をしようとするときは、差止請求の相手方となりうるものの情報の提供をするなど、差止請求に協力をしなければなりません(AV新法15条3項)。


8. からだや心の安全を守る

  • 制作側は、出演者の健康や安全を守る義務があります。

  • 無理にやらせたり、いやなことを強制したりしてはいけません。

AV撮影にあたっては、出演者の健康・安全・衛生に配慮し、
出演者が任意に撮影をし、自由に撮影を拒絶できるように
配慮しなければなりません(AV新法5条3項)。

制作公表者は、出演者からの任意解除を妨げるために不実告知(嘘をつく)ことや、威迫・困惑させることが禁止されています
(AV新法13条5項、6項)。

AV出演者の権利を制限したり、義務を加重する条項は
無効となります。出演者に不利な条項は無効ということです。

健康・安全・衛生については、性病への配慮や、
望まぬ妊娠への配慮(避妊)も含まれます。
また、任意性の確保については、性行為等のみならず、
出演者を特定できるようなインタビューや
出演者のプライバシー権についても
出演者が拒否できるように配慮する必要があります。


9. 映像を確認できる

  • 公開前に映像を見て、間違いや嫌な部分がないか確認できます。

AVの制作公表者は、公表前に、公表するAVを出演者が確認する機会を与えなければなりません(AV新法8条)。

この規制は、出演者が想定していない映像が公表されることを防ぐための規制ですので、出演者が映像を確認した上で、
公表を拒否することができます。

映像の確認の機会を与えたというためには、
確認できる十分な時間を与えることが必要です。


10. 性病検査や説明

  • 撮影前に性病検査が行われているか確認できます。

  • わからない言葉は、自分の母国語で説明してもらえます。

性病検査の実施状況(内閣府令3条1号)
出演者の理解できる言語への翻訳(内閣府令3条2号)


ポイント
この法律のおかげで、契約は「怖いもの」ではなく、
自分を守るためのルールになりました。
契約前に説明を受けて、内容を理解すれば、安全に活動できます。


AV出演契約で書かれていること

契約する人や会社の名前と住所や連絡先
当事者の会社名・氏名・名称、特定するために必要な事項
(AV新法4条3項柱書)


①契約した日と場所
AV出演契約を締結した日時・場所(AV新法4条3項柱書)

②AVに出演すること
出演者が性行為映像制作物に出演をすること(AV新法4条3項1号)

③いつどこで撮影するか
撮影予定日時・場所(AV新法4条3項2号)

④撮影内容やプレイの種類、回数、避妊具の有無など
撮影の具体的内容(AV新法4条3項3号)
性行為、回数、避妊具の有無、他のプレイの内容、
特殊な性癖に基づく場合はその内容なども詳細に

⑤一緒に出る人の名前
一緒に出演する相手(男優・女優)の名前や情報
撮影の相手方特定事項(AV新法4条3項4号)

⑥作品をどこで見られるか、いつからいつまで公開するか
公表の具体的な方法・期間(AV新法4条3項5号)
販売する媒体(DVD等)、方法(インターネット配信、テレビ放送等)、
視聴可能となる条件(有料配信のみ等)などを明示する必要があります。
また、公表期間はいつからいつまでかを明示する必要があります。

⑦作品を配信・販売する会社やサイトの名前
作品を配信・販売する会社やサイトの名前の明示。
公表者特定事項(AV新法4条3項6号)

⑧もらえるお金はいくらか、いつもらえるか
もらえるお金の金額と支払う時期
報酬額と支払時期(AV新法4条3項7号)

⑨作品を見ることができる場所やサイト(DVD、ネットなど)
公表する場所・ウェブサイト情報の明示
(AV新法4条3項8号、内閣府令2条)


などをわかりやすく口や書面で説明してもらう必要があります
(AV新法5条)。

「わからないまま契約させられる」ことは違法です。

この章のひみつ:
契約は支配ではなく道具。知識を持つことで従属から自由になれる。


第3章:収益のひみつ

自由に活動したいなら、まず覚えておくべきことがあります。

収益が企業に握られると、自由は消える。

お金の流れを自分でコントロールできなければ、
契約や活動の選択肢も自然と制限されてしまいます。
逆に言えば、複数の収益源を作ることで、従属構造から脱出できます。


実践チェックリスト:今日からできる収益のひみつ

個人SNSでファンを育てる

発信内容を考える
:日常のことや趣味、特技など、自分らしさが伝わる内容を投稿。
投稿の頻度を決める
:毎日少しずつ、週に何回といったペースを決めて継続する。
ファンとの交流を大切に
:コメントやDMに返信して、応援してくれる人との信頼を作る。
自分のスタイルを確立
:他の人の真似ではなく、自分らしい発信の色を持つことで
ファンがつきやすくなる。


ライブ配信やファンクラブで小さく稼ぐ

無理のない範囲でスタート
:最初は月に数回の配信でOK。小さな収益でも「自分で稼ぐ経験」が大事。収益の仕組みを理解する
:投げ銭や月額会員制など、どの方法でお金が入るかを把握。
ファンとの距離を近くする
:ライブ配信ではリアルタイムで話したり
質問に答えたりして、親近感を作る。

メーカーや事務所以外の収益源も持つ

収益源を分散する
:SNS広告収入、グッズ販売、オンラインイベントなど、
1つに依存せず複数持つ。
自分のブランドを強くする
:ファンに「この人の作品や発信が好き」と思わせるための活動を意識。
リスクに備える
:企業に頼らなくても稼げる力を持つことで、
契約条件や活動の自由度が高まる

この章のひみつ:
お金は力。自分で稼ぐ経験が、従属から自由になる最大の武器。


第4章:コミュニティのひみつ

業界では「メーカーは神」「事務所は親」のように
言われることがあります。
でも覚えておいてください。

本当の神は、あなたの中にいます。

メーカーや事務所などの企業は
協力してくれる存在にすぎません。
あなたの自由や力を本当に作るのは、
フォロワーでも購読者でもなく
ファンです。


ファンとつながる方法

  1. SNS

    • Twitter(X)、Instagramなどで日々発信

    • ファンとのやり取りを大切にする

  2. 個人プラットフォームでの配信

    • ライブ配信や動画配信でリアルタイムに交流

    • 小さな応援も直接収益につなげられる

  3. メールリスト

    • 公式メールやニュースレターで情報を直接届ける

    • 他社プラットフォームに依存せず、自分で管理できる


コミュニティを育てる3ステップ

  1. 小さく始める

    • 最初は少人数のファンでもOK。毎日の発信を習慣にする

  2. 信頼を築くフォロワーをファンへ

    • コメントや質問に丁寧に答え、ファンと関係を作る

  3. 応援が収益に変わる仕組みを作る

    • 配信やファンクラブ、個人メディアで少額でも収益化

    • 「支えてくれるファンがいる=自由の基盤」


フォロワーをファンに変える方法

1. 発信をファン目線にする

投稿するとき「見てくれるだけの人」ではなく、
「応援してくれる人」に向けて考える
役立つ情報や面白い話、自分らしさが伝わる内容を意識する

2. 双方向のやり取りを増やす

コメントやDMにできるだけ返信する
質問には丁寧に答える
「ただ見るだけの人」が、あなたとのやり取りで
親しみを感じるようにする

3. 小さなアクションを応援に変える

投稿に「いいね」やコメントをくれたら、感謝を伝える
小さな投げ銭やサブスク登録も歓迎し、応援の一歩にする

4. 限定コンテンツで特別感を出す

SNSだけでなく、ライブ配信やファンクラブで限定コンテンツを提供
「ここでしか見られない」と思わせることで、フォロワーが応援に変わる

5. 継続的に関係を育てる

毎日の投稿や定期配信で、少しずつ信頼関係を作る
応援してくれる人が増えると、コミュニティが自然に強くなる


ポイント

  • ただ見るだけのフォロワーは「無料で通り過ぎる人」

  • ファンは「あなたを応援したい人」

  • 交流・特別感・感謝を意識して、少しずつフォロワーをファンに変える

この章のひみつ:企業ではなくファンがあなたの本当の力。


第5章:心理のひみつ

新人が従属の道を歩む一番の理由は、
教育不足と心理的な依存です。
「守られたい」「指示に従う方が安全」という
気持ちは自然なものですが、
放置すると自由を奪われてしまいます。

では、どうすれば心理的従属を避けられるのか?
答えは、自分の意思で決める習慣を身につけることです。


女優として自由に活動するためには、
「自分で決める習慣」を身につけることが大切です。

1.毎日の小さな選択を自分で決める

何を食べるか、どの順番で作業するか、
SNSに何を投稿するかなど、
小さなことから自分で決める練習をしましょう。
小さな成功体験を積むことで、自信が生まれ、
従属しない心が育ちます。

2.選択肢は自分にあると意識する

「やらされている」のではなく、
「自分が選んでいる」と考えるクセをつける。
迷ったときは、「これは自分が決めたことか?」
と問いかけてみましょう。

3.失敗も自分の経験に変える

選んだ結果うまくいかなくても、
「学び」として自分の成長につなげる。
誰かのせいにせず、自分で決める力を
少しずつ強くします。

この章のひみつ:
自分で決める習慣と成功体験。


あとがき

これまで読んできた知識を覚えておいてください。

企業はあなたの味方であっても、神ではありません
あなたの自由や選択権を守ってくれるのは、
あくまで自分自身の力とファンコミュニティです。

この本で紹介したひみつを実践すれば、
今日からあなたは「守られる女優」ではなく、
自分で道を切り開く女優になれるのです。

さあ、自分の力で未来を作る準備を始めましょう。

もしも、もっとたくさん
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事務所やメーカーに搾取されず
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