ハッピーライティングマラソン#6──問いかけがほどいてくれた、青春の記憶
こんにちは、haRu*☽です。
本田健さんのハッピーライティングマラソンに参加しています。
書くことで、人生がやさしく変わっていく
“書くことを楽しむ”ための、素敵な企画です♡
今週のお題は
『あなたが、高校生から22歳ごろに読んだ本で、よかった本は何ですか?』
さっそく、綴ってみたいと思います𓂃⟡.·

問いかけに向き合う中で、わたしは思いがけず深い時間を過ごしました。
今回のお題を見て・・・実は、「何を読んでいたのか、思い出せない」というところからスタートしたのです。
いつもバッグの中には本が入っていたはずなのに。
高校の図書館にもよく通っていたのに。
大学の行き帰りの電車の中でも、たいてい文庫本を開いていたのに。
なぜか、具体的な記憶がすぐには出てこなくて。
まるで記憶喪失みたいだな、と自分で可笑しくなってしまいました。
それでも、記憶を辿っていくと、少しずつ当時の光景が思い出されてゆきました。
今のわたしが書くとちょっと照れくさいのですが・・
高校生から大学生の頃のわたしの毎日の中心にあったのは、恋愛でした。笑
そんな、恋する乙女だった頃に出会った本で、特に印象深く思い出されたのは、
銀色夏生さんの詩集「ロマンス」。
学校帰りに、地元の駅前の本屋さんに立ち寄るのが好きで。
今はもう無くなってしまった本屋さんだけれど、あの当時の本屋さんの店内が鮮明に思い出されて懐かしくなっています。。
銀色夏生さんの本が並んでいたのは、奥から2列目の本棚・・・この詩集を読んでいたことすら遠い記憶の箱の中に入っていたのに、思い出した途端に、あの頃のわたしが見ていた景色がよみがえってきました。
青春真っ只中で、恋に焦がれて、愛を知ろうとしていたわたしの周波数に、ぴったり響いたのが、この詩集・・・
恋は時に、海に漂うように心地よく、深海に潜るように苦しくて。。
そんな恋心に寄り添ってくれた、特別な一冊でした。

ほかにも、星新一さんの「ショートショート」、吉本ばななさんの「キッチン」「つぐみ」、平岩弓枝さんの「御宿かわせみ」などにも夢中になりました。
御宿かわせみ・・読んでいたこともすっかり忘れていましたが、あの頃、何冊も読んでいたのですよね。
時代小説を読んだのは、後にも先にも、この本だけ。
そうそう・・
ちょっと背伸びして、渡辺淳一さんの大人な恋愛小説にドキドキしたりもしました。笑
なんて素敵なお題なのかしら・・・
今回のお題のおかげで、忘れかけていた青春時代の自分を思い出すことができました。
改めて、幼い頃も、青春時代も、大学生の頃も、本のおかげで感性を育む体験をいただいていたんだな、と氣づかされました。
どの瞬間にも、ギフトで満ちていた・・そう思いましたˎˊ˗
あの当時のわたしが見ていた景色や、感じていた「心」を思い出すことができて、この企画への感謝の気持ちで胸がいっぱいです。
そしてもうひとつ、思いがけない体験もありました。
記憶を辿っているとき、夫に「ねぇ、あの頃どんな本を読んでいた?」と何気なく尋ねたのです。
そこから、彼が高校生だった頃の本の話や、その頃の思い出を聞くことができて。
「わたしと出会う前に、この人もちゃんと青春を過ごしていたのね・・」
そう思いながら、目の前の少し白髪が混じり始めた夫を見つめたのでした。笑
健さん、今回のお題もありがとうございました🤍
思い出す時間も、誰かと響き合う時間も、とてもあたたかいものですね。
haRu*☽
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