【お茶活】スリランカ編
こんにちは。
烏野です。
これまで紅茶に関するnoteを2本書いてまいりました。
入門編、インド編に続き、今回はスリランカです!
スリランカもかなりの紅茶大国。インドよりも有名産地が多く、それぞれ個性が光ります。
ところで、スリランカという名前は新国名。旧国名は「セイロン」でした。セイロンの紅茶、セイロンティー。
スリランカよりこちらの方が聞き馴染みある方多いのではないでしょうか。
ではセイロン事情を知ったところで、いざスリランカ!
スリランカのお茶旅
➀ウバ
スリランカの中央よりちょっっっっと南東にある山の斜面がウバ地域。
所在地が山の斜面であり高所にあることから、生産量はそこまで多くないのが現状です。
また、ウバの茶葉は世界三大銘茶のひとつにラインナップされます。
ウバの味わいの特徴はまるでミントのようなキリッと感。飲むとスッキリとした後味。
ダージリンなどのインド系とはまた異なり、どこか洗練され落ち着いた味わいを楽しむことができます。
もし普段ウバを飲んでいない方なら、新しい紅茶の扉を開けるでしょう。
コクが強く、ストレートはもちろん、ミルクをいれるのもオススメです。
ウバの旬は夏。生産が少ないことから、旬のウバはかなり希少で、巷では中々出会えない一品です。
②ディンブーラ
スリランカの西側にある地域で、ウバと同じく高所にあります。(スリランカの高所はハイグロウンと呼ばれているぅ)
変動が少ない温暖な気候ゆえ、年中安定して茶葉がとれる紅茶の楽園。
そしてここの茶葉は何と言っても、クセがない!
マイルドオブマイルドな紅茶がディンブーラです。そのマイルドさから、初心者向けの紅茶、ブレンド要員として幅広く活躍する中堅選手。
コクもあるし、お茶らしい渋みもあるし、甘みもある。
紅茶の美味しい要素を全部乗っけちゃったよくばりな茶葉です。
ディンブーラの旬は冬。
しかしながらこれまたディンブーラのポテンシャル。
旬とそれ以外の時期とでは、味わいや香りに大きな差がないというのです。つまり旬以外でも美味しく飲めるということ。
すごいなぁ。
③ヌワラエリヤ
中々特徴的なお名前のヌワラエリヤ。(噛みそう)
今回ご紹介する5種の中で最も高い場所に位置します。超ハイグロウン!
その超ハイグロウン地域で、昼間は暑く、夜は寒く、アメと鞭で育てられた茶葉は旨味をたくわえていきます。
その味わいは、茶らしい爽やかな渋みをしっかり感じられます。コクは優しめなので、ミルクというよりはストレートがオススメ。
またスリランカの中で最も香りがよいとされ、フラワリーな香りを楽しめます。
ヌワラエリヤの旬は冬と夏。
旬以外でも香り高いヌワラエリヤですが、旬になるとさらに芳香を放ちます。味わいもレベルアップし、イケイケな茶葉が躍り出ます。
しかしながらこれまた探すのが難しいかと思います。
お求めの方は、迷わず専門店へGO。
④キャンディ
キャンディを知っている方、結構いるかもしれません。アメの紅茶と思っている方も結構いらっしゃるイメージ。
そんなキャンディはちょうどスリランカの中部にある地域で、ミディアムグロウンに位置します。
キャンディたちは変動の少ない穏やかな気候で育ち、その味は気候のように穏やか。
紅茶の中でもベーシックな味わいで、同じくクセがないディンブーラと比べると、よりあっさりした味わいを持ちます。
そのためペアリングするデザートを邪魔しない存在と言えます。
しかし逆に言ってしまうと、普段紅茶を飲みなれている方であれば、少し物足りなさを感じてしまうかもしれません。
キャンディの特徴を活かすと、夏場に重宝するアイスティーに向いています。渋みの少ない茶葉なので、水出しなんかにすると舌ざわりのよいまろやかなアイスティーが出来上がります。
んー、美味しそう!
⑤ルフナ
スリランカ唯一の低地で作られる茶葉がルフナ。スリランカの紅茶栽培の過半数をルフナが占めています。
島の南に位置し、高温多湿の環境がルフナ特有の味わいを引き出します。
ルフナは発酵が強く、渋みがしっかり出るお味。味わいもコクがしっかりめにあるので、ストレートというよりミルクがオススメ。
紅茶をしっかり感じたいんだ!という方はストレートもぜひ。
おわります
ではでは、スリランカのお茶をご紹介してきました。
全てのラインナップを見かけるのは難しいセイロンティーですが、中にはセイロンティーを専門にしているティーショップなんかもあるので、こだわりを反映できる茶葉たちでもあります。
同じスリランカの島でも茶葉の味は個性様々。
それでは今回もお付き合いありがとうございました。
気が向いたら中国茶もご紹介しますネ……。
𝑮𝑶𝑶𝑫 𝑩𝒀𝑬 ___
【参考資料】
知る・味わう・楽しむ 紅茶バイブル 山田 栄(監修) ナツメ社 2017
