見出し画像

431 家庭菜園|働き者たちのギフト

今年は心強い助っ人が大活躍している。
毎朝、ズッキーニの人工授粉のために5時半頃に庭にでる。

1本か2本の授粉はあっという間なのだが、敵のような同志のような花蜂もお手伝いに舞い降りて来てくれる。大きくてゴロンとした愛嬌たっぷりボディ、ブーンブーンと羽音も大きく、遠くからも聞こえてくる。「来たなぁ」と、少し様子を見つつ作業を続けていると、あろうことか目の前の雌花に潜り込んで作業の邪魔、いえいえお手伝いをしてくれるのだ。

私が雄花をチョンチョンとしていると「それ私に貸して」と言ったか言わなかったかは定かじゃないけれど、雄花の先っぽに停まるのである。「えーっと、どうしましょう」と悩んだけど、人工授粉は花蜂にバトンタッチすることにした。もしかして、私の人工授粉より、花蜂の自然受粉の方が成功率が高いかもしれないなぁと思っているから。

今年は窓にゴーヤカーテンの日よけを準備している。ゴーヤは去年に続いて2回目の栽培。去年の結果は、頑張って雄花と雌花を人工授粉したけど、収穫できたのはたった1本という悲惨な結果だったのだ。

だがしかし、今年はなんということでしょう。 

ゴーヤカーテンに、ゴーヤの実がいっぱい付いている。私は人工授粉作業はいっさい行っていない。

さて、誰が受粉したのでしょう!

正解は、働き者の花蜂さんたちです。

収穫間近のゴーヤは、ずっしりと重く、色も濃く、表面の凹凸も不揃いで野性味たっぷりな姿、とってもいい感じ。去年のあの苦労は何だったのか。全て花蜂さんたちにお任せした方が実が鈴なりって、ちょっと傷つく乙女心。それでもその働きぶりには感謝しかない。ありがとう。

私は毎日、素晴らしい仲間と家庭菜園を楽しんでいる。

性格が穏やかな花蜂たちの羽音に包まれて過ごす朝は、豊作というギフトを運んでくる。


この記事が参加している募集