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妻が「社労士試験」に合格し、Webライターの私は「死ぬほど稼ぐこと」への執着を捨てた。

令和7年度(2025年度)の社会保険労務士試験(社労士試験)。
本試験当日の夜、自己採点を終えた後の、あの静まり返った夜を今でも鮮明に思い出します。

選択式の労災2点。 社労士試験には「足切り」という残酷なルールがあります。どれだけ合計点が高くても、一科目でも基準点に届かなければ、その瞬間に不合格が決まる。

「今年はダメだったね」

それぐらいしか言葉に出ませんでした。
合格ラインの救済措置(基準点の引き下げ)を願う気力すら湧かない、あまりに高い壁の前に立ち尽くし、ただ無力感に浸っていた1ヶ月。

しかし、10月1日。合格発表の画面に、妻の番号がありました。 震える声で泣き崩れる彼女を見て、私の心の中にあった「ある重い鎖」が、音を立てて外れた感覚がありました。


「個の稼ぎ」から「夫婦ユニット」の安定へ

私はWebライターです。 この仕事は、書かなければ1円にもなりません。

一家の主として「俺が稼ぎ続けなければ」というプレッシャーは、常に私の背中に張り付いていました。

しかし、妻が社労士試験という難関を突破し、「未来の専門家」としての切符を手にしたことで、我が家の構造は劇的に変わりました。

現在、彼女は社労士事務所で実務を学びながら、正式な登録に向けて一歩ずつ歩みを進めています。

まだ「社労士」という肩書きを名乗る前の段階ですが、それでも我が家の家計ポートフォリオ(資産構成)は、精神的な意味で塗り替えられました。

  • 妻:国家資格という「強固な盾」を手にする確信

  • 夫:Webライターという「柔軟な矛」

パートナーが「代えのきかない専門知識」を身につけ始めたことで、私は初めて「攻め」の姿勢を取れるようになったのです。


「死ぬほど稼ぐ」をやめて、見えてきたもの

誤解を恐れずに言えば、私は「生活のために必死に文字数をこなすこと」をやめました。

これまでは、安い単価でも数をこなして売上を立てることに必死でした。

しかし、精神的な余裕が生まれたことで、一つの問いが生まれました。

「今の自分は、本当に価値のある言葉を書いているか?」

焦って1万文字書くよりも、魂を込めて1,000文字を書く。

妻が事務所での実務に悩み、AIを相棒にその壁を一つずつ乗り越えていく姿を隣で見ているからこそ、私自身の「プロ意識」も再定義されました。

死ぬほど稼ぐ必要がなくなったとき、皮肉にも「文字単価10円」という高い目標が、かつてないほど現実的な射程に入ってきたのです。

というのは冗談です。(笑)

文字単価10円のWebライターはレジェンド級です。


資格は、合格した本人だけの宝物ではない

今の妻は、事務指定講習や事務所での実務に揉まれながら、着実に「登録」というゴールへ向かっています。

かつて自己採点の数字に泣いた彼女は、今や「法律の力で誰かを支えるプロ」としての覚悟を固めています。

一人の人間が本気で難関試験を掴み取ったとき、その恩恵は本人だけでなく、支えた家族の「生き方」さえも解放します。

もし、今この記事を読んでいるあなたが、パートナーの挑戦を支えているのなら。
あるいは、あなた自身が絶望の中にいるのなら。

その「足切り」の恐怖の先に待っているのは、単なる合格証書ではなく、「夫婦という最強のパートナーが手に入れる、新しい自由」かもしれません。

妻は合格者。
私はWebライター。

夫婦で、それぞれの武器を磨いていく。

妻は法律で人を守る。
私は言葉で人の心を動かす。

その隣で、今日もまた記事を書く。

それでいい。

そう思っています。

追記:下記は妻が2025年3月時点に利用していたユーキャンの3冊セット
(労働科目、社会保険科目、一般常識科目)のテキスト(最新版)です。

現在でも「実務」「年金研修」で、
「あれ?どうだったっけ?」という時に、読み返しているそうです。


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ナオヤ | 足切りの恐怖を知る男| Webライター いつも応援ありがとうございます!温かいお気持ちは、ライターとしての執筆活動や新しいゲームへの挑戦資金として大切に活用させていただきます。これからもよろしくお願いします!