虚言壁の娘(11) たった一人の友達から現金を盗む2
娘には基本的に人の気持ちを理解すると言う、
本来人として持ち合わせているはずの
心が無い
のです。
私は娘に、
友達が居なかった〇ちゃんに
友達が出来て、毎日遊びに来てくれる事が
どれだけ楽しくて嬉しかったかを説明しました。
また、娘が、
〇ちゃんの親にも可愛がってもらえた事も話しました。
これに対して娘は、
いつものように
ただ泣いて謝れば、
いつかは話が終わると思っているとしか
取れない反応を示したのです。
そこで私は、窃盗とは立派な犯罪である事を話し、
再犯率が物凄く高い事も話しました。
「もう絶対にしない」と娘は言っていました。
しかし、どこまでが本心で話しているかは
わかりませんでした。
虚言壁が治るとは思えなかったからです。
〇ちゃんの父親と電話で話しをしました。
私は、娘がお金を盗んだ事を正直に話し、
どうやって盗って来たかも話をしました。
また、警察に被害届を出しても良いとまで言いました。
それに対して〇ちゃんの父親は。
「〇〇ちゃんには本当に感謝をしているのです。
友達が居なかった娘と毎日遊んでくれて、
私達夫婦も娘が楽しそうに遊んでいる事が嬉しかったのです。
だから、これからも娘と遊んでもらいたいです。」
などと言われました。
私は
「〇ちゃんが、
今回の事でどれほどの心の傷を負ったかを考えると
娘のやった事は絶対に許される事ではないです。
もしかした、今後、〇ちゃんは
立ち直れない事になってしまうかもしれないですから、
私も親として一生をかけて償わなくてはならい事です。
だから、そんな簡単に許さないで下さい。」
と言いました。
〇ちゃんの父親は、涙声で
「そこまで娘の心配をしてくれてありがとうございます。
でも、うちの娘は大丈夫ですから〇〇ちゃんを叱らないで
あげて下さい。
また今迄みたいに娘と遊んで下さい。」
と言ってくれました。
只々、〇ちゃんの両親に
申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
このあとすぐに毒嫁と娘とで〇ちゃんの家に
謝罪と盗んだお金を返しに行きました。
そこでも〇ちゃんの両親は、
娘に対して、
「これからも遊びに来てね」と言ってくれたそうです。
この窃盗事件以降、
〇ちゃんと娘が遊ぶことはありませんでした。
〇ちゃんと〇ちゃんのご両親の思いを
裏切って、どれほどの心の傷を負わせてしまったかを
考えて、想像すると、
とんでもない娘を育ててしまったと言う、
罪悪感が今でも消えません。
ただただ後悔をしています。
前科三犯の娘…
