「もっと小さくても」いいんじゃない?
続いていく人って、無理をしていない。
何もしていないわけじゃないし、
ちゃんと動いてるし、ちゃんと考えてる。
でも、必要以上には背負わない。
そこを、静かに決めているだけなんです。
頑張りすぎない。
完璧を目指しすぎない。
できなかった日に、わざわざ自分を裁かない。
「あれもやらなきゃ」より先に、
“これはやらない”を決めているから、
途中で息が切れない。
たぶん、続かなくなる時って、
能力より先に、心が疲れてしまうんだと思う。
多くの人は、
新しいことを始める時に、
今の自分を作り替えようとしてしまう。
昨日までの自分を否定して、
もっと強く、もっと立派に、
別人みたいになろうとしてしまう。
でも本当は、
大改造する必要なんてないんです。
今の自分の中に、
まだ使っていない感覚を、
少しずつ見つけていくだけなんです。
ちゃんと休める感覚。
力を抜ける感覚。
乱れたら、また整えればいいと思える感覚。
そういうものって、
最初から、わりと自分の中にあるものです。
ただ、急ぎすぎると見えなくなる。
だから、
毎日の景色の中に置いておく。
朝、歯を磨いたあとに
自分に、気分よくなる言葉をかける。
コーヒーを入れている間だけ、深呼吸する。
寝る前に、本を1ページだけ開く。
そんな、誰にも気づかれないくらい小さなことを、
もう流れている日常に、そっと重ねる。
すると、
「頑張って続ける」より、
ふとした時に、
“あぁ、これもできるようになってる”
みたいな、新たな自分に出会えるんです。
習慣って、
意志の強さを試すものじゃなくて、
「新たな挑戦への摩擦」を、
どれだけ減らせるかの設計なのだと思う。
いきなり朝5時に起きて「散歩するぞ!」より、
毎朝飲むコーヒーの時間に、
1分だけ太陽を感じるとか。
歯磨きのあとに、
一回スクワットをするとか。
そんなふうに、
すでにある流れに重ねた行動は、
身体があまり抵抗しない。
続けられる人は、
特別に根性があるわけじゃなくて、
「自然に動ける形」を、 先につくってる。
そして、小さな習慣は、
小さいまま終わらない。
無理なく続くものは、 気づかないうちに、
生活のあちこちへ染み出していく。
整ったリズムは、
静かに、そして豊かに、景色を変えはじめる。
「①から読んでくれた人、
ほんとうにありがとう🍹」
署名
kusmi.kotoba
