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半夏生 ー立ち止まるー

先日、地域の草刈りがありました。
毎年この時期、道路の植え込みの雑草を、
ご近所さんたちと一緒に、
朝早くからお昼まで刈っていきます。

その植え込みの中に、
いつも昼顔がいます。

今年も薄いピンクの花を咲かせていて、
らせん状の小さなつぼみもつけていて、
朝顔とはまた違った可愛さです。

蒸し暑い年、カンカン照りの年、海風が涼しい年…
いろいろですが、
いつも日陰で休憩する時は、まだ真夏の暑さではなく、
心地よい休憩時間になります。

そんな休憩時間のような日が、
今日の半夏生です。

半夏生は、
暮らしの節目を教えてくれる「雑節」のひとつ。

この頃までに田植えを終えて、一旦身体を休めましょう。

そんな思いが、今も暦の中に残っています。

昔、田植えは生きていくために欠かせない仕事でした。
休む間もなく働いていたのでしょうね。

田植えが終わり、ホッと一息ついたところで、
梅雨の蒸し暑さも重なって、
どっと疲れが出る頃だったのでしょう。

少し休みましょうという優しいお知らせだったんですね。

昔とは暮らし方は変わっても、
季節の節目に少し立ち止まる時間は、
今でも大切なのかもしれません。

昼顔を見ると、
「あぁ、今年もこの時期が来たなぁ」
と思い出すように、
半夏生がくると、
「ちょっとひと休みする時期やなぁ」
と思い出す。

そんな暮らしのサインの一つになればいいですね。

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