「更新が止まった人」を、まだ少し待ってしまう
「いた」という言い方は、少しだけ残酷だと思う。

好きなnoteクリエイターさんが、数人「いた」。
過去形なのは、もうその人たちが更新していないから。
新しい記事は上がらない。
コメントも増えないし、スキの足跡もつかない。
たぶん、もうnoteを辞めてしまったんだと思う。

ふとしたときに思い出して、ページを開いてみる。
最後の更新日は、やっぱりあの日のままで止まっている。
あの人が今、何を考えているのかを知る手段は、もうどこにもないのかもしれない。
そう思ったとき、少しだけ、寂しくなる。
やり取りなんて、ほとんどなかったのに。
名前を呼んだことすら、数回しかないのに。

それでも確かに、「ここにいた」という実感だけが残っている。
SNSだけでつながっていた関係。
言葉が途切れた瞬間、こんなにも静かに終わるなんて。
引っ越しの挨拶も、閉店のお知らせもない。
ただ、更新が止まるだけで、その人は日常からいなくなる。
そして、こちらからは何もできない。
待つことしかできないし、
たぶん、その「待つ」も、いつかやめてしまう。
それでも、ときどき思い出すんだと思う。
あの人の書く言葉が、好きだったな、って。

もう読めないかもしれない文章に対して、
少しだけ未練みたいなものを残しながら。
きっとそれは、
「深く関わっていなかった関係」だからこそ、
終わり方がこんなにも曖昧で、こんなにも静かなんだろう。
だから今日も、何も変わっていないページを、そっと閉じる。

更新されていないことを確認して、
そのまま日常に戻っていく。
それだけのこと。
それだけのことなんだけど——
やっぱり、少し寂しい。

そして、ふと思う。
今、好きで読んでいる人たちも、
いつか同じように、静かにいなくなるのかもしれない。
そう考えてしまった時点で、
もう少しだけ、寂しさは増えている気がする。

〈おまけ〉


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