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荒廃世界流浪編|エピソード玲 Vol.7 ~荒廃した世界は現実なのか?~



あれから、どれほどの時間が流れたのだろう。

気がつくと、玲は荒廃した世界を一人、歩いていた。




戸惑いは、なかった。

それは諦めでも、覚悟でもない。
自分の内側から失われていた何かが、
この世界のどこかに確かに存在している――
そんな予感と期待感が、静かに胸の奥で膨らんでいく。





不思議なことに、恐怖はなく、
代わりに、理由のわからない高揚感が心を満たしていた。

そして玲は気づく。
自分がほんのわずかに微笑んでいることに。