「橋を守る“止水技術” 地覆ジョイントの知られざる役割」
橋のつなぎ目部分には、さまざまな形状があります。
そのため、すべての橋に地覆ジョイントを設置できるわけではありません。
構造上、装置が入らない場合には「シール材」による止水処理が行われます。
橋のつなぎ目で見かけるテープのような部分は、このシール材であることもあります。
しかしシール材は、橋の伸び縮みによって少しずつ劣化していきます。
時間の経過とともに漏水や破損が発生しやすく、定期的な補修が必要になります。
その点、地覆ジョイントは高い止水性能と耐久性を持ち、橋の維持管理にも優れています。
路面の水はけや橋内部への漏水対策は、事故防止や道路環境の安全性にも大きく関わっています。
普段は気づかない橋の端。
そこには、人々が安心して道路を使い続けるための工夫と技術が詰まっています。
何気なく渡る橋も、少し視点を変えると、たくさんの技術者の知恵が見えてくるかもしれません。
