【絵本】偲ぶにつれ心温まる『いのちの木』
引き続き、『大人が読みたい絵本500』から
<心を温めたいとき>の絵本リストより。
『いのちの木』
ブリッタ・テッケントラップ/作絵
森山 京/訳
ポプラ社(2013.9月)
ブリッタ・テッケントラップ。
ドイツの方です。この方の名前も記憶に残る響きです(笑)
子どものための絵本をたくさん描かれ邦訳されています。
私が読んだのは『かべのむこうになにがある?』だけだったので語るのもおこがましいですが、作品一覧でずらっと並んだ表紙だけみるに可愛らしい色彩とタッチの作風です。
この絵本の表紙は深い藍色の背景で少し暗め。
キツネとその象徴になった木のオレンジの補色だからでしょうか。
キツネと ともに すごした じかんを、
みんなは、ほほえみを うかべながら
おもいかえしていたのです。
あぁ、離れてしまってもいつも心の中に居てくれるんだ~って。
絵本の中は、森の動物たちや可愛らしい色で溢れています。
旅立ったキツネとの思い出が色鮮やかに描かれています。
大切な人をなくした悲しみがぬぐえない時。
そっと寄り添い、その人との思い出を振り返えらせ、
前を向くきっかけになるような大人の絵本だなぁと思いました。
