脳が「手」を鈍らせる?『手の妙用』に学ぶ、伝統霊気で「感ずる手」を取り戻す実践法
【重要な注意事項】
1. この記事の内容について
この記事は、心身改善臼井霊気療法学会等伝統霊気に伝わる伝統的な技法について解説しています。西洋レイキや他の流派とは異なる内容が含まれますので、ご了承ください。
2. 歴史的な表現について
本記事では、臼井霊気療法の歴史的な文献や資料に基づき、当時使用されていた名称(「治療」「病気」「患部」など)をそのまま使用しています。これらは歴史的・学術的な正確性を保つためのものであり、現代の医師法に基づく医療行為を意味するものではありません。診断行為は行いません。
3. 医療行為との関係について
本記事の内容は、医師法に基づく医療行為や診断を代行するものではありません。医師の治療を最優先してください。不調がある場合は、まず必ず医師の診断・指示を受けてください。現代医療の治療機会を奪うことは本意ではありません。伝統霊気は、通常の医療と並行して活用する補完的なものとして捉えてください。
4. 実践について
自己責任での実践をお願いします。副作用はありませんが、万が一「体に合わない」と感じた場合は、直ちに実践を中止してください。
はじめに——「ヒビキがわからない」と悩むあなたへ
心身改善臼井霊気療法学会等伝統霊気を実践していく中で、誰もが一度は直面する壁があるのではないでしょうか。
「手を当てても、病腺(ヒビキ)がよくわからない」
「他の人は熱やピリピリ感を感じるというのに、自分の手は何も感じない。鈍感なのではないだろうか」
このような悩みを抱え、自信を失ってしまう方は決して少なくありません。しかし、どうか安心してください。あなたの手が特別に鈍感なわけではないのです。むしろ、あなたが社会人として立派に思考し、知性を働かせている「大人」であるからこそ、手は自然と感覚を潜めているのです。
この深い理由について、古くから伝わる手当療法の貴重な文献『手の妙用』には、はっとさせられるような哲学的な洞察が記されています。本記事では、この『手の妙用』に記された叡智を紐解きながら、私たちがなぜ「感ずる手」を失ってしまったのか、そして伝統霊気の実践を通して、どうすれば再びその手を取り戻せるのかをお伝えしていきます。
なぜ、私たちは「感ずる手」を失ったのか
『手の妙用』の修練編には、手当療法において最も大切なことは「自分の手を『感ずる手』にすることである」と明確に記されています。そして、非常に興味深い事実が語られているのです。
本来、人間の手は誰もが「感ずる手」として作られています。八、九歳から十二、三歳くらいまでの子供に、誰かの痛むところへ手を当てさせてみてください。子供はすぐに「手が痛いから嫌だ」と言って、ぱっと手を離してしまうことが多いのです。小さな子供ほど、手は驚くほど繊細に他者の痛みや不調を感じ取ります。
ところが、十五、六歳になると、ほとんどの人の手は「感じない手」へと変化してしまいます。これはなぜなのでしょうか。
『手の妙用』では、この年齢になると「頭が働くようになるからだ」と見抜いています。自我が芽生え、思考力や知性が発達すると、体内の血液やエネルギーは脳の方に多く集まるようになります。その結果、末端である手の方に巡るエネルギーが相対的に減少し、特に痛覚などの繊細な感覚が鈍くなっていくのです。
この文献では、旧約聖書のアダムとイブの物語を比喩として用いています。彼らが「知恵の木の実」を食べたことで、エデンの園を追われ、手で働いて生きていかなければならなくなりました。知恵の実を食べるということは、すなわち「頭が働くようになる」ということです。頭が働くからこそ、外界に対する概念が生まれ、「自分」と「外界(他者)」を切り離して考える自我が確立するのです。

日常の労働や複雑な社会生活を営むためには、実は「鈍感な手」の方が都合が良いのです。いちいち他者の痛みや外界の刺激を鋭敏に感じ取っていては、日々の仕事に支障をきたしてしまいます。つまり、私たちがヒビキを感じにくいのは、能力が劣っているからではなく、現代社会を生き抜くために「頭(脳)」をフル回転させ、自分と世界を切り離して適応してきた結果なのです。
「分離」から「統合」へ——伝統霊気が目指す本来の姿
本来、外界と自分とは一体であり、不可分なものです。しかし、知恵(脳の働き)によって自分と外界を分離するところに、迷いや執着、そして「手当」における感覚の遮断が生じます。
心身改善臼井霊気療法学会等伝統霊気において、「自我をなくし、宇宙の霊気と響き合う」ことが幾度となく説かれるのは、まさにこのためです。「私が治してやろう」「早くヒビキを見つけなければ」と頭で考えるほど、血液とエネルギーは脳に集中し、手はますます鈍感になっていきます。
思考を静め、再び自分と外界(他者や宇宙)との境界線を溶かしていくこと。頭に上ったエネルギーを全身へ、そして手へと巡らせていくこと。これこそが、「感ずる手」を取り戻すための本質的なアプローチなのです。
さらに深く学びたい方へ
ここまでお読みいただき、手が鈍感になっている理由が「脳の働き」と「自我の分離」にあることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
ここから先は、より実践的で深い領域に入ります。『手の妙用』の哲学と、私が長年の実践の中で培ってきた伝統霊気の具体的な修練法を掛け合わせ、失われた「感ずる手」を呼び覚ますための具体的な道筋をお伝えしていきます。
有料部分では、以下のような実践的な叡智を余すところなく公開いたします。
• 脳に集まったエネルギーを手に降ろす「意識の転換法」
• 「治そうとする自我」を手放すための具体的な心理的アプローチ
• 伝統霊気の基本技法を活用した「手」の感覚覚醒ワーク
• ヒビキ(病腺)を「探す」のではなく「向こうから知らせてくる」のを待つ極意
• 日々の生活の中で「感ずる手」を育てる秘伝的な習慣
ただ知識を得るだけでなく、あなたの手を真の「治療の手」へと変容させていくための実践書として書き上げました。ご縁を感じた方は、ぜひ共に歩みを進めましょう。詳しいテキストのご案内は、有料部分の最後で行っております。
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