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手を繋ごうとして指を撫でた

クリスマスイブ、ラジオからクリスマスの歌が流れ続けている。
僕は車を運転しているわけです。
海に向かって。
キャンプしようと思ってたけど、なんだか強行突破できず隙をみて少しでも海に。
波音が心地よいのに、雑念に塗れるから、雑念に従う事にした。
子達のクリスマスプレゼントを探しに。

なんかつまんないのでやめる。
つまんないことはもう嫌だよん。

土に触れ眠りが心地良かった。
その時に見た夢。
愛しい人と歩いてた。
並んで歩いてた。
なんとなく手が届きそうで手の甲のほうがほんの少し触れ合うようにしてみた。
指が五本のうち、動かしやすい2本くらいが反応して、ちょんちょんする。
ああ、もう手を繋いでしまいそうだ。
だけど、指2本だけフワリと繋いで、手を繋ぐには恥ずかしくて、指先を撫でてた。
確か、中指だ。
ファックする指だ。へらへら。

そんな心地よい夢は、今日の大切な宝物でした。

所用をすませ、クリスマスのせいか、ジョンレノンやポールマッカートニーが流れビートルズを思いだす。そーいえば、中学生の僕はビートルズが好きでジョンレノンが好きでポールのイエスタデイとレットイットビーが好きで、ミュージシャンになりたろうと考えてた事を思い出した。
ビートルズみたいになりたいと思った。
仲間が欲しかったけど

仲間外れだった

演劇を始めた
ひとりじゃできなくて仲間ができた

だけどビートルズみたいに全員が作者で主役にはなれなかったな。
同じ地元でTEAM NACSが羨ましいなと思ってた。
これはホントに。

今はビートルズになりたいとも考えないし、TEAM NACSを羨ましいとも考えなくなった。

僕がつくりたいもの、やりたいこと、どうやって実現できるかって事ばかり考えたら、他の事を羨むヒマはなくなったんだよね。そして不自由なのも嫌だからそういうものにはサヨナラするようになった。

なんかつまんね〜事をまた考えちまった。
海の雑念同様、ポイポイしよっ。

全10話短編ホラー映画予算ゼロ企画と、浮かんできてる新作、進めていこう。

さらば汚れた世界よ、札幌公演もやりたいので出資お願いします!

まあ色々とあるわけだ。

愛するということに気がついたから忙しいわけだ。
いくらでも忙しくていいよ。

そーいえば、おばあちゃんの人生後半、僕は毎年クリスマスに訪ねてプレゼントと夕食を用意してた事も思い出した。おじいちゃん先に死んじゃうからさ。
おばあちゃん寝る時間に帰って、その後は女子達と酔いどれはしゃいでいた事は知らないまま、けんちゃんありがとうって言ってくれた。

死んじゃった後、家を訪ねたら、僕がクリスマスにあげた赤い花が枯れて花びらが数枚落ちてた。

もうあの家もないね。
なくなるのは悪いことじゃないね。

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