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品格とは、理不尽に「それは違う」と言えること

ー「女性の休日」イベントで出会った言葉から


昨夜、わたくしは新宿駅東南口で行われていた
女性の休日イベントにまいりました。

「女性の権利」と聞くと
対立的なイメージを持つ人もいるかもしれません。

でも
実際にそこで語られていたのは
もっと現実的で、もっと切実な話でした。

介護の問題。
非正規雇用。
アカデミックハラスメント。
性暴力。
軍拡…。

どれも
女性だけの問題ではありません。

むしろ今の社会では
多くの人が直面している問題です。

それは
単に女性の権利を主張する運動ではなく

「声になりにくい声が集まる場所」

そんな印象を受けました。


その中で
特に心に残ったお話があります。

元サッカー選手の
下山田志帆さんのエピソードです。

小学生の頃、圧倒的に男子の方が多かった時代
男の子たちに混ざってサッカーをしていた彼女。

ある試合で
相手チームの保護者からこう言われたそうです。

「女なんかに負けるな」

そのとき
下山田さんのチームの保護者の一人の父親が
強い口調で言ったそうです。

「男も女も関係ないだろう」

その瞬間
彼女は初めて気づいたのだそうです。

これまで自分が受けてきたことに対して

怒っていいんだ。
声をあげていいんだ。

ということに。


この話を聞き
わたくしはこんなことを考えていました。

社会には
声をあげる人と
声をあげられない人がいます。

でももう一つ
とても重要な役割があります。

それは

声をあげた人の言葉を
受け止める人。

その存在です。

あのときの
一人の父親の言葉が

一人の少女の人生を
確実に変えたように。



常々思っていること。

品格とは
ただ静かにしていることではありません。

本当の品格とは

理不尽に対して
静かに「それは違う」と言えること。

そして同時に

誰かの声を
きちんと受け止められること。

その両方なのではないか、と。


社会は
大きな声だけで変わるわけではありません。

でも

一つの言葉
一つの理解
一つの勇気

それが積み重なって
少しずつ変わっていく。


誰かが勇気を出して言葉にした声を
きちんと受け止める人がいる社会。

弱い立場に置かれた人ほど
静かに押し込められてしまうこの社会の中で
少しでも多くの人が
生きやすくなる方向へ向かってほしい。

そんなことを考えながら
家路につきました。

イベントの様子は、こちらから。


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