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【職場の悩み Q&A 第60回】ライバルへの対抗意識を健全なものにするにはどうすればよいか?

ライバルへの対抗意識が不健全なものであれば、良好な職場の人間関係を損なう恐れがあります。ライバルへの対抗意識に関する考え方を見直して、ものの考え方を健全化することによって、良好なライバル関係を築くことができるのです。
 
【相談】
私の同期に入社以来のライバルがいます。4年前に入社してからというもの、お互い何かにつけて対抗意識を燃やしてきました。
 
入社式でたまたま隣の席にいたのがきっかけで彼の方から私に話しかけてきたのですが、とにかく負けず嫌いで自慢話が多いのです。どういうわけか同期の集まりがあると私のところに寄ってきては自慢話を始めるのです。
 
私もこういう相手に対しては、子供の頃から対抗意識を燃やすタイプで、自分でも嫌な性格だと思っています。
 
入社1年目で彼が海外出張を命じられた時も、昇進でもしたかのように自慢げに私のところに話しに来ました。
 
私もライバルへの対抗意識がメラメラと燃え始め、彼にだけは負けたくないという気持ちと、彼に後れを取ってしまったという屈辱感を抑えることができませんでした。
 
しかし最近、彼の言動に振り回されて不愉快な感情を抱き続ける自分が次第に醜く感じ、嫌になってきたのです。
 
子供の頃からの性格なので難しいとは思うのですが、職場でライバルに対して異常なまでに対抗意識を燃やす性格を何とか直せないものでしょうか?
 
【回答】
こんにちは。カウンセラーの加藤です。
 
自分と似たようなタイプの人あるいは実力が拮抗している人などがお互いに意識し始めると、この相手には負けたくない、というよりも負けてはならないという気持ちを強く持つ人がいます。
 
つまり、「ライバルへの対抗意識」の問題です。
 
ライバルへの不健全な対抗意識
 
ライバル関係も、切磋琢磨してお互いを高め合う結果になれば決して悪いことではないのですが、プライドの高い人が負けることを自分に許さずライバルには絶対に勝たなければならないという強い思い込みのもとに対抗意識を燃やすようになると、人間関係で問題が生じてきます。
 
このような人は負けることによって自尊心を失うことを恐れるのです。したがってライバルに勝つことによって自分の優位性を相手や周囲に認めさせなければならないと考えるのです。心の奥深くに何らかの劣等感を持っている人によくみられます。
 
こうした対抗意識を持つライバル関係は、いささか危険なものを感じます。
 
お話をお伺いする限りあなたがライバルに対して抱く対抗意識も、あまり好ましいものとは言えないようです。
 
そのことにあなたも気が付き、改善したいと思うようになったのではないでしょうか?
 
ライバルに対してこうした不健全な対抗意識を持つことは、たとえライバルに勝ったとしても相手の自尊心を損なうだけでなく、これを見ている周囲にも決して良い印象を与えるものではありません。
 
もし相手に敗れた場合は、逆に自分の自尊心が大きく損なわれることになり、羨望、敵愾心、自己嫌悪など不健康な感情に心が支配されることになります。
 
いずれも良好な職場の人間関係を構築する上で良い効果をもたらすことはありません。
 
ライバルへの不健全な対抗意識は直せるのか?
 
では、ライバルに対する思い詰めた不健全な対抗意識をどうしたら直すことができるのでしょうか?
 
このような性格は、子供の頃の家庭の環境や友人関係を原因とするトラウマによる場合が多いのですが、子供の頃に作られた性格だからと言って直せないことはありません。
 
ライバルに対して不健全な対抗意識を燃やすのは、この問題に関する子供の頃の考え方を今もそのまま持ち続けていることが原因なのです。
 
今改めてこの問題について考え方を見直し、健全な考え方を身に付けることによって、ライバルへの不健全な対抗意識を改善できるとともに健全なライバル関係も築くことができるのです。それによって職場の人間関係も大きく改善できるはずです。
 
ライバルに対する不健全な対抗意識を改善する秘訣をお伝えします。
 
職場で生じる様々な悩みについて、その原因と解消方法をシニア産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会認定)が詳しくお答えします。
是非一度ご相談ください。
 https://shokuba-nayami.net/mail-sodan/
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回もお時間のある時に読んでいただけたら幸いです。
 

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