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【職場の悩み Q&A 第175回】薬に頼らないうつ病の効果的な治し方/再発防止策としても有効!

薬に頼らないうつ病の治し方そして再発防止策として、うつ病の認知的側面に焦点を当て、物事に対する受け取り方を見直す方法をご紹介します。うつ病に特有の不合理な思考パターンを理性的な思考パターンに見直すもので効果的な方法です。
 
【相談】
30代前半の男性会社員です。半年前に昇進して部下が一人できたのですが、コミュニケーションを上手くとることができず、適切な指導ができません。
 
そもそも人付き合いが苦手なうえ気が小さいせいか、部下に仕事を指示することが上手くできず、つい自分で仕事を抱え込んでしまうのです。
 
このところ食欲もなく十分な睡眠もとれないので、とりあえず心療内科で診察してもらうと初期のうつ病の症状が出ていると言われ、抗うつ剤を処方されました。
 
しかし、憂うつな気分があまり改善されないばかりか、最近では食欲の低下がさらにひどくなり下痢や吐き気も伴うようになってきました。
 
もともと薬が苦手で、副作用に悩まされるタイプです。薬に頼らないうつ病の治し方や再発防止策というものはないのでしょうか?
 
【回答】
こんにちは。カウンセラーの加藤です。
 
最近では、薬に頼らないうつ病の治し方を求める人が増えているようです。どのような薬でも何らかの副作用を伴うのが一般的です。
 
薬に頼らないでうつ病を治したいというお気持ち、よく理解できます。
 
うつ病になった人やなりやすい人には、物事を不合理に受け取るうつ特有の思考パターンというものがありますが、薬はそこまでは直してくれません。
 
うつ病を根本から治し、再発を防止するためには、物事に対する受け取り方を見直す必要があります。薬に頼らないうつ病の治し方として、思考パターンの見直しをお勧めします。
 
うつ病が薬だけで完治しない理由
 
うつ病は、日本人の約15人に1人が一生のうちに罹る非常に身近な病気であると言われています。
 
しかし、だからと言ってうつ病を侮ることはできません。一度うつ病にかかると、回復した後のうつ病の再発率は60%にも及び、その後再発を繰り返すたびにその率はさらに高くなると言われています。
 
うつ病に薬物療法が必要なことは否定できませんが、決してこれだけで十分とは言えないのです。
 
人はうつ状態に陥ると、物事を不合理に受け取りやすくなる傾向があります。自分のことや周りの人について、物事をマイナスに考えてしまうのです。さらに将来のことも前向きに考えることができなくなってしまいます。
 
薬に頼らないでうつ病を治し再発を防止するには
 
私たちは、嫌な出来事に遭遇すると、憂うつな気分になることがありますが、この気分を「抑うつ気分」と言います。
 
嫌な出来事が強烈だったり、繰り返されたりすると、この気分がいつまでも解消されずに残りますが、この状態を「抑うつ状態」と言います。
 
そして、この状態が改善されず心のエネルギーがすっかり涸れ果てた状態を「うつ病」と呼んでいます。
 
当然マイナス思考が強くなり、いろいろな面で物事を不合理に考えるようになります。
 
抑うつ気分や抑うつ状態のようなできるだけ早い段階で、物事に対する受け取り方を不合理なものから理性的なものに見直していくことが、薬に頼らないうつ病の予防策と言えます。
 
また、うつ病になってしまったときも、同じように物事に対する受け取り方を見直すことで、うつ病を治し再発を防止することが可能になります。
 
こうしたうつ病の認知的側面に焦点を当て、物事に対する受け取り方をうつ特有の不合理な思考パターンから、理性的な思考パターンに切り替えることが、うつ病の再発防止にも効果的な薬に頼らないうつ病の治し方と言えます。
 
職場で生じる様々な悩みについて、その原因と解消方法をシニア産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会認定)が詳しくお答えします。
是非一度ご相談ください。
 https://shokuba-nayami.net/mail-sodan/
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回もお時間のある時に読んでいただけたら幸いです。
 

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