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すべて真夜中の出来事。【20日目】

深夜。
寝静まった部屋の中で、スッと何かが立ち上がる気配がする。

トテトテトテと軽やかな足音を立てて、そいつはリビングのドアを開け、お風呂場へ向かう。

そこでは、夜勤から帰宅したばかりの旦那さんが体を洗っていた。


「……?! うぉあびっくりしたぁぁぁっ!!」



背後に立っていたのは次男(7)



なになになに?!!
夜中の3時に
背後で急に気配がするって
超怖いんだけど!!


次男のぺこるくんは、ぼんやりした顔のままこう言ったそうな。

「おとーさん、おとーさんなの……?
 ぺこはベッドからおちちゃったの……」


「あ、ああ……そうなの……?」


ビビりながら返事をする旦那さんにこくりとうなずくと、またトテトテトテ……とベッドに戻ってきました。


そのころ。

私はベッドの中で「ぺこるがいない……」とモゾモゾしていた。

ほどなく風呂場から聞こえてきた旦那さんの叫び。
あの子……今日は風呂場に行ったのね……」



脱走は毎晩行われている。
ない日の方が少ない。

先日は気配を感じて目が覚めると、すぐ隣にぺこるが正座していた。

なぜ正座……??


怯える私の顔をのぞき込んで一言


「あれぇ……これはだれだろう……??」


お・ま・え・の
お母さんですぅぅぅっ!!!

眠気ふっとぶ雄叫び。


全力でツッコミを入れさせていただきましたよ……。

どんな寝ぼけ方やねん。
他人が寝てたら怖いでしょーーーがっ!!

あまりの発言に口をあんぐりあけたままの私をよそに、「よっこいしょ」ととなりへもぐりこむ次男。
すぐにスヤスヤと寝息をたて始めたのでした。


いや、かわいいよ?
かわいいと思ってるさ。
でもさぁ……
夜中はこちらも油断してるからさ……


我が家は毎晩、こんな感じで「脱走ぺこる」との戦いが行われております。

朝起きたら、ぐったりした顔の旦那がつぶやいておりました。

「わらしが……わらしが背後に……」


マジで座敷童が出たと思ったのだそう。


いつか、脱走せずに寝てくれる日は来るのでしょうか……
心からその日を待ち望む夫婦でございました。



毎晩そんな感じだから
日中は超眠い。



こちらの本でブックライターデビューしてます!!

我が家の子どもたちは
てつじさんのことが大好きです❤️

今日の投稿は放課後ライティング倶楽部(AWC)の『66日ライティング✖️ランニング』のお題で書いております。

放課後ライティング倶楽部については、こちらをご覧くださいね。



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