【洋楽解説×平和学 No.019】Civil War 〜 Guns N' Rosesが叩きつけた、「文明的な戦争」などない
🎸楽曲紹介
Title: Civil War
Artist: Guns N' Roses
Issued in: 1990年(チャリティーアルバム先行)/1991年(Use Your Illusion II収録)
Album: Use Your Illusion II(1991年)
Chart: 米メインストリーム・ロック・チャート4位
約8分。映画のセリフのサンプリングから始まり、南北戦争時代の行進曲の口笛が流れ、アクセル・ローズが低く呟くように歌い出す——これがGuns N' Rosesの"Civil War"です。ヘドニズム(快楽主義)と暴力とセックスのバンドというイメージを持つ人には、この曲は完全な不意打ちでしょう。
これはあらゆる戦争を「内戦(Civil War)」と呼び、戦争は「富める者を肥やし、貧しき者を葬る("It feeds the rich, while it buries the poor")」と断言するプロテスト・ソングです。 ベトナム戦争、JFK暗殺、キング牧師暗殺——アメリカが目を背けてきた傷を、ロックの力で正面からえぐり出した問題作です。
1. Background:1990年のアメリカ——湾岸戦争前夜の怒り
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