都営乗車証、無事、更新できました!!―遮光グラス着用の顔写真での本人確認

私は、眼球ではなく高次脳機能由来の実質的生活上の視覚障害であるため、日本の制度の中では視覚障害手帳を持っていません。
しかし、とある時期に、精神保健福祉手帳を取得したので、2年前から、都営乗車証を取得しています。

ただ、私はこの前、精神手帳を更新し、手帳が再発行された際、顔写真を、遮光グラス着用で撮影するしかありませんでした。
これは半年ほど以前の記事にも書いたのですが、この手帳更新の手続きの際は、ありがたいことに保健所の職員のかたが理由を聞いて案外すんなり事情を受け入れてくれ、都に電話をしてくれ、受理してくれたのでした。
ただし、「都営乗車証の更新などの際に、そちらの窓口が、遮光グラス着用の写真の手帳を本人証明として認めてくれるかは別問題。そういう手続きに支障が出る場合がある。」とのこと。
ただ、それで手帳の更新もしなければ次に進まないので、とにかくその時はその時と思い、更新してもらったのでした。

そして、今日、ついに、都営乗車証を更新しに行くことに。

2年前に更新してもらった駅の定期発行所がなくなってしまったらしく、初めての駅まで行くことに。
駅員さんに案内をお願いし、窓口まで連れて行ってもらい、ちなみにここで案内の駅員さんには、「更新が終わったらまた駅員介助はお願いするが、改札窓口まではがんばって行ってみます」ということで、一度お別れしていました。その後、駅員さんが発券所の私が話を始めた窓口とは別の職員さんに「都営乗車証の更新ってどれくらいかかるんですか?」とこっそり聞いてくれていたのは聞こえたのですが、私自身、2年前にそうとう時間がかかった覚えがあったし、ただでさえ、顔写真の件や書類を書くために足止めを食らうかもしれないし、忍びなかったのです。状況によってそうやって時間がかかる場合もあるし、どれくらいかかるかは読めないと職員さんも答えるだろうと思ったので、駅員さんも一度戻られたと思いました。

さて、発行所の窓口にて。
都営乗車証の更新をしたいとICカードを出し、手帳はありますかと言われたのでいわれるがままに更新されたばかりの精神手帳を提出。
すると、職員さん、それを確認しながら、私のカード入れからもう一枚手帳がのぞいていたことが見えたのか、それとも「遮光グラス着用というイレギュラーな」手帳だから、他に何か提出物があるのかと思ったのか、「あ、もしかしてもう一枚、お持ちですか?」と。
「あ、いや、これは更新する前の手帳で、一応両方持ってきたんです。」というと、「あ、わかりました。では、この乗車券を、2年間延長するかたちでお間違いないですか?」「はい」「それでは、書類こちらで代筆させていただきますねー」

へ?なんと!すんなり?!

そしてしばらくその場で待っていると、恐らくその時に書類を書いてくれていたのでしょう。
しばらくして、じー、がー、という、ICカードを機械に通しているような音が聞こえ、

「はい、ではこれで、カードの期限が2年延長されて〇月31日まで使えます。こちらが手帳です。はい、こちらがカードです。」

な、なんと、なんと。

遮光グラス着用の顔写真にも声色の反応ひとつ変えず、書類も「書けますかー?」とかですらなく、さらっと代筆を申し出てくださり、あっという間に更新してくださいました!!

とても若い女性の声のかただったのですが、対応の懐の深さ!

本当にありがたく、ほっとして、お礼をいって窓口の入り口こっちだったなという方向に向かって自動ドアが開いた音がして、自動ドアをくぐると、
「駅員です。お待ちしてました。」

さっきの駅員さん!!もしやのやっぱり待っててくださった!!!

改札までも初めての記憶を辿るのでなく、駅員さんの腕にとりついて連れて行ってもらい、初めての駅での初めての都営乗車証更新、本当に安心して守られて、帰ってくることができたのでした。

都営大江戸線、門前仲町駅でのお話です。

都営大江戸線の駅員さん、本当に素敵なホスピタリティ滲み出るかたたちに出会います。この記事でも良く書かせていただいていますが、今回もまた、そして大江戸線の中でも初めての駅でも、本当にありがたいご配慮をいただいたのでした。


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