【ショートショート】回転ずし屋のハイパーバイト
****これは、まだ自動で皿を数えるシステムがなかったころの話。
回転ずしチェーン「すし屋敷」に、
最近すごい新人バイトが入った。
とにかく皿の数え間違いがない。
レーンをチラッと見ただけで、
「赤皿24、青皿11、金皿3。
……あと、端に“戻し皿”が1 ですね。。。」
と瞬時に正確にカウントすることができるのだ。
店長は感動していた。
「君、どうしてそんなに正確なんだい?」
新人は淡々と答える。
「皿の数は……間違えては大変なことになってしまいますので。。。」
店長は「真面目な人なんだなぁ」と思った。
*****
そんなある日、すごいバイトの噂を聞きつけた学生グループが来店した。
「なあ、あのバイト、めっちゃ有名らしいで」
「皿隠したらどうなるんやろ」
「やろやろ、テーブルの下に入れとこ」
彼らは金皿を一枚、
テーブルの下にそっと押し込んだ。
新人はレーンを見つめ、
いつもの調子で数え始める。
「赤皿27、青皿12、金皿3……」
店長は「今日も完璧だ」と思った。
だが次の瞬間、
新人の声のトーンが“変わった。
「……1枚、足りませんね... 」
空気が一気に冷えた。
照明がふっと揺れ、
店内のざわめきが止まる。
新人はゆっくりと大学生の席を向く。
「お客様……
お皿を隠してはいけませんよ。。。。」
大学生たちは青ざめ、
テーブルの下から皿を差し出した。
「す!すいませんでしたっ!!」
新人はにっこり微笑む。
「ありがとうございます。
これで……一枚、足りました。。。」
そしてそのバイトは几帳面さを買われ
彼女はどんどん昇進し、ついには自ら皿カウントシステムの開発に関わるようになった。
「ああ、これで皿の枚数は常に完璧ですわ。。。」
彼女の表情はこの世のものとは思えないほど晴れ晴れとしていた。
※このお話は完全な創作であり、現実の回転ずし店とは無関係です♪
<★あとがき★>
暑いので、
お菊さんが現代のすし店でバイトしたらどうなるかなーと妄想して怪談っぽくしてみました(笑)👻✨
<★今回の創作★>
人間:85% AI:15%
※人間が起承転結を作成、後にAIと共に微調整
今回もお読みくださり、ありがとうございました♪🍣✨
