すずむし
京都は華厳寺。通称、鈴虫寺。
お菓子をいただきながら、ちょっとオネエキャラの和尚様の説法を聞くために、毎日長蛇の列ができる。
和尚様、マイクを通しているのに3000匹の鈴虫たちの声の方が大きくて説法が聞こえない。
心の耳を澄ませて、さあどうぞ!
頂戴した3つの言葉は
『一切唯心造(いっさいゆいしんぞう)』
『明珠在掌(みょうじゅたなごころにあり)』
『利他』
『一切唯心造(いっさいゆいしんぞう)』とは、すべての現象は自分の心が創り出したものであるという考え方。
心の持ち方次第で世界は変わり、善悪も自身の心が決めるという仏教の教えである。
晴れたからラッキーなのではなく、全ては自分の心が良い悪いを決めているのだという。
『明珠在掌(みょうじゅたなごころにあり)』とは、自分の才能、家族、健康、日常の小さな幸せなど、幸せの宝物は自分の掌(手のひら)の中にすでにありますよ、ということ。
今あるものに目を向けて感謝することで、日々の景色が変わるのだという。私はもう幸せなのだ。
そして『利他』
他者を思いやる心を持って日々を生きていれば、辛く苦しいと思う人生も幸せなものに変わっていくのである。
深呼吸をして心に余裕を作る。
挨拶をして、隣のあの子のいいところ探しをする。
優しい、を増やしたい。
それでも嫌われて、心を乱されるので大変な世の中である。
もっとほしい、はもう思わなくていい。
今すでに、私は持っている。
あとは気付くだけ。
