ファンができる人、できない人
「相手のために」が戦略になった瞬間、伝わらなくなる
いいね数、再生数、フォロワー数、収益——自分がもらうことを目的に発信していると、どんどん反応が悪くなる。
これはSNSに限った話ではなく、リアルの現場でもまったく同じことが起きます。お客様に本当にファンになってもらいたいなら、当たり前の話として同じ法則が働いています。
情報を出し惜しみしない、見栄を張らない、等身大で発信する——この方向性はその通りだと思っています。
ただ、できている人がほとんどいない。
利他は、自分が望むタイミングでは返ってこない
「相手のために」と頭でわかっていても、実際にそれができない理由は一つだと私は思っています。
見返りを期待しているからです。
100%相手のために動いていれば、いつか自分に返ってくる——これは本当のことです。でも「いつか」は、自分が望むタイミングとは限らない。むしろほとんどの場合、時間がかかります。そこで「もう少し待ってみよう」と思える人は少ない。
もう一つ正直に言うと、本当に相手のために動き続けた結果、気づいたら自分が潤っていることの方が多い、というのが私の実感です。でもそれは副産物であって、目的にしてしまうとうまくいかない。
私がいいと思うのは、「自己中心的利他」という姿勢
相手のために動くことを、犠牲だと思っていない人がいます。
100%相手のために動くことを、自分が心から楽しんでいる人。それ自体が自分の喜びになっている人。これを私は「自己中心的利他」と呼んでいます。
利他をやっている、ではなく、それが自分の在り方そのもの。そういう人の発信には、戦略ではなく本物の熱量が乗ります。画面の向こうにいる人は、そこを感じ取っています。
「相手のために」が戦略になっている発信は、伝わる人には伝わります。続けられる人がファンを作っていきます。
