「ここ、ほんまに総務部ですか?」──“法務っぽい人たち”の、ささやかな違和感
「たぬさんって、総務部なんですよね?」
──いや、たしかに書類上はそうやけどな!
こんにちは、法務担当のたぬです。
今日はちょっと、「法務ってなんで“総務のついで”みたいな扱いされがちなん?」というお話を、
職場の日常を通して考えてみたいと思います。
「所属:総務部」…でも、どこか噛み合わない
私の所属は“総務部”ってことになってる。
でも普段やってる仕事は:
・契約書のチェック
・役員変更の登記
・トラブル対応
ひとことで言えば、爆発せんように処理する仕事。
なんやろ、総務っていうより“爆弾処理班”みたいな日々や。
同じフロアで、ふとこぼれたつぶやき
ある日、たまたま近くにいた同僚が、何気なく言うた。
「ここ、ほんまに総務部なんですかね。
たぬさんのやってること、もう完全に法務やと思ってました」
──いや、それな。
心の中で100回くらい叫んだわ。
でも声に出してくれたんその人が初めてやったんちゃうかな。
総務と法務、ぜんぜんちゃうのに
管理部門ってひとくくりにされがちやけど、
総務と法務って、見てる方向も、使う言葉も別。
総務は「会社がまわる」ように整える仕事。
法務は「会社が傾かん」ように守りながら進める仕事。
どっちも大事やけど、
じゃあ「同じ部署でできるやろ」ってのは、
ちょっと乱暴やろ?
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「誰でもできるように」っていうけど
「属人化はあかん」
「誰でも対応できるようにマニュアルを」
──それ、契約交渉の現場で言うてみて。
「背景ヒアリングしてないから判断できません」で終わる話、
ゴロゴロあるで。
でもそれって、総務の文脈やと伝わりづらい。
だから、法務の仕事が“特別に見える”んかもしれん。
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気づいたら、孤立してることもある
たまにある。
自分だけ、案件の話が通ってきてること。
他の人には共有されてないけど、
「たぬさんなら分かるやろ?」
って、案件が勝手に回ってくる。
悪気はないんやろけど、
これってつまり、「総務の中にある法務の孤島」やんな。
「法務は“ついで”じゃない」が口ぐせになってきた
どうしても、言いたくなってまう。
・契約書は、“書き方”だけやなくて、“読み方”がいる。
・下請法の改正も、ただのニュースじゃなくて“対応策”に落とさなあかん。
・リスクは数字に出えへんけど、いつか大きな穴をあける。
そやから私は、「法務って“ついで”でできる仕事ちゃうねん」って、
ときどきこっそり呟いてる。
──もちろん、誰にも聞かれんようにね(笑)
最後に:いつか、胸を張って「法務です」って言える日まで
今は“総務部”所属やけど、
やってる仕事も、考えてることも、
もうほとんど「法務の人」やと思ってる。
同じように、そういう仕事してる人は他にもいて、
たぶんどっかでモヤモヤしながら頑張ってるんやろなと思う。
だからこそ、これは私の小さな旗や。
法務の名刺がなくても、
法務に誇りを持つ仲間へ。
モヤモヤしながら、今日も一緒に頑張ろ!
