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回復して食べた焼肉の味は一生忘れないだろう

摂食障害から回復した今の私は、
食べることがとても楽しくなり、好きになりました。

毎日が過食嘔吐漬けの頃は、

「食べることへの罪悪感」
「体重が増えることへの恐怖」
 

が頭から離れない日々でした。

ある日いつものように、
過食用の食品を買いにスーパーへ行ったときのこと。

店内を回っている時に具合が悪くなってきてしまい…。

直感的に、

「何か口にしないとヤバい…」

と、すぐに無調整の豆乳を買って、
とりあえず飲んだのです。


それが、本当に驚くほど美味しくて!!

当時の私にとって、豆乳のように
身体のタンパク源になる食べ物は許せる食材でした。

それからは、
過食する食べ物を買うためのスーパーへ行く前に、
ゆで卵やチーズなど、まずは許せるものを
お腹に入れていくことを少しずつ増やすように…。

「この栄養だけは、口にして、消化して、
 体に吸収してもらおう」

と少しずつ練習を重ねていきました。

もちろん、そのまま過食スイッチが入ってしまうことも何度もありました。

「結局こうなるのか…」 

と食べたことを後悔したり…。


そんな自分が悲しく、
泣きながら過食したりしたのを思い出すと
今でも涙が浮かびます。


それでも試行錯誤を繰り返し、
自分なりに知識を増やし、周りの人との関わりから

「体重や体型へのこだわり」
「自分の中での考え方」

と向き合いました。

ちょっとずつ、ちょっとずつですが、

「これなら大丈夫かも…」
「なんだか変わってきてるぞ」

と感じられるようになっていったのです。


久しぶりの焼肉屋さんで体験した「おいしい!」


今から数年前、今の夫と、ずっと気になっていた
近所の焼肉屋さんへ行くことになりました。

拒食と過食嘔吐が酷かった頃の私は、
お皿に付いている料理の少しの油分が見えると、

「油が付いてる…こんなの食べられない…怖い」

と心のなかでいつも怯えていました。


もちろん、

「食べることが楽しいと思える日が来る」

とは、微塵も考えられなかったです。

今の夫と生活し始めた頃は、
多少のこだわりはありつつも、
真っ只中の頃と比べたら、
だいぶ食べたいものを食べられるようになっていた時期でした。

とはいえ、心の中では大きな葛藤がありました。

「焼肉かぁ…いつぶりだろう…?」
「楽しみだけど、でもなんかドキドキするな…」
「気にしないで食べられるかな…」

焼肉屋に行くのが楽しみな反面、お肉やその脂に、
不安や緊張感を感じていたのを今でも覚えています。


摂食障害の真っ只中にいると、

「食べるのが怖いな…」
「食べたらまた太っちゃう…」
「食べたいけど食べたくない…」
「食べるのが止まらなくなっちゃうんじゃ…」


などの不安や恐怖心が常に離れないものです。

回復してきていた当時の私でも、
なんだか落ち着かない不安がよぎりました。


ですが、いざ、お店に着いて足を踏み入れると、
じゅうじゅうとお肉が焼ける香ばしい匂いと、
白い煙が店いっぱいに広がっていました。


その活気ある雰囲気に包まれながら、
運ばれてきたカルビやハラミを、
思い切って口に運んだのです。

その瞬間、私の口から出たのは、

「うんま!!」

という言葉でした。


「なにこれ、めっちゃ美味しい〜!」

心のなかにあった不安や葛藤はすぐに吹き飛びました。

今まで食べたことのなかったホルモンや、
珍しいお肉の部位も、

「これってどういうのだろうね?」

などと笑顔で言い合いながら、
次々と注文してみました。

「これどう?」
「おいしい、おいしい!」
「うまいね〜!」

そうやって、感想を言い合いながら食べたお肉は
本当に美味しくて、楽しくて、
私の人生の大切な思い出のひとつになっています。


一瞬の「おいしい!」という感動が心と体を満たしていく理由


今、摂食障害で悩んでいるあなたは、
きっとこう思うはずです。

「私も食べてみたいけど…」
「そのちょっとの一口が怖いんだよね」
「外食なんてムリムリ!!」
「あー…食べちゃった… …」
「あなたにはできたかもしれないけれど、
 私にはできないよ…」

食べてみたけど、結局激しい後悔に襲われて、
必要以上に運動したり、
次の食事を減らしたり、抜いたり……。
出してしまおうと下剤を多めに飲んでしまったり、
そして自分自身を責めてしまう。

中には、食べたいという気持ちにもなれず、

「今はちょっとでも食べるなんてできないよ…」

という方もいますよね…


私の場合はそのまま過食し、嘔吐したり、
下剤もたくさん飲んだり、
毎日毎日食べたことをなかったことにしようと
必死でした。


その苦しみは、私も20年間経験してきたからこそ、
痛いほどよくわかります。

便秘や下痢、肌荒れなどたくさんの不調にも
悩みながら、食べ物のことばかり考えてしまう毎日。


でもね、たとえその後で後悔したとしても、
食べたその一瞬に感じた、

「あれ…これ、おいしいな……」
「おいしい!」
「よかった!」

というその気持ちをまずは感じてほしいのです。

脳科学の研究において、
人が「おいしい!」と心から感じた瞬間、
脳内にある「ご褒美スイッチ(報酬系)」が
パチッと入ることが分かっています。

このスイッチが入ると、脳内に「幸福感」を高める
ドーパミンが溢れ出し、ストレスを軽減させます。
さらに精神医学の視点でも、
食事をポジティブに楽しむことで安心感をもたらす
セロトニンが活性化されます。

このセロトニンの約90%は腸内で作られており、
自律神経を整えて不安や緊張、罪悪感を
ダイレクトに和らげる効果があります。

参考文献:厚生労働省 e-ヘルスネット『セロトニン』、マイケル・D・ガーション著『「腸の脳」が心を操る』
など


専門的な言葉を使うと難しく聞こえますが、
要するに、

脳が、

「食べるって、本来はこんなに幸せで
 心地いいことなんだ!」


と気づくということです。

その瞬間に脳内から溢れ出た

「幸せホルモン」

の感動は、必ずあなたの心にも、そして体にも、
しっかりと残ります。


特に、
これまで自分に強く禁止してきた
食べ物であればあるほど、それを解禁して

「おいしい!」

と幸せを感じたときの感動は、大きいものです。


もしかしたら、勇気を出して食べてみても、

「期待していたより美味しくなかった」
「こんなはずじゃなかった」

と思うこともあるかもしれません。

外出先での食事だったなら、
出かけてエネルギーをたくさん使って
疲れてしまう日もありますよね。

でも、そこでどうか諦めないでほしいのです。
一口だけでもいい、それより少なくてもいい。


自分の「食べてみたい」という気持ちに
素直になって、一瞬でもおいしさを感じてみること。

その小さな積み重ねが、
これから回復していくことにつながっていくのです。


今つらい摂食障害の中にいるあなたへ。

小さな勇気がくれる未来の変化


食べることって、本当はとても幸せなことなんです。

美味しさを感じること、
幸せを感じることは、

決して悪いことなんかじゃありません。

20年の暗闇の中にいた私ですが、
やっぱり、摂食障害から回復した今の私は、
食べることがとても楽しくなり、幸せです。

今いる狭くて苦しい世界から、
ほんの少しだけでもいいから、
勇気を出してできる小さなことから始めてみませんか?

すぐには無理かもしれないけれど、
一歩を踏み出せば必ず変化があります。

「今すぐ完璧に治す」

なんて、無理に思えなくて大丈夫です。

でも、小さな「おいしい」の積み重ねの先に、
必ずあなたの心と体には変化が訪れます。

「嬉しい」
「楽しい」

そして

「食べることって幸せだなぁ」

って、心の底から笑顔になれる日が、
これから少しずつ、確実に増えていきます。

体重の数字やマイルールに縛られず、
あなたの心が「おいしい!」と歓声をあげる瞬間を、
一緒に少しずつ取り戻していきましょう。


20年間の葛藤を乗り越え、看護師として、
一人の経験者として。

私はあなたの

「おいしい」
「幸せ」

を全力で応援しています。

一人で苦しさを抱え込まず、まずはあなたの小さなお話から私に聞かせてくれませんか?

▶無料相談・アンケートはこちらから






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