菌と人が共に生きるタルマーリーの哲学
こんにちは、そうたです。
僕は現在、メーカーの営業職として3年目を迎えた25歳の社会人です。副業をしている友人も周りに増えてきて、何かしないとと思っている今日この頃。人生の下積み期間である20代のうちにいろんな経験がしたいと思い、コミュニティについてまとめました。
そんな思いから、いろいろなコミュニティについて調べていて、今回は「タルマーリー」というユニークなパン屋さんを通して見えてきた、“菌と人が共に生きる哲学”をテーマにご紹介したいと思います。
自然と向き合い、菌とともに生きるパン屋「タルマーリー」

鳥取県智頭町という、山あいの小さな町にあるタルマーリー。ここは、全国からファンが集まるパン屋でありながら、単なる「美味しいパン屋」では終わらない、ある種の哲学を持った場です。
タルマーリーの特徴は「野生の菌でパンを発酵させる」こと。通常のパン作りでは市販のイースト菌を使いますが、タルマーリーでは、空気中や素材に存在する自然の菌を“培養”して、パンを発酵させているのです。
僕が興味を持ったのは、店主の渡邉格(いたる)さんとその妻・麻里子さんが、この菌との共生を“人間の在り方”にも重ねて語っていたことです。
菌は制御できない。でも、うまく付き合えば豊かな味わいを生み出す。そんな菌の生き方にヒントを得ながら、人間も「支配ではなく共生」を目指すべきではないか、と。
実際、タルマーリーはパン屋でありながら「地域のコミュニティづくりの拠点」になっていて、イベントや学びの場、発酵ワークショップも開催されています。観光客だけでなく、地元の人たちにとっても大切な場所になっているのです。
僕が共鳴した“制御しすぎない”生き方

僕自身、これまでずっと野球部で、「管理」「努力」「結果」が大事だと信じてきました。そして社会人になってからも、営業という仕事の中で数字を追い、戦略を練り、成果を出すことに必死でした。
でも最近、それだけじゃない「ゆるやかなつながり」や「偶然性の中にある学び」も大事なんじゃないかと思うようになりました。
タルマーリーのパンづくりのように、すべてをコントロールしないことで生まれるものがある。そして、自然や人との関係性の中で、じっくり発酵していくような時間の流れが、今の僕にはとても心地よく感じました。
特に心に残ったのが、タルマーリーのコンセプトにある「菌の世界を尊重し、微生物の声を聞くような仕事をしたい」という言葉。人間の都合だけでなく、“共に生きる”ことの尊さに気づかされます。
おわりに:自分の居場所を見つけるヒント
今回タルマーリーを通して感じたのは、「共に発酵するコミュニティ」っていいな、ということです。効率や成果を求める日々の中で、あえて“手間のかかる方法”を選び、人や菌、自然と向き合っていく姿勢。その先に、豊かで奥深いつながりがあるんだと思います。
僕もこれから、自分なりの「発酵コミュニティ」を見つけていきたい。そして、仕事だけじゃない新しいつながりの中で、自分をもう一度“育て直す”ような時間を持てたらいいなと思っています。
次回は、都市型の“共創スペース”について調べたことを書いてみたいです。読んでいただきありがとうございました!
