真贋不明のメッシSuperfractor 1/1 を30万円で落札して徹底検証した記録
はじめに
本記事は、私自身が実際に経験した出来事を時系列でまとめたノンフィクションです。
掲載している内容は、カードの写真、出品者とのやり取り、比較検証など、当時私が確認できた事実と考察に基づいています。
カードの真贋について断定するものではなく、特定の個人や出品者を非難・誹謗することを目的とした記事ではありません。
高額カードを購入する際に、私自身がどのような点を確認し、何を根拠に判断をしたのかを記録として残します。
私は長年サッカーカードを集めています。
特にメッシ選手が好きで、気付けばメッシ選手のトレーディングカード収集は人生の一部と言えるほどのライフワークになっています。
そんな私が30万円超で落札したメッシのSuperfractor 1/1。
世界にたった1枚しかない唯一無二のカードが届いた瞬間は夢のようでした。
しかし、その喜びは長く続きませんでした。
最初はほんの小さな違和感でした。
運命の出会い
ある日いつものようにヤフオクでメッシのカードを検索すると目に飛び込んで来たのが件のカードでした。
黄金の光を纏ったSuperfractor(通称スパフラ)、世界に1枚しかないコレクター垂涎の逸品。

近年のトレカブームでトレーディングカードを投資対象と見る方も多くいらっしゃると思いますが、私にとってメッシのカードは単なる投資対象ではありません。
気付けば人生をかけて追い続けているライフワークであり、これから先も集め続けたいと思える特別な存在です。
だからこそ、このSuperfractor 1/1との出会いは、まさに運命だと感じました。
これは絶対欲しい!

開始価格は298,000円。
私にとって30万円は決して安い金額ではありません。
それでも、このカードにはそれだけの価値があると信じていました。
しかも、残り時間僅かなうえ、入札が1件ありました。
世界に1枚しか存在しないカード。
この機会を逃せば、二度と手に入らないかもしれない。
数分間悩み続けた末に導き出した私の答えは一つでした。
「入札しよう。」
開始価格より少しだけ高い金額で入札し、そのまま祈るような気持ちで結果を待ちました。
高値更新されることなく無事に302,000円で落札!
思わずガッツポーズが飛び出しました!

しかし、喜びは長く続きませんでした。
落札後、改めて出品画像を見返していると、ある小さな違和感に気付いたのです。
違和感の始まり
出品画像を見返して気付いた違和感の正体、それはシリアルナンバーの位置でした。
出品画像では表面左下に1/1のシリアルナンバーがありますが、同シリーズのSuperfractorを海外オークションサイトや販売履歴で何枚も確認すると、裏面右上に1/1の刻印がありました。




「もしかして仕様違いなのか?」
シリアルナンバーの位置について調べると、同シリーズの同カードPrized FootballersのRedfusion(5枚限定の色違い・加工違い)には表面左下にシリアルナンバーがあるカードが存在するという情報を得ました。
同じシリーズでもシリアル位置が異なるカードが存在すると分かったものの、それだけで安心することはできませんでした。
実物を確認するまでは、不安が消えることはなかったのです。
この時の私は、カードが届けば疑念は晴れるものだと思っていました。
しかし、実物を手にしたことで、私の不安はむしろ大きくなっていくことになります。
ここから先では、
・PSA Population Reportで判明した事実
・カード到着後に見つかった複数の違和感
・他のSuperfractorとの比較検証
・出品者との実際のやり取り
を実際の写真やスクリーンショットとともに時系列で掲載しています。
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