今日を生きてるってこと それだけで奇跡なんだろう
「今日を生きてるってこと それだけで奇跡なんだろう」 — Mr.Children「産声」
先日、父の誕生日を迎えました。
少し思うことがあって、今日はそれを綴ってみようと思います。
少し怖くて、でも温かかった父
私の父は、私が大学2年生のとき、心筋梗塞で突然亡くなりました。
父とすごく仲が良かったかといえば、そうではありませんでした。どちらかといえば、少し怖い存在。厳しい人、というイメージ。
会社を経営していて、いつも忙しかった。一緒に何かをして遊んだ記憶は、あまりありません。
6歳のとき、ガラスのコップを不注意で割ってしまったことがあります。父は私を叱りつけました。私は裸足で外に飛び出しました。そんな父が嫌だと思ったこともあります。
でも、温かさもありました。家族思いの一面も、確かにありました。旅行に連れて行ってもらった記憶は、今でも残っています。
いなくなってから、会いたいと思うことが増えた
父がいなくなってから、「会いたいな」と思う瞬間が、何度もあります。
仕事で困難があった時、社会人として父に相談してみたかった。 妻と結婚する時、父に会ってみてほしかった。 子供が生まれた時、父に抱っこしてもらいたかった。 一緒に公園で遊んでほしかった。 父の得意料理であるポークソテーを、子供に食べさせてもらいたかった。
孫を連れて、温泉旅行に行きたかった。 一緒にお酒を飲みたかった。 辛かった時、辛かった話を聞いてもらいたかった。 そして、叱ってもらいたかった。温かい言葉をかけてもらいたかった。
生き生きと頑張っている姿を、見せたかった。 大学院で勉強していることを、話してみたかった。 一緒に音楽ライブに行ってみたかった。
父親になって、気づいたこと
今、私も父親になりました。
そして思うのです。
今を、今日を生きていること、それだけで素晴らしいということを。
息子たちが元気に遊んでいる。学校に行っている。家族みんなでご飯を食べている。
それは当たり前のように見えて、当たり前じゃない。自分の親が精一杯生きて、育て、支えてきてくれたから、今がある。
亡くなった父に、親孝行と呼べるものはできなかったと思います。でも今、私は子育てをしながら仕事を精一杯頑張って、コンパッションやコーチングを学び、人々に届けていく活動をしている。それが、今を生きているという実感を与えてくれています。
今日に、幸せを感じる人でありたい
未来に向かうこと、未来を目指すことはとても大切です。
でも、それよりも
今を懸命に生きること。今、大切な人と過ごすこと。今、自分自身を思いやること。
それこそが、もっとも大事なんじゃないかと、最近強く感じています。
今日を生きていることに幸せを感じる。晴天の空を見て、心が洗われる。今日も良い1日だったと、感謝できる。そういう自分でありたい。
私自身が、日々活力を持って精一杯生きること。困難があっても、それを乗り越えていくこと。家族を守り、共に歩んでいくこと。
そんな姿を、父に見せていきたいと思います。
お父さん、ずっと見守ってくれてありがとう。
内向的だけど好奇心溢れる、前向きな人間に私を育ててくれてありがとう。
きっと、あなたが微笑みを忘れずにいられるような、人生を歩んでいきます。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援をお願いします!いただいたチップは、クリエイターとしての活動費に使わせていただきます。