【フェス】VIVA LA ROCK 2025.5.5【KANA-BOON/打首獄門同好会/ヤバT/スカパラ/ベガス/凛として時雨/Aooo/ユニゾン/フォーリミ】
今年もやってきました、何もない埼玉県唯一の特大イベント・ビバラ!
今年も今年で後2日の暴れん坊組の参戦レポと感想。タイトルバンド名が長いバンドばかりで文字数入りきらなかった!ごめん!
KANA-BOON
現体制でのライブを見るのは初。高校時代は友達と一緒に制服で武道館のライブに行ったKANA-BOONド青春世代。
開幕一発目は「フルドライブ」でトッパーらしくエンジン全開、続けて「ないものねだり」のヒットチューンの連発で朝10:00から埼玉は既に特大大盛り上がりを見せる。ここまで常に大きなサークルができてたり、時々ダイバーが出るKANA-BOON初めて見た。
鮪「5/3が誕生日で、今誕生日3daysというのをやっているのだけど、100万円のギターを自分への誕プレに買いました!だから今日も物販やってるからみんな物販買って。いや、嘘嘘!笑。でも音楽で稼いだお金は音楽に使いたい!」
「メンバーが抜けて去年は準備期間だから出れなかった。今はKANA-BOONにとってとてもいい状態。だからこうやって戻ってこれて嬉しい」
最後は「ヒット曲をやります!」と名曲「シルエット」。
ライブを見るのも数年ぶりとかだったけど、懐かしさと言うよりは変わらない青春がそこにあった。多分私の精神年齢が変わっていないだけだけど、それでも「この曲よく聴いてた!」の連発とライブで生歌を聴ける嬉しさは、幾つ歳をとっても嬉しい。と言ってもまだアラサーだけど(笑)
とやかくライブの感想をいうよりは、鮪さんが元気に音楽やってる姿を見れて安心した。鮪さんには幸せになって欲しい。
打首獄門同好会
極悪な名前とは裏腹にライブは絶対に楽しいことが保証されている上に安心安全な打首。と言いたいところだが、今まで見た打首のライブで今回が一番激しかったのも事実である。
この日はこどもの日ということもあり、うまい棒の配布あり。
という訳で本編一発目は「デリシャスティック」。ちなみに私はデリシャススティック(うまい棒)ではコンポタージュが大好きだ。
「筋肉マイフレンド」ではドデカいサークルの真ん中で腹筋をしはじめる筋肉バカというよりただのバカがわらわらと現れ、スクワットではたまアリのキャパ約3万人単位の人間が一斉にスクワットするという珍妙な光景が生まれる。これが「ルールを設けない自由なフェス」を謳うビバラマジックなのか、逆にこれが普通に思える。
日本で一番結論が出ない論争「きのこたけのこ戦争」では、合図する前に早くもWOD勃発。多分誰もきのこ派とかたけのこ派とか考えていない。ただ楽しくWODという戦争をしている。ちなみに私はきのこ派である。
会長が「GWの次の祝日は7月」と現実を打ち付けると、今度はパラパラと上がる「はたらきたくない」タオル。会長は「どうしてタオルを掲げているんですか?」と不思議そうだ。
本日もベースJUNKO(66歳)(ギャル)は金髪のロングヘアを振り乱しながら華麗に5弦ベースをブイブイ鳴らす。会長の無気力で気だるい声と女性陣の「はたらきたくないね〜」の美声のコントラストが癖になる。
勃発した肩組みサークルが、社会不適合者の共鳴のようで面白かった。
しかしここまで演奏した曲ほぼ全てがMVが有り、さらに映像付きでの演奏というのもめちゃくちゃビギナーに優しくて面白い。
新一万円札の顔になった埼玉出身の偉人・渋沢栄一を讃えて「カモン栄一」が埼玉県人として聴けてよかった。ちなみに渋沢栄一はたまアリのあるさいたま市から見て北西にある深谷市の生まれである。
「島国DNA」ではビビッと来るほどあり得ないほどカッコいいイントロとは裏腹に歌詞は「wow wow」ではなく「魚(うお)魚(うお)」だし、日本人のDNAに刻まれた応援リズム・3・3・7拍子で魚料理を叫び、マグロが4〜5匹フロアに解き放たれピチピチと跳ねるも人が人の上を泳いでおりもう人がゴミなのか、ゴミが人なのか、人が魚なのかが分からないぐらいにカオス。
ラストは「ちょうどGWは田植えの季節」と前置きし、割と誰もが知っている大名曲「日本の米は世界一」で終了。
ここまで平和に荒れている打首のライブを初めてみた。スタンド席から見てても最高に楽しいのは、やはり飯テロバンドだからなのかもしれない。
ヤバイTシャツ屋さん
去年ビバラに1回呼ばれなかっただけ信じられないほど悔しがってたヤバTが、あまりにもネチネチ言いすぎて今売れっ子バンドとは思えない泥臭さで年はなんとか出演に漕ぎ着く。
こやまさんが「埼玉県代表!ヤバイTシャツ屋さんです!」と関西弁で初っ端から大嘘をつき、「Universal Serial Bus」「Tank-top of the world」「無線LANばり便利」とノンストップでトップギア。
ヤバTが駆け出しの頃、最初に関東の大型フェスに呼んでもらったのがおそらくビバラでCAVEだったような気もする(実は「ピアノロックバンド」から知っている身である)。
バンドとしてはビバラは「育ててもらったフェス」だったかもしれないが、去年呼ばなかったのはビバラ側としては「育て切った」ようにも思える。
しかし、貪欲で強欲は彼らはどうしても出たかったらしい。でもビバラに魅了される気持ちも分かる、それほどにビバラの自由度は暴れたい人も、ゆったり見たい人も、心地がいいのだ。そして、自由に暴れたい人の気合が半端ないのだ。
うるささが持ち味のヤバTもついに流行りに乗ってチルいシティポップ「dabscription」を作る始末。「全然似合わないじゃん!」と言いたいところだが、前半のハンドマイクのチルパートはこやまさんの音楽センスは抜群にいいのでそれはそれで聴けてしまうのがちょっと悔しい。
先ほど打首が「カモン栄一」と懇願していた直後に「NO MONEY DANCE」と叫ぶの普通に悲しい。給料上げて欲しい。
目まぐるしいダイブにサークル、それにヤバTのファンの服装はわかりやすく派手でカラフルで、耳も視覚もうるさいという面白さも見ものだった。
いつの間にかウエディングソングの定番となってしまった「ハピ前ソ」も全員で「キッス!」と「入籍!」を煽り、最後は「ヤバみ」「かわE」と持ち前のキラーチューンで怒涛のラッシュ。
少し時間が余ったのでおまけの「USB」を演奏して出番は終了。
こやまさんが「手拍子!」と煽ったり「1番!」と観客をリードするので完全初見でも楽しめるのも魅力だが、ヤバTのライブは何度も見ているのに初めて見たかのような楽しさの新鮮さに毎度驚く。
最初から最後まで「うるさい」「面白い」「楽しい」の三拍子を提供してくれるヤバTは自らビバラに欠かせない存在だと証明をした、ライブへの熱意とタンクトップ愛に溢れるヴィヴィットなステージだった。
東京スカパラダイスオーケストラ
スカパラを見るのも多分7〜8年ぶり。定刻になると白スーツの素敵なイケおじがたくさん登場。
「Dale Dale!~ダレ・ダレ!~」からスタート、不思議とチバさんはまだ存命している気がするのはバンドマンの皆さんがこうして未だに愛しているからだろうな。
全員のソロパートがあるのもカッコよくてハッピーだし、普段管楽器というものに触れない私からすると、ホーンメインのスカパラの音楽はとてもありがたい栄養剤でもある。
谷中さんが「フェスの中に小さいフェスを作ろう」と、早速ゲストボーカルを召喚。
コラボタイムのトッパーはアジカンとコラボした「Wake Up!」をKANA-BOONの鮪さんとコラボ、続けて今回のトリであるフォーリミGENさんがヘッドホンを首にかけて一足先にステージに登場し「銀河と迷路」を一緒に演奏。
さらにさらに、センターにマイクが配置されると出てきたのはユニゾン斉藤さん!白スーツの斉藤さん、シンプルにメロすぎる。
コラボ曲はもちろん「白と黒のモントゥーノ」。斉藤さんは案の定と同時に期待もしていて、きっとコラボしてくれるだろうと思っていたので聴けて嬉しい。
しかし、1曲終わってなかなか捌けない。
谷中「忙しいかなと思って誘ってなかったんだ」
斉藤「俺はずっと指を咥えて待ってましたよ。また違うアーティストとコラボして…鮪とGENは1曲、俺は2曲。気持ちがいい。まあ俺が一番スカパラ大好きだし、スカパラさんの誘いにNOは無い」
そう愛を語りつつ、優越感に浸っててて可愛かった。
という訳で、せっかくだし斉藤さんとはもう1曲やるとのこと。こうした持ち時間が限られるフェスでは通常1曲なので、あまりのビックサプライズである。
そして「このあとユニゾン出番あるけどその時にはやらない」と前置きし披露したのは「徹頭徹尾夜な夜なドライブ」!
その後もユニゾン見に行ったけどユニゾン自体10年ぶりぐらいに見たけど、学生時代だった約10年前はこの曲好きでよく聴いてたし、当時はまだシュガビタが出る少し前でその時の彼らの代表曲といえば「オリオンをなぞる」でツタヤでCDを借りてよく聴いていたのだけど、まさかフェスで聴けるとは、しかもスカパラとコラボという贅沢!
元々楽器を弾いているのはたった3人なので、管楽器が入ると物凄く華やかだった。
最後はスカパラの大名曲「Paradise Has No Border」で観客に推しのタオルを掲げさせて右往左往。
体の芯からも外側からもあたたかい多幸感に包まれるスカパラマジックもまた至高。ダンディなおじさんたちが楽しく演奏している姿は健康にいい。
Fear, and Loathing in Las Vegas
多人数バンドのスカパラ(9人)からバトンタッチされたのは神戸の6人組多機材バンド・ベガス。
ステージ右手のビバステージでは「さすがにスカパラから時雨は寒暖差が激しすぎるだろ!」と思っていたがおそらく主催者もまたこれが狙いだろう。それを緩和するようでしないのがベガス。
「Rave-up Tonight」でMINAMIさんのスクリームが爆裂、先ほどのスカパラの多幸感が一瞬にして一掃される。まるで洗車した直後にゲリラ豪雨に降られた気分だ。新作「Song of Steelers」のクソダサダンスがちゃんとクソダサでめちゃくちゃ元気出たのは小声。
「Virtue and Vice」のタケノコダンス(名称不明)も思わず踊ってしまう。この曲も10年以上前というのにも驚きだ。
シンセサイザにツインボーカルのクリーンとスクリーム、どっしり構えたリズム隊、そしてエレクトロでサイバーなサウンドはなかなか後釜が出てこない唯一無二のジャンル。これまたベガスからしか得られない栄養素がある。
So「毎年3月に神戸でメガベガスというイベントをやっているのだけど、今年は阪神淡路大震災から30年ということで、9月にまた神戸でイベントやるからそれもよろしく!」
「俺らのライブは頭空っぽにして、踊ろうぜ!」
「Party Boys」「Crossover」とダンスチューンからヘビーで凶悪な低音の轟音とシンセサイザを乱射するように繰り出し、そして二転三転と目まぐるしく変わる曲調は見るもの聴くものを飽きさせないし、Taikiさんは美脚。
MINAMIさんもSoさんもなりふり構わず客席に何度も突撃し、ラストは「Luck Will Be There」で堂々のフィナーレを飾った。
凛として時雨
スカパラ→ベガスの大人数バンドに続くのは構成人数が半分のスリーピースバンド・凛として時雨。今年のビバラ大本命であり、今年一発目の時雨のライブでもある。
圧倒的な知名度と実力を持つ代わりにフェスの出演はレアな時雨だが、今回の出演者で埼玉が地元や活動拠点にしていたバンドでは唯一である。去年「次回出演して欲しいアーティスト」の名前に時雨を書いててよかった(毎年書いてるけど)。
凛として時雨と言えば…!な「abnormalize」を名刺代わりに投下。
どのメンツのフェスに出てもアウェイになる時雨だが、先ほどのスカパラの見た人全員を幸せにする多幸感も、ベガスの無心で踊れるゲーミングな雰囲気を一層どころか別次元のレベルで広大なたまアリを最凶に鋭利な轟音で不穏な時雨サウンドに一瞬で完全支配。
登場時、普段は麗しいストレートロングの345がウェーブ巻きにしていたのも珍しいなと思っていたが(時々巻くことはあるけどゆるいカールが多い)、TKが曲終わりに追加でシャウトをするほど彼らの今年一発目のライブはガソリン満タン気合い十二分。それはファンであるこちらも同じである。
今までもいくらか時雨の出るフェスに行ってはいるのだが、フェスの会場内であんなに凛として時雨のグッズを身に纏った人を多く見かけたのは初めてなのだ。
時雨がライブで手を抜いたことは一度も無いが、それにしても今日の気合の入りっぷりはやはり埼玉出身としての誇りか、年末の武道館に向けてか、結成年数も年齢もレジェンド枠に差し掛かった今「見せつけてやる」と言わんばかりの殺意に近い戦闘力で手加減が一切無かった。
ステージにいるのがたった3人が思えない音のどよめきも厚さも、”フェス”という音楽の出会いの場ではよりその異質さが浮き彫りになる。
懐古のキラーナンバー「nakano kill you」ではさらに一段階フロアの熱気が上がり、近年の時雨にしては珍しくダイバーが続々発生。
小柄な女性が出しているとは思えない極太の低音で殴るように345のベースが鳴り出せば「DISCO FLIGHT」へ、TKのギターソロが来るたびに圧縮が発生し、ピエールのドラムも手数を増やせば増やすほど歓声が上がる。
TKが軽く挨拶を挟むだけでMCはほぼ無し。
ここから直近発表された曲に移り、「アレキシサイミアスペア」の変拍子と間奏の跳ねるメロディと程よい緩急、蛇に巻かれるように畝るベースラインは何度聴いても気持ちがいい。
「男女ハイトーンツインボーカル」が持ち味だと紹介文でプッシュされるのを裏目に出させるように「Trrrrrrrrrrrrrrrrrrrrue Lies」のAメロのTKの低音ボイスからのシャウトとその振り幅の勢いに、もはや振り落とされる。
TKのギターテクニックはいつ見ても化け物。到底理解ができないし、理解できたとしても、その途端に彼においていかれる気がする。
気合いも十分以上に、本人らの調子もこちらが見ていて気持ちがいいほどに絶好調。
トドメを刺すが如く時雨の歴史としては太古ながらもそのソリッドな新鮮さは健在の「Telecastic fake show」では、熱気を帯びた寒冷なサウンドで時雨が台頭したオルタナ全盛期に染め上げながら切り裂く。
私は時雨のライブでダイバーが出るのは肯定派でむしろ転がってきて欲しいけど(自分は転がらないけど転がってくる人を送るのはすごく好きで、勝手に私の魂もダイブという形のリスペクトでまとめて送ってくれる気がしてる)、元々今日はこのヤンチャメンツなので数人ぐらいのダイバーはいるだろうとは覚悟していたが、やたらめったらダイブするのではなく、昔の曲で次々と人が人の上を転がっているのは彼らが分かっているんだ。
最後は「傍観」で台風一過の如くお通夜モードに。
突き抜けるように伸びるハイトーンのクリーンボイスが魅力の345は、自らのパートの終わり際に今まで聴いたことのないしゃくりよりも急騰で限界までキーを上げ悲鳴に近いシャウトで引きちぎるように歌い切り、ピエールはシンバルをぶち倒しながらステージを去り、ギターボーカルである手前マイクから一切離れなかったTKは絶叫しつつ真ん中にやってきては滅多刺しするかの如く弾き狂い、いつの間にかステージに3人はおらず残響だけが響き渡った。
暴れん坊が集うこのラインナップに、圧倒的なテクニックと身動きが取れないほどの轟音の豪雨に打ちのめされ、それもたまアリを隅から隅まで埋め尽くすほどの質量と密度、「ついてこれるならやってみろ」と言わんばかりの一瞬でも気を抜いたら後ろからナイフで刺されてしまいそうな鬼気迫る緊迫感、それを抜けたサビの絶頂と快感はもはやドラックだ。
この日の彼らのライブのテーマは”破壊”だったのかもしれない、そう思うほどに極悪で脅威だった。
そんな今回のライブは、ダイバーで荒れ狂うフロアがとてもよく似合っていた。
Aooo
元気にサンボマスターを見るつもりが時雨に心が喰らいすぎて休憩タイムにあてる。自分でも何年何十回時雨、TKのライブを見ているのだと思うが、これが”ライブは生物”ということを痛感させてくれる。サンボはまたいつかどこかで愛を叫ばせてくれ。
今回初のビバラ内のライブハウスと言えるCAVEステージへ移動し、結成当初から気になっていたAoooを見る。ユニゾン移動のため後ろで鑑賞。
個人的にはボーカルの石井理子さんはtricotの爆祭で赤い公園以来、ベースのやまもとひかるさんは去年のYOASOBIでDEAD POP以来、そしてDPFでやまひかに惚れる。すりぃさんとツミキは初見。
バンドとしては結成して浅い新人とはいえ、個々のメンバーの実力も実績も化け物クラス。
既に洗練されたサウンドは”絡みあるグルーヴ”というよりは、寄木細工のように寸分の狂いもなく幾何学的に正確で建築的な美しさがあり、ギターもベースもドラムの音も粒が綺麗で聴き取りやすかった。全てのパートがバランスよく同時に耳に入ってくるのは近年のバンドでは珍しい気がする(もちろん音響さんの力量もあるが、これに関してはAoooの個々のスキルの高さがそう思わせてる気がする)。
初っ端からブイブイ言わせるやまひかのどデカい轟音ベースが左耳を殴られるなか、理子ちゃんのボーカリストとしてのカリスマ性は少し椎名林檎味を感じながら凄まじい。
「BAQN」でダイバーが発生したが、どうやらこれが今回Aooo初ダイバーだったらしい。初めて聴いた曲だがオルタナ色全開で一発で気に入った。ツミキさんが作った曲だけど「鏡に帰ったあたし」のパートでフワッと赤い公園っぽさ、いや、”つのまいさ”っぽさを感じるのも私のキュンポイントだ。
「ネオワビシイ」のコールアンドレスポンスも、既にライブの魅せ方を分かっているパフォーマンスだった。
アルバムのリリースから日もまだ浅くライブの本数も少ないのにフェスであれだけフロアと息がぴったりだったのは、ビバラキッズの音楽ラバーもまたAoooへの期待値が高すぎたから違いない。
どうしてもユニゾンも見たかったので3曲だけだったが、すぐにでもジャンプアップできる力量だった。次回はぜひフルで!
UNISON SQUARE GARDEN
ライブを見るのは10年ぶりぐらい。最後に見たのが渋谷のライブハウスのカウントダウンのイベントだったと思う。
「カオスが極まる」の途中でスタンド席へ着席。
「天国と地獄」の田淵の大暴れっぷりはいつだって健康に良すぎる。何度この曲のMVのイントロの田淵暴れ出しをリピートしたことか。
一番動きがブレているのに肝心な演奏は一切ブレない田淵だが、ハードコアのバンドのサークルの真ん中でハーコーしてるイキリキッズよりも抜群にキレがあるのがほんとうに意味不明だ。
斉藤さんのギターも当たり前のように歌いながら爽やかに弾いているけど常に正確だし、鈴木さんのドラムも手数が多く、誰を見ていいのか分からないぐらいに全員が変態。これだけ全員が主役を張れる高すぎる演奏スキルを持っているのに、どうしてかライブを見た後に脳裏の残像は田淵しかいないのだ。
「オリオンをなぞる」までもずっと隅から隅まで盛り上がっていたけどラストの「シュガーステップとビターソング」は一段と「聴くぞ!焼き付けるぞ!」と空気の格が上がった気がする。蕾だった花畑の花が一気にフワッと咲いたような感覚があった。
後からセトリを見て前半に「桜のあと」を演奏してたのを知り、これも学生時代よく聴いてて大好きな曲だから聴けなかったの悲しい。けどスカパラで夜な夜なコラボを聴けたからセーフということにする。
04 Limited Sazabys
トリは納得のフォーリミ。行くフェスによくいるのでなにかと縁のあるフォーリミ。そしてライブ見るたびに絶対BRAHMANのTOSHI-LOWさんの悪口言っているGENさん。何の酒を呑まされる恨みがあるんだ。
「midnight cruising」「mottö」「Kitchen」とメロコアバンドらしく息継ぎをする暇もなくフルスロットル。
ライブを見る度にしょっちゅうセトリが変わってる印象な上によく考えられていて構成力抜群だし(見る度に半分ぐらいやってる曲が違う)、演奏もあれだけ激しいツービートでも安定感がある。
重心のあるどっしりと安定したベースを弾きつつ、背中を見せながら先を走るように歌うGENさんのベースボーカルはこのバンドの中核であることを演奏で体現しており、本当に素晴らしい。
フォーリミの曲でも「fade」「fiction」など激しい曲が好きで、この流れは好戦的だからか聴いててまるでスポーツの試合を見ている気分になってワクワクする。曲がハードになればなるほどにKOUHEIさんのドラムの力量が増す。まるで動力機みたいだ。
「行くフェスに出てたらライブみたい」と思うのは本人らが凄く楽しそうに演奏しているのも大きいな。
先ほどのユニゾンといい今日の出演メンツでどうしてそのバンドの名前を知っていたのか毎度のごとく覚えていないのは、邦ロックにハマってひたすら音楽をディグっていた時期で、フェスのタイムテーブルに乗っていたバンドを片っ端から聴いていた時期からである。
ラストの「swim」ではスカパラのホーン隊を召喚してのスペシャルコラボ。スタンド席から見てて「泳いで泳いで」のところでみんなクロールで泳いでいるの面白かった。
ライブ終了後はやまない拍手の後に再登場、アンコールは「Squall」で終了。
ライブ全然関係ないけど、麺屋おがたのラーメン食べたかったのに今日はまぜそばだった。
感想
互い違いの2ステージ制だから書き出すと結構見てるな。ふわ〜っとしか見てないからレポ書いてないけど、ロットンとブルエンもご飯食べてお酒飲みながら見てた。
ブルエンも銀魂の「VS」はあがったな〜、以前見た時よりベースの音が格段に良くなってた。プロ相手に失礼かもしれないけど、極端に表せば部活で初心者1年生から3年生レギュラー勝ち取ったみたいな見違えるほどの成長感だった。辻村さんのベースは元々上手かったと記憶しているけど、存在感が凄く増してた。海外での経験はこれほどに培われるのか。
Aooo以外は一度ライブを見たことあるバンドで、でもほとんどがライブを見るのが久しぶりだったから一気に見れて嬉しかったしとても良かった!
さて、残すは実質サタニック、実質DEAD POPと呼び名高い暴君だらけの最終日。どうしていつも暴れメンツが連休最終日なんだ!
いいなと思ったら応援しよう!
最後までお読み頂きありがとうございます!記事が面白かったらご支援いただけますとコーヒー代になります!