[海外大学院]#5 海外大学院を目指す人が最初に整理すべきこと
これまでの記事では、日本の大学を出たあとに海外大学院へ進み、その後、現地でソフトウェアエンジニアとして就職するまでの経験を書いてきました。
今回は海外大学院を目指す人が最初に整理すべきことについて書いてみます。
まず簡単に自己紹介すると、自分は日本の大学を卒業した後、ヨーロッパのとある大学院に進学し、そのまま現地でソフトウェアエンジニアとして就職しました。 現在もヨーロッパに住んでおり、アメリカ発の企業でソフトウェアエンジニアとして働いています。この note では、海外大学院や海外就職を考えている方や関連する情報を集めている方に役立つ情報を発信しています。この記事がいいなと思ったら他の記事も読んでもらえると嬉しいです。
これまで海外大学院を目指した理由、英語やお金への不安、大学院選びで見ていたこと、そして現地就職までに実際にやったことを、具体的に書いてきました。
ただ、ここまで読んでくださった方の中には、
「自分も海外大学院に興味はあるけれど、何から整理すればいいのか分からない」
「ある程度留学するプランはあるが、自分の進め方で合っているのか自信を持てない」
「お金、英語、就職、ビザ、奨学金、全部大事そうで、なかなか優先順位を決められない」
と感じている方もいるかもしれません。
自分自身も、最初は同じような悩みを抱えていました。
海外就職を一つの大きな目的にしていたにもかかわらず、気づけば大学院のランキングや知名度に引っ張られていた時期もあります。
ただ、その先に現地就職まで見ているのであれば、ランキングだけを見ていても十分ではないと感じるようになりました。
そこから少しずつ、自分なりに見るべき項目を整理するようになりました。
今振り返ると、当時の自分の中には、大学院や国を選ぶためのフレームワークが少しずつ出来上がっていたように思います。
この記事では、当時の自分の頭の中にあったフレームワークを言語化しつつ、今振り返って必要だったと思う項目も追加して、海外大学院・現地就職を目指す人向けのチェックリストとしてまとめました。
この記事の対象者
この記事は、主に以下のような方に向けて書いています。
海外大学院への出願を考え始めている人
海外大学院の先に、現地就職まで見ている人
キャリアアップのために留学を考えているけど、まだ整理が進んでいない人
大学院、奨学金、就職、ビザ、お金、英語のどれから考えればいいか分からない人
ある程度プランはあるが、自分の進め方でよいのか不安がある人
逆に、以下のような方には少し合わないかもしれません。
すでに出願校も決まっていて、具体的なエッセイ添削やCV添削だけを探している方
すでに気持ちが固まっていて、あとは背中を押してほしいだけの方
細かく整理するよりも、勢いでどんどん進めたい方
この記事は、「海外大学院に行くべきかどうか」を断定するものではありません。個別の大学院や国をおすすめするものでもありません。また、ビザ・就労許可・奨学金制度について、法的・制度的な助言をするものでもありません。
あくまで、自分の経験をもとに、「海外大学院や現地就職を真剣に考え始めた段階で、最初に何を整理しておくとよいか」を見える化するためのものです。
この記事で整理できること
この記事は読むだけでなく、実際に作業を行います。基本的には上から順に埋めていくことを想定しています。経験上、上から実施しないと優先順位がブレたり迷ったりします。
目的の整理
なぜ海外大学院に行きたいのか。海外就職を見据えているのか、日本でのキャリアにつなげたいのか、研究者になりたいのか、人生を見つめ直す時間が欲しいのか。国・地域の整理
目的をもとにどの国・地域を見るべきかを考える。大学院選びの整理
大学院選びで何を重視するべきか。ランキングや知名度だけではなく、自分の目的に合っているかをどう見るか。お金・奨学金の整理
学費、生活費、奨学金、渡航費などをどう考えるか。金銭面の不安の整理。目標達成までの距離の整理
現在地から目的地までどれくらい距離があるのか。実務経験、語学、プロジェクト経験の棚卸し。渡航後に整理すべき項目
LinkedIn やCVなどをいつ準備するか。渡航前する前にやらないことを整理します。うまくいかなかった場合の代替案
大学院に受からなかった場合、奨学金が取れなかった場合、現地就職できずに帰国する場合に、どの条件なら自分の中で納得できるか。
正直、整理する内容が多いですので、最初からすべてを完璧に埋める必要はありません。
まずは、「分かっていること」と「まだ分かっていないこと」を分けるだけでも十分です。
しかし、大学院を決める前には全て埋まっていることが理想です。
これらを整理しておくことは、海外大学院への願書や奨学金の申請書類を書く際にも大きく役立ちます。
願書で大事なのは、きれいな言葉を並べることだけではなく、「なぜ海外大学院なのか」「なぜその国・大学院なのか」「その経験を将来どうつなげるのか」が矛盾なくつながっていることだと思っています。
目的、国・地域、大学院選び、お金、就職可能性、代替案まで整理しておくことで、自分の中で筋の通ったストーリーを作りやすくなります。
海外大学院や現地就職を真剣に考え始めた方にとって、最初に全体像を見える化するための内容になればと思っています。
初回購入者向けのご案内
今回は最初の有料記事ということもあり、初回販売のテストとして、購入してくださった方の中から希望者に、30〜45分程度の壁打ち面談もしくはチャットサポートを行おうと思っています。
内容としては、この記事の使い方を説明しながら、最初の「目的の整理」まで一緒に行うイメージです。
具体的には、
なぜ海外大学院に興味があるのか
卒業後に現地就職まで目指したいのか
このチェックリストをどう使うとよいか
を一緒に確認できればと思っています。
海外大学院や現地就職の準備は、人によって状況がかなり違います。
今回の面談は、その最初の整理を少し手伝うためのものです。
希望者が多い場合は全員に対応できない可能性がありますが、まずはこのチェックリストが実際にどのように使われるのか、自分自身も学びながら進めたいと思っています。
なお、この記事および初回購入者向けの壁打ち面談は、個別の進路指導、特定の組織の広告、法律相談、ビザ相談、出願代行ではありません。また、海外大学院への合格、奨学金の獲得、海外就職、ビザ・就労許可の取得を保証するものでもありません。
あくまで、自分が海外大学院から現地就職まで進んだ経験をもとに、「何を整理しておくとよいか」を共有し、考えを整理するためのものです。
ここから先で紹介する内容が、海外大学院や現地就職を考え始めた方にとって、最初の整理に使えるものになれば嬉しいです。
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