[海外就職]#5 海外インターンの面接に受かったのに、ビザの関係で働けなかった話

前回の記事では、海外で就職するまでに自分が実際にやっていたことを、時系列で整理して書きました。

今回は海外インターンについて書いていきたいと思います。

まず簡単に自己紹介すると、自分は日本の大学を卒業した後、ヨーロッパのとある大学院に進学し、そのまま現地でソフトウェアエンジニアとして就職しました。 現在もヨーロッパに住んでおり、アメリカ発の企業でソフトウェアエンジニアとして働いています。この note では、海外大学院や海外就職を考えている方や関連する情報を集めている方に役立つ情報を発信しています。この記事がいいなと思ったら他の記事も読んでもらえると嬉しいです。

前回の記事で少しだけ触れたのが、海外インターンの面接には受かったものの、ビザ・就労許可の関係で実際には働けなかった経験です。

今回は、その話をもう少し詳しく書いてみます。

これまでの記事でも書いてきたように、当時の自分は海外大学院に通いながら、卒業後に現地でソフトウェアエンジニアとして働くことを目指していました。

日本では正社員として働いた経験がなかったので、いきなり卒業後の現地就職を目指すだけでなく、その前に一度インターンとして海外企業で働く経験を積みたいと思っていました。

海外大学院中に、現地でインターンをしたかった

通っていた大学院ではインターンに参加することを推していましたし、自分もそうしたいと思っていました。

国によって状況は違うと思いますが、自分が行った国では基本的には日本のような短期インターンよりも長期インターンが主流でした。長期インターンは就職に直結するとても重要なものとして位置づけられています。

インターンはLinkedInなどのプラットフォーム経由が主流だと思いますが、大学を通した応募や知人の紹介も考えられます。

海外でインターンをする上で問題になるのがビザです。

大学院に留学すると基本的には学生ビザ(または同等のもの)を取得することになると思います。

学部や大学院で留学をしてそのまま現地就職を考えている人は、学生ビザの制限と卒業後にもらえるビザの有無を確認するのは非常に重要です。

この確認を怠ると、思う通り就活が進められない事態になります。

面接に受かって、オファーをもらった

自分の場合は、もともと海外就職することが前提だったので、就職に直結するインターンも参加するつもりでした。

LinkedInや大学のプラットフォームを通して20~30社に応募しました。多くの企業からはお祈りメールも返ってきませんでしたが、運よくある有名な企業の選考に進み、面接を受けることができました。

面接は、一般的なソフトウェアエンジニア向けの技術面接に近い内容でした。

面接の内容そのものを詳しく書くことはできませんが、4人の面接官から「あれを知っているか」「これを知っているか」といった技術的な知識を確認する質問をされました。加えて、これまでの経験やチームでの働き方について話す、いわゆる行動面接に近い質問もありました。

日本にいた頃に学校、本、アルバイトやインターンで学んできたことをちゃんと説明することができ、最終的には口頭でオファーをもらうことができました。

そのときは、素直に嬉しかったです。

海外大学院に来てから、現地で仕事が見つかるのかはずっと不安でした。

だからこそ、現地企業からインターンのオファーをもらえたことは、自分にとってかなり大きな出来事でした。

オファー後に、ビザ・就労許可の問題が出てきた

ただ、そのあとに分かったのは、面接に受かることと、実際に働けることは別だということでした。

オファー後、企業側からビザ・就労許可に関する確認が入りました。

そこで、自分がそのインターンで実際に働ける条件を満たしていない可能性が出てきました。インターンの期間が、自分の学生ビザで働ける期間を超えてしまうという内容でした。

最初は、大学院のプラットフォーム経由で応募した企業のインターンだったので、まだ何とかなるのではないかと思っていました。

外国人が多い大学院のプログラムだったので、こういうケースも想定されているはずだと思っていました。

しかし、最終的には働くことができませんでした。

海外就活は、実力だけでは決まらない

この経験を通して、海外就活は実力だけではどうにもならない部分があることも痛感しました。

もちろん、技術力や英語力、面接でのコミュニケーションは大事です。

ただ、海外で働く場合、それだけでは足りないことがあります。

ビザやタイミングといったものが、選考結果と同じくらい重要になることがあります。

特に外国人として海外で働こうとすると、自分の努力だけでは動かせない条件にぶつかることがあります。

国や時期によって制度も変わりますし、会社側の受け入れ方針も変わります。

どれだけ面接を頑張っても、制度上働けないのであれば、そのポジションで働くことはできません。

これは当たり前のことのようですが、当時の自分はその重みを十分に分かっていませんでした。

なお、これはあくまで自分の経験談であり、制度の説明や法的な助言ではありません。実際の条件は国・時期・個人の状況によって変わるので、必ず公式情報を確認してください。

挫折を経て正式オファーへ

以前の記事で書いた通り、最終的には他の企業に無事本就職することができ、無事最初の目標であった海外就職を果たすことができました。

今振り返ると結果オーライということはできますが、インターンができないと分かった当時は本当に落ち込みました。

海外就活をしていると、どうしても面接対策に意識が向きます。

コーディング
英語
経歴
CV、LinkedIn

もちろん、どれも大事です。

ただ、自分の経験から言うと、「自分がその会社で働ける条件を満たしているのか」を早めに確認することも、同じくらい大事でした。

面接に受かる力と、実際に働ける条件をそろえることは、別の話です。

自分はそれを、口頭オファーをもらったあとに学びました。

できれば、この記事を読んでいる人には、自分と同じタイミングで気づいてほしくありません。

海外で働くことを目指すなら、面接の準備と同じくらい、ビザや就労許可の確認も早めにしておいた方がいいと思います。

次回は、現地就職を目指す学生が最初にやるべきことについて書いてみようと思います。

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