見出し画像

自分ほめが続かない本当の理由は、子ども時代に隠れている

「自分をほめてみましょう」
そう言われて、最初の数日は頑張れた。
でも気づいたらやめていた。

そんな経験、ありませんか。

それは意志が弱いからではありません。
続かない理由は、もっと別のところにあります。

今日は、その理由と、無理なく続けるための工夫をお伝えします。

落とし穴① ほめる基準が「特別」になっている

自分ほめが続かない人の多くが、
無意識にハードルを上げています。

例えば
「今日は仕事で大きな成果を出した」
「人からほめられた」
というような、特別な出来事だけをほめようとする。

そうすると、特に変化のない普通の日は、
ほめる材料が見つかりません。

普通の日というのは、
実は一週間のうちの大半を占めています。

ほめる日とほめない日の差が大きくなり、
結局「今日もほめられなかった」で終わってしまう。

これが続くと、自分ほめ自体が
「またできなかったことの証拠」になってしまいます。

実は、この基準の高さは、
子ども時代の経験と関係していることがあります。

「100点を取ったときだけほめられた」
「目立つ成果がないと、見てもらえなかった」

そういう環境で育つと、
「ほめる=特別なこと」という感覚が、
自然と身についてしまいます。

普通の日には、ほめる資格がないように
感じてしまうのです。

これは意志の問題ではなく、
最初に決めた基準が高すぎるという、設計の問題です。

落とし穴② ほめられると、なぜか落ち着かなくなる

もう一つ、見落としやすい落とし穴があります。
自分をほめようとした瞬間、なぜか居心地が悪くなる。
そんな感覚です。

「ほめるのが苦手」というより、
「ほめられること自体に慣れていない」
という感覚に近いかもしれません。

脳の中には「嬉しい」を感じる仕組みがあります。
よく報酬系と呼ばれるものです。

この仕組みは、繰り返し使われることで、
少しずつ育っていきます。

例えば、子ども時代に何かを頑張ったとき、
ほめられるよりも先に
「でも、これができてない」
と指摘された経験はないでしょうか。

あるいは、ほめられた直後に、
機嫌で態度が変わってしまう人が
近くにいたかもしれません。

そういう環境では、「ほめられる→安心」
という結びつきが育ちにくくなります。

代わりに、
「ほめられる→次に何か言われるかもしれない」
という警戒が先に立つようになります。

そのため、大人になって自分を褒めようとしても、
脳がそれを「普通じゃないこと」として扱ってしまう。

居心地の悪さや、ソワソワする感覚、
急に話題を変えたくなる感覚として出てきます。

これは、過去の環境が作った自然な反応です。
あなたの心が弱いわけではありません。

毒親育ちの人には、
特にこの傾向が強く出ることがあります。

ほめ言葉そのものよりも、
「その後に何が来るか」を、
無意識に身構えてしまうからです。

ここから先は

1,709字
この記事のみ ¥ 100
Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

ちょっとした心のケアが必要だと感じているあなたへ。 毒親的な環境で育ち、自己否定や生きづらさに悩んで…

スタンダードプラン

¥500 / 月

お読みいただき、ありがとうございます。 もしよろしければ、活動をサポートしていただけると励みになります。 サポートのお礼に、限定のつぶやきをご覧いただけます。