見出し画像

怒れないのは性格じゃない|感情を失った心の仕組み

「なんで私は怒れないんだろう」
そう思ったことはありませんか。

理不尽なことがあっても、
どこか他人事のように感じる。

本当は嫌なのに、笑ってしまう。
あとからモヤモヤだけ残る。

私もずっとそうでした。

でも後から気づきました。
それは性格ではありません。

育った環境で、
怒りを感じないように
学習してきただけでした。

この記事では、
怒りを感じにくくなる理由と、
感情を取り戻すヒントをお伝えします。


怒りが出てこないのは「抑えてきたから」

怒りは、本来とても自然な感情です。

「それは嫌だ」
「それはおかしい」

そう教えてくれる大切なサインです。

でも、家庭の中で
怒りを出すことが許されないと、
話は変わります。

たとえば、こんな経験です。

・怒ると否定される
・不機嫌になると無視される
・気持ちを言うと怒鳴られる

こうした環境では、
怒りを出すことは危険になります。

だから心は学びます。

「怒らないほうが安全だ」

その結果、怒りを感じる前に
感情ごと止めるようになります。

これは弱さではありません。
むしろ生き延びるための工夫です。

まずはここを、
少しだけ理解してあげてください。

「怒りの前にある感情」に気づく

怒りは、いきなり出てきません。
その前に、別の感情があります。

・悲しい
・怖い
・寂しい

このあたりです。

でも怒りを抑えてきた人は、
ここも一緒に止めがちです。

だから最初は、
怒りを探さなくて大丈夫です。

代わりに、
こう問いかけてみてください。

「今、ちょっと嫌だった?」

たとえば、
予定を勝手に決められたとき。

その場では笑っていても、
あとで少し疲れていませんか。

その「小さな違和感」が、
感情の入口です。

強い怒りじゃなくていいです。
1ミリの違和感で十分です。

あとから気づいた感情を拾う

怒れない人は、
その場で感じるのが苦手です。

でもそれで問題ありません。

むしろ「あとから気づく」が、
自然なスタートです。

おすすめは、1日の終わりです。

今日あったことを、
少しだけ振り返ります。

・あのとき無理してない?
・本当は嫌じゃなかった?

そんなふうに、
やさしく見直します。

たとえば、
頼みごとを断れなかった日。

そのときの自分に、
こう言ってみます。

「本当は嫌だったかもね」

それだけで大丈夫です。

正解を出す必要はありません。
気づくだけで十分です。

「自分ほめ」で安全な土台をつくる

感情を取り戻すには、
安心感が必要です。

でも、自己否定が強いと、
自分の気持ちに触れるのが怖いです。

そこで役立つのが、「自分ほめ」です。
やることはシンプルです。

小さな行動を見つけて、
一言だけ認めます。

たとえば、

・今日はちゃんと起きた
・仕事に行った
・少し休めた

こんなことで大丈夫です。

そして心の中で、
こう言います。

「よくやったね」

最初は違和感があります。
私もかなり抵抗がありました。

でも続けると、
少しずつそ感覚は変わっていきます。

大切なのは、「良し悪し」ではありません。
「自分がどう感じるか」です。

その確認作業を丁寧に続けていくと、

「自分が感じるままでいいんだ…」
そう思えるようになっていきます。

この感覚があると、
感情に触れやすくなります。

「小さなNO」を試してみる

怒りは境界線のサインです。

でもいきなり強く言うのは、
ハードルが高いですよね。

だから小さくで大丈夫です。

たとえば、

・少し考えさせてください
・今日は難しいです

これだけでも立派なNOです。

ポイントは、
完璧にやろうとしないことです。

言えなかった日があっても、
それでOKです。

「さっきは言いづらかったな」

そう気づくことが大事です。

あなたのペース大丈夫なので、
自分の境界線を意識して
日常を過ごしてみて下さい。

うまくできないを前提にする

回復は一直線ではありません。

調子がいい日もあれば、
戻ったように感じる日もあります。

これは自然なことです。

私も何度も、
「全然変わってない」と思いました。

でも振り返ると、
少しずつ変わっていました。

だから大事なのは、
ゆるくても継続することです。

できた日は、「できた自分」をほめる。
できない日は、
「やろうとした自分」をほめる。

大切なのは、
自分の中の違和感を感じることを
忘れないことです。

まとめ

怒れないのは、
性格ではありません。

過去の環境で、
身につけた反応です。

そしてそれは、
少しずつ変えていけます。

・小さな違和感に気づくこと。
・あとからでもいいので拾うこと。
・自分ほめで、安心できる土台をつくること。

どれも小さな一歩です。

でもその積み重ねが、
感情を取り戻す力になります。

怒りを抑え込むほど、
あなたは今までよくやってきたんです。

これからは、
感情と思考の扱い方を整えて、
自分の味方として進めば大丈夫です。

\ こちらの記事もオススメ /


いいなと思ったら応援しよう!

こころみ お読みいただき、ありがとうございます。 もしよろしければ、活動をサポートしていただけると励みになります。 サポートのお礼に、限定のつぶやきをご覧いただけます。