見出し画像

「もしも」の時、私の心と体をどう守る?今日からできる防災×薬膳のヒント

はじめに、熊本地震被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。心穏やかな時間が一刻も早く訪れますように。

「心配で眠れない」「不安で胸が締め付けられる」
災害は、いつ私たちの日常に訪れるか分かりません。

ライフラインが止まり、避難所での生活や慣れない環境を強いられたとき、心と体には想像以上のストレスがかかるもの。

そんな不測の事態に直面したとき、身近な食材の組み合わせや、東洋医学の知恵が、心と体を優しく支えてくれるお守りになるんです!

今回は、いざという時の備えとして知っておきたい「災害と東洋医学・薬膳」の知恵をご紹介します。

災害時のストレスが体に与える影響を東洋医学で読み解く

災害時、私たちの体の中では何が起きているでしょうか?
東洋医学では、大きなショックや恐怖、慢性的な緊張は「気(エネルギー)」の巡りを悪く(気滞・気逆)させ、さらに生命力をつかさどる「腎(じん)」のエネルギーを消耗させると考えます。

〇気が滞ると:イライラ、胸のつかえ、喉の詰まり感、不眠、食欲不振
〇腎が弱ると:過度な不安感、足腰のだるさ、冷え、免疫力の低下

非常時は「何とかしなきゃ」と気が張り詰めてしまうため、まずは「気を巡らせ、心を鎮めること」が何よりも大切。

備蓄にプラスしたい!「理気(気を巡らせる)」&「安神(心を落ち着かせる)」食材

防災リュックやローリングストック(備蓄)の食品棚に、少しだけ東洋医学の視点を取り入れてみませんか?

乾物や缶詰、お湯を注ぐだけで食べられるものは、災害時こそ重宝する。


① 香りの力で気を巡らせる(理気食材)
ストレスで気が滞ると、胃腸の動きが鈍くなり消化不良を起こしやすくなります。

〇おすすめ食材
柑橘系のドライフルーツ、シソ、生姜、ハーブティー(ミントやカモミールなど)

〇活用法:
お湯を注ぐだけのスープや白湯に、乾燥の生姜パウダーやドライフルーツをプラスするだけで、気の巡りを助け、胃腸を温められます。

〇ミントがあれば:
庭やプランターにミントがあれば、飲み物にミントの葉を浮かべてみるのもおすすめ。これなら特別な道具がなくても、水しか手に入らない状況でも、香りの力で気分リフレッシュが叶います。


② 不安をしずめ、心を守る(安神食材)
不眠や不安感には、心を養い、神経をリラックスさせる食材が役立ちます。

〇おすすめ食材:
ナツメ(大棗)、クコの実、ユリ根、全粒穀物(オートミールなど)

〇活用法:
そのままおやつとして食べられるナツメやクコの実を備蓄食に混ぜておくと、不足しがちな栄養を補いながら、精神安定(安神)をサポートしてくれます。


③日常からできる「災害に強い心身」の整え方
東洋医学の基本は「未病(病気になる前に対処する)」。災害への備えも、防災グッズを揃えることだけではありません。

〇日頃から自分のからだの状態を知り、胃腸を冷やさない食生活を心がける。
〇深呼吸やアロマ、温かいお茶の時間など、自分の「スイッチをオフにする方法」を日常の中に持っておく。

日々の小さなセルフケアの積み重ねが、いざという時のしなやかな回復力につながると信じています!


おわりに

災害はいつ起こるか予測できません。だからこそ、完璧を目指すのではなく、「これがあれば少し安心」というお守りを心と体の引き出しに持っておくことが大切。

非常食のなかに、少しだけ体を温めるスパイスや、心を落ち着かせるお茶、疲れた心とからだを癒してくれるお菓子を忍ばせておく。そんな東洋医学的な優しい視点を、防災リストにぜひ加えてみませんか。

いいなと思ったら応援しよう!