札幌から日帰りで行く「北の国から」聖地巡礼|富良野・麓郷ロケ地まとめ【2026年】
「いつか行きたい」と思いながら、何年も経っていました。
北海道・富良野。そして麓郷(ろくごう)。黒板五郎が土地に根を張り、純と蛍が育ったあの場所。
ドラマを見ていた方なら一度は、あの赤い屋根の石の家を自分の目で見たいと思ったことがあるのではないでしょうか。
先日ついに念願を果たしてきました。この記事では、札幌から日帰りで実際に回ったルートと各スポットの情報を、ファン目線でまとめています。これから行かれる方の参考になれば嬉しいです。
アクセス|旭川まで電車、そこからレンタカーがおすすめ
札幌から旭川まで電車で向かい、旭川駅でレンタカーを借りました。麓郷エリアのロケ地は公共交通機関では回りにくく、車が必須です。

旭川から富良野まではおよそ1時間ほど。道中の景色もすでに北海道らしく、気持ちが上がってきます。(私はペーパードライバーなので夫が運転。笑)

道中①|ケンとメリーの木
富良野に向かう道中、「ケンとメリーの木」に立ち寄りました。1972年の日産スカイラインのCMで有名になったポプラの木で、北海道を代表する風景のひとつです。
「北の国から」のロケ地ではありませんが、途中で立ち寄るにはぴったりです。

道中②|中畑木材・小野田そば
麓郷に向かう途中、中畑木材とかつての小野田そばの前を通りました。中畑木材はドラマで五郎さんの友人・中畑和夫こと中ちゃんが経営する材木店。ファンにはお馴染みの場所です。

小野田そばは現在は閉店しており、外観のみの確認となりました。どちらも麓郷エリアへの行き帰りに自然と通るので、あわせて立ち寄るのがおすすめです。

メイン①|拾ってきた家・やがて町エリア(まずここへ)
麓郷エリアに入ったら、最初にここへ向かうことを強くおすすめします。

「拾ってきた家・やがて町」は、北の国から聖地巡礼の案内所になっている施設です。ここでエリア全体の地図を無料でもらうことができます。
グッズの販売もあり、ファンにとってはそれだけで十分に来た甲斐がある場所です。



案内所のすぐ隣にあるのが4つの家。
まずは純と蛍の家からまわります。実は、ドラマや映画の中で明確に登場するシーンはありません。五郎さんが子どもたちのために建てた家として、家の中までしっかり作り込まれています。


横には雪子さんの家もあります。五郎さんが雪子さんのために建てた家で、こちらもドラマへの登場頻度は高くありませんが、五郎さんの(製作スタッフの?)家にかける本気度が伝わってきます。



そしてすみえさんの家。

中ちゃんの娘・すみえちゃんとその夫のために建てられた新居です。中ちゃんの奥さんのみずえさんが亡くなったとき、五郎さんと中ちゃんがここで泣きながら話したシーンが忘れられない方も多いのではないでしょうか。

すぐ隣には五郎さんの家もあります。石の家を建てるまでの間、五郎さんが暮らしていた家です。



このエリアだけで4軒の家が集まっています。最初に地図を手に入れてからここを起点に動くのが、効率よく回るコツです。
メイン②|石の家エリア(五郎の石の家・最初の家)

「北の国から」といえばここ、という場所です。
車を降りてから少し山道を歩きます。坂道になっているので、雨の日は足元に注意が必要です。
歩いていくと、遠くに赤い屋根が見えてきます。


五郎の石の家。五郎さんが一人で石を積み上げて建てた、あの家です。
実際に目の前に立つと、その存在感に圧倒されます。五郎さんが薪を準備していた場所も残されており、五郎さんのお墓もあります。

中に入ると、ドラマ撮影当時のものがそのまま置かれていて、まるでドラマの世界にそのまま入り込んだような感覚になります。

お風呂の中まで見ることができ、細部の再現度に何度も感動しました。
撮影から年月が経っても、ものが失われずに残っていること自体、訪れる人々のマナーの高さなのか、手入れしてくださる方の努力なのか。

そして近くにあるのが最初の家(復元)。五郎さんが純と蛍を連れて麓郷に戻ってきたとき、最初に住んでいた家です。

文字通りぼろぼろの状態で復元されていて、あの頃の五郎さんたちの暮らしの厳しさをリアルに感じることができます。
中も丁寧に再現されており、こちらも見ごたえ十分です。
メイン③|丸太小屋・三番目の家エリア
さらに車を走らせると、丸太小屋と三番目の家があるエリアに到着します。

丸太小屋はドラマの中で火事によって燃えてしまいますが、実際の撮影では別の家を燃やして撮影したそうです。現地で初めて知り、驚きました。

火事のシーンは、正吉の真っ直ぐさと純くんのズルさを思い出します。

三番目の家は、丸太小屋が燃えた後に五郎さんが住み込んだ廃屋です。屋根の上には、純が父のために手作りした風力発電機が今も立っています。

あのシーンを覚えているファンにとっては、それだけで胸に来るものがあるはずです。何回見ても泣けますよね。

純くんが髪を黒染めにされたのもここ
麓郷から街へ|布部駅に立ち寄る

3か所のメインスポットを巡り終えたあと、麓郷を下りて街の方へ向かいました。麓郷から布部駅へ向かう道はドラマの中でも何度も登場した道で、走りながら感慨深いものがありました。
布部駅は、五郎さん・純くん・蛍ちゃんが最初に降り立った駅として、「北の国から」の物語の出発点となった場所です。現在は使われておらず中には入れませんが、外観を見ることができます。
ランチ|くまげら
富良野駅近くの「くまげら」さんへ向かいました。「北の国から」の最初のドラマロケ中に開業した郷土料理店で、作品にも度々登場します。

ツタの絡まる外観が印象的で、店内の石の壁には倉本聰さんのサインも飾られています。富良野和牛のローストビーフ丼をいただきました。

富良野市街散策|チーズ工房・ニングルテラス・フラノマルシェ
ランチのあとは車を走らせて、少し散策しました。ニングルテラスに向かう途中で、富良野チーズ工房に立ち寄りました。

その後ニングルテラスへ。雪子おばさんが働いていたキャンドル屋さんがあり、幻想的な空間です。
しかしこの日は風が強く、残念ながら入ることができませんでした。次回は必ずリベンジしたい。
フラノマルシェでは地元のお土産を買い込みました。私のイチオシは、地元のポテトチップス「ふらのッち」です。


旭川に戻って締めくくり
夜には旭川に戻り、レンタカーを返却。居酒屋で北海道の食材を楽しみ、帰り際に六花亭でお菓子をお土産に買って帰りました。


まとめ|行く前に知っておきたいこと
レンタカー必須。旭川駅で借りるのがおすすめです
最初に「拾ってきた家・やがて町」へ。地図をもらってから動くとスムーズです
石の家エリアは坂道あり。雨の日は歩きやすい靴で行きましょう
ニングルテラスは天候次第。風の強い日は入れないこともあります
くまげらはランチ・夕食どちらにもおすすめ。混む前に入りたいお店です
作品を見ていた頃の記憶と、目の前の風景が重なる瞬間がいくつもありました。
あの家々が今もそのままの姿で残っていることへの感謝と、それを守り続けてきた人たちへの敬意を感じた旅でした。
帰って速攻FODを契約して、「北の国から」を見直し始めました。そしてまた行きたくなる。
北海道に引っ越してきて本当によかったです。

