移住を考えたときの私の頭の中
移住について頭の中で考えたこと。
松本に移住したい、松本で暮らしたい。
そう思ったとき、あまり人には相談しなかった。
相談しても私の欲しい答えは返ってこないことは分かっていたし、
私の出す結論はもう決まっていたから。
でもやっぱり、こんな大きな決断。
簡単に決めていいのか、不安はあった。
どうにか自分の決断を肯定的にするために脳内で討論会が行われた。
①いや、言ってもあなた都会にしか住めないでしょ?
そう、私は都会にしか住めない。
都会にある便利な生活、簡単には手放せない。
欲しいと思ったものがすぐに手に入る環境。
テレビで見たものがすぐそこにある環境。
でも便利な生活って?
都会での生活ってなに?
キラキラした生活?
東京というブランド?
私にとって何が必要なのか?
私にとっての便利な生活ってなに?
なんだろう?
と考えたが、意外と簡単だった。
スタバがある、無印がある。
これは大事。
あと大きな本屋さんや映画館が近くにあるといいな。
松本には天下のイオンモールがある。
その中にはスタバも無印もある。映画館ももちろん。
大きな本屋さんは駅前にあった。
→はい、解決。
②車はどうする?地方は車社会だよ。
都会は電車やバスが路線がたくさんあって、
車なんてなくても生活できる。
行きたい場所に行ける。
これは本当に便利だ。
私はペーパードライバーだ。
卒検以来一度も運転していない生粋のペーパードライバーだ。
調べても、バスもそこまで充実していない。
これは住む場所を選ばないと多分、生活に困る。
→う~ん、これについてはおいおい考えよう。ペーパードライバー講習とか、そういうのを受ければ良いだろう
③クリニックの通院、カウンセリングはどうする?
これは大問題。
今の主治医、カウンセラーによって、私はなんとか命を繋いでいる。
この関係性はなるべく終わらせたくない。
でも松本から新宿までは特急あずさで3時間もかからずに行ける。
月1回くらいなら、大丈夫でしょう。
というか、完全に東京との繋がりを切るより、
東京に頼れる人がいるという安心感があった方が、
思い切れる気がする。
→これは主治医やカウンセラーと相談だけど、とりあえず、解決。
④あなた、うつでしょ?今、正常な思考ですか?
これについては、本当にそう。
移住について、ほとんど迷いはなかったけど
ここに関しては移住直前まで不安があった。
でも、松本に住みたい、という気持ちは
うつになる前から考えていたこと。
うつになる前からの夢だった。
だから、自分の決断に自信を持ってもいいのではないか?
実際、私が松本に住むのに考えたことって実はこれくらいだったりする。
住み慣れた場所を離れることに寂しさがあるけれど。
意外と未練なんてなかった。
それよりも私は、今ここにい続けることより、
どこか遠くに誰も知らないところに行きたかったのかもしれない。
うつになって、
自分の理想とは違う働き方になって、
復職面談ではボロクソに言われて、
何もかもが嫌になって、
全てを投げ出したくなったのかもしれない。
少し乱暴な考えだったけど、
今の仕事を続けられない。
だったら、どこか遠くで憧れていた、移住を実現してみるのもいいかもしれない。
結婚もしていない、子どももいない。
なんて身軽なのだろう。
今しかできない、このタイミングを逃したら、
松本に住みたいという夢を叶えることはできない。
そんなふうにも思った。
父には早い段階から、
「松本に住もうか結構本気で考えている」
と伝えていた。
父の趣味は登山なので、
「いいな、お父さんも松本好きだよ」
と言ってくれた。
主治医やカウンセラーにもそれとなく。
「松本に住んでみたいな~って思っているんです」と
話してみていた。
「それもいいかもね~」なんて答えてくれた。
否定されたらどうしようかと思ったけど、
意外とみんな「いいじゃん」って言ってくれた。
移住に向けて動き出した。
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