【ショート】 整わないまま
―― short story ―—
目が覚めると、耳にさえずりが届く。
カーテンを開ける。
あたたかい光が部屋に差し込んで、
そっと、目を閉じる。
ケトルに水を入れて、スイッチを入れる。
少しすると、湯気が立ち上る。
白湯を持つ。
ひとくち飲むと、ゆっくり落ち着いていく。
音の少ない、朝。
机に向かう。
ノートを開く。
言葉を置く。
まだ、整っていないまま。
それでも、いい
いいなと思ったら応援しよう!
この物語を楽しんでいただけたら、そっと応援していただけると嬉しいです。いただいたチップは、物語を続けていく力に使わせていただきます。